生活のすべてに行きづまり、長浜の愛染堂で断食中の明け方、赤ん坊が母の乳を求めて泣く声に無心の境を悟った西田天香。その創始した「一燈園」生活の無所有・奉仕の思想を語る超ベストセラー待望の新版。
角はいつから数学史に登場し、幾何学や図学、測量学、また数学そのものを発展させてきたのだろう。また、角という基本概念は、数学以外の分野でどのように利用されているのだろう。本書は、角に関係の深い図形や関数の性質を考え、そのオモシロサを楽しむ本である。
小さな友だち190点。型紙はすべて実物大。
箸にかぎらず道具や用具は、最初から正しい持ち方・使い方を教えることが大切である。そして、技術は形にして見せ、教えることが基本。本書は生活技術の基本を教えるテキスト。
ドイツ中部の農村とルールの炭鉱町を舞台に、ありふれた日常生活のなかに潜むナチズムへの道すじを鮮やかに読み解く。
難読漢字2万3000語を収録した辞典。ジャンル別の構成で、自然、生活と行事、文化と歴史、人名、地名、漢字一般の6部から成る。同一分類内の排列は五十音順。見出し語のうちJISの漢字表に含まれ、かつ常用漢字以外のものには区点コードを付記する。巻末に総画索引がある。-難読漢字辞典の決定版。読んで楽しめるジャンル別構成。
激しい競争の中で技術レベルを高めてきた日本の中小企業は、「成熟社会」「超高齢社会」を迎える日本経済に、どう対応すべきなのか。大都市工業地域の現場を通して、「大都市と工業」、そして「地域と中小企業」の新たな関係を模索し、次代の大都市経済社会で中小企業に期待される役割を考える。
人類は無意識のうちに「別種の生命体」の誕生に手を貸してきた-。物たち-土器の砕片からコンピュータまでの隠されたいのちが露わになった今、かれらとの共生の道を提唱する、スリリングなライフサイエンスファンタジー。
デュルケムにとってトーテム集団は、宗教生活のみなずら社会そのものの原初形態であった。彼の考察は、信念や儀礼等の宗教的側面にとどまらず、思考の基本的な枠組、時間や空間の概念にまでも拡がってゆく。ウェーバーと並んで宗教社会学を確立し、以後の社会学の各分野に多大な影響を及ぼしたデュルケムの最後の著書。
全詩句4000余首。集字の半切作例が書作に対応。新時代の墨場必携。
十二世紀初頭、商業の発展で繁栄を誇った北宋の首都・〓京(開封)。宮城から街衢におよぶ広範な描写に、百万を数えた宋代都市民の活気に満ち溢れた生活がよみがえる。新図版多数。百万都市宋都繁昌記。
犬が人間とくらすときうんとこさと出てくる問題をだいぶぶん解決してくれる。犬の生活、犬の日常、犬の学問、ポストカードのセットです。
本書は、マヨルカ島でのショパンとの生活を『書簡集』の新資料によって、改めて位置づけようとした。これまで通俗的なエピソードとしてしか扱われなかったサンドーショパン関係の実像と、サンドという一人の女の生き方を浮彫りにするために。