ソロー(一八一七ー六二)は、ウォールデン湖畔の森の中に自らの手で小屋を建て、自給自足の生活を営んだ。湖水と森の四季の移り変り、動植物の生態、読書と思索等々が、「詩人博物学者」の清純な感覚で綴られる。湖とその周辺の写真多数を収める新訳。
一八五四年に刊行された本書は、自然とともに生きた著者の忠実な生活記録であると同時に、「どう生きるべきか」という人生の根本問題を探求した哲学の書ともいえよう。環境問題が深刻化した現代、最も普遍的・今日的なアメリカ文学の古典。
音楽療法とは何か、その歴史日本における発展と実際音楽療法士になるには、等知っておくべき事柄をわかり易く解説。
本書は、日本語教育での表記法を学ぼうとする人たちのために書いたものです。表記法に関する理論的考察、表記法に関する実際的規則、現時点での問題や課題、表記法を巡る日本語教育の実際、日本社会での表記法の実態などを網羅し、表記法を総合的に眺めなおして、試験にも役立つが表記法そのものへの興味も育てるようコラムも増やしました。表記法に係わる常識的な事柄については、問題を解きながら確認するかたちを採っていますが、各章はじめには、その章の内容や問題点がわかりやすいよう暗示的に鍵が隠してあります。
むらと都市は異なる原理で…食と農は同じ原理で…四十年にわたる農村巡礼のなかに、都会育ちの著者が感受した異と同のハーモニー。
私たちが元気に生きていくために、食べることがいかに大切かをこの本は伝えます。食べ物をその栄養や働きによって、赤・緑・黄色・白の4つの色に分けました。ふだん食べているものがどのグループに入るのか、体にとってどんなふうに役立つのか、楽しく知ることができます。
私たちが元気に生きていくために、食べることがいかに大切かをこの本は伝えます。食べ物をその栄養や働きによって、赤・緑・黄色・白の4つの色に分けました。ふだん食べているものがどのグループに入るのか、体にとってどんなふうに役立つのか、楽しく知ることができます。
私たちが元気に生きていくために、食べることがいかに大切かをこの本は伝えます。食べ物をその栄養や働きによって、赤・緑・黄色・白の4つの色に分けました。ふだん食べているものがどのグループに入るのか、体にとってどんなふうに役立つのか、楽しく知ることができます。
子どもたちの味覚を育てる“汁”の旨味や調味料などについて、わかりやすく伝えます。
ご飯やパンなど、エネルギーのもとをつくる食になる食べ物を紹介します。
本書では家庭でできる生ごみの処理法として、堆肥化および分解を述べてあります。微生物の力を最大限に活用し、自然界の物質循環に近づけることが大切です。自然の摂理にかなった方法を応用することが求められています。また第5章では、もっと大きな規模の生ごみの減量や堆肥化の実例を紹介しています。また、生ごみの他の活用例としてメタンガスの製造とその利用の例も取り上げました。
伝統的な折り紙から、遊べるおもちゃ、ゴジラ、ウルトラマンなどの怪獣まで80種以上を掲載。わかりやすい約束記号と図解で、むずかしい折り方も簡単解説。
『わたしはFをどのように愛しているのか?』との脅えを透明な日常風景の中に乾いた感覚的な文体で描いて、太宰治賞次席となった十九歳時の初の小説「愛の生活」。幻想的な窮極の愛というべき「森のメリュジーヌ」。書くことの自意識を書く「プラトン的恋愛」(泉鏡花文学賞)。今日の人間存在の不安と表現することの困難を逆転させて細やかで多彩な空間を織り成す金井美恵子の秀作十篇。
衣食住の全てを親まかせ、他人まかせにしてきた子どもやお父さんの自立のため「衣」「食」「住」の入門書。
エネルギーや物質を環境から受け入れはするものの外部システムの作動には関知せず、自己は自身をもとに自らを創出するー本書は、システムが自分自身の組織を形成し変化させていく閉じた環のなかにとどまり、その循環をよき環としてとらえなおそうという、まったく新しい生物学の原理“オートポイエーシス理論”の初歩的で原理的な入門書。生物のあいだの円環を意識しながら、生命の世界に対するしなやかな感性と、生物を制御対象ではなく自律主体として見る柔軟な視線でとらえるこの認識論は、1973年、チリのアジェンデ政権下における知的沸騰のなかで生まれ、社会や法律、現代思想に大きな影響を与えた。