社会史・生活史に光を当てる。美濃国安八郡西条村にあって、庄屋家族に生まれ育ち、自らも生涯現役で庄屋としての一生を生き抜いた人物。本書は、庄屋西松家が書き残した日記に焦点を合わせ、周辺の人びとをも含めて当時の農民生活を探る。
とにかくやるべきことが多い理系志望。何を勉強すればいいのか?時間はどう使えばいいのか?知りたいのは効率的で自分らしい高校3年間のすごし方。たんなる進学情報や受験勉強法を超えた、理系をめざす人への真のアドバイス・ブック。
電話をかけるとき手紙をかくときひとりで留守番をするときお手つだいをするときおふろにはいるとき…こんなときどうしたらいいかなとおもったことはありませんか。ふだんの生活のなかでの基本的なマナーをおぼえよう。
日本国際ボランティアセンター(JVC)は、1970年代後半におきた、カンボジア難民救援活動を直接のきっかけとして、タイのバンコクに誕生した。この本は、JVC10周年『NGOの挑戦』に続く、JVCの現状報告であり、悪戦苦闘の物語でもある。
お気楽、極楽、陽気なイタリア人。いくつになってもファッションに気づかい、会話と料理を思いっきり楽しむ人生の達人たち。そんなイタリアに魅せられて14年。愛すべき隣人おしゃれな友人たちを描いた珠玉のエッセイ。
本書は、一人一人の子どもの得意な認知処理様式を活用して、その子どもの学習の改善や促進を図るもので、認知発達レベルがおよそ小学校1年生から3年生くらいまでの子どもを対象としている。取り扱う内容は、国語、算数、遊び、日常生活の指導であり、通常学級で学習につまずきを示したり、通級による指導を受けている子どもを念頭に置いている。
なぜ、生きるのか。家族とは?愛とは?自分とは?…答えと勇気が見つかる読む道しるべ。
体長8センチ、体重18グラム。クリッとした黒目にふさふさの毛。はるか昔から日本の森に暮らすヤマネの謎にみちた生活をユーモアたっぷりに紹介。
十七世紀半ばから一世紀余にわたり繁栄を見せた欧州カフェ文化の先駆、コーヒー・ハウス。そこは政治議論や経済活動の拠点であると同時に、文学者たちが集い、ジャーナリズムを育んだ場として英国に多大な影響を与えた、社会の情報基地でもあった。近代都市・ロンドンを舞台にした、胡乱で活力にみちた人間模様と、市民の日常生活を活写する。
「自分」から逃げない、「現実」から逃げない。避けることからは、いかなる自信も生まれてこない。さまざまなことに挑戦し、自分を試し、実際の自分を知りさえすれば、たとえ実際の自分がどのようなものであっても、人は本物の「自信」を得る。
アリは本来が遠心的であるのに対して、われわれ人間は自己中心に生活しなければ生存できない、宿命的なエゴイストなのだ…と、目の前の小さなアリたちがくり広げる光景を観察するメーテルリンクは説く。くわえて「倫理の基本が逆転している」と、こたえを見い出す。蜜蜂においては「巣の精神」を、白蟻においては人間社会の未来を、そして蟻に出会うことから、この地球にくらすすべての「生命の普遍性」を考察する。
今日のわれわれ人間と同じ程度の文明に到達することのできた唯一の生物、それこそがシロアリであると説くメーテルリンクは、人間の出現に先行すること一億年のかれらの文明に想像をめぐらせる。『蜜蜂の生活』の発表から26年後、社会的昆虫の生活をテーマとした博物文学の一つに本書が加わる。後続の『蟻の生活』と合わせた昆虫三部作の中でも、シロアリという盲目の生物を扱った本書は、ひときわ異彩を放つ。
「蜜蜂荘」と名づけた南フランスの家に住み、古代ギリシャ以来の蜜蜂に関する文献を探索するメーテルリンクは、毎日、蜜蜂の巣にかよいつづける有能な養蜂家でもあった。その深遠な観察眼、つきることのない想像力と文学的才能により、社会的昆虫の生態を克明に、きらびやかに描きだす。
本書は、サービスを商品とみなし研究したものである。
七つの海を支配し、世界にさきがけて産業革命を達成した一八〜一九世紀の英国。工業化と都市化にともなって、英国人の生活はどう変わったのだろうか?当時の都市文化・家庭観・食事・病気・召使い・レジャー・パブなどの日常生活に光をあてる。
本書は、糖尿病と診断され、これから治療を始めるという方とそのご家族、あるいは健診などで糖尿病の疑いを指摘された、血糖値が気になっている、といった方々のために、糖尿病とはどのような病気か、どのように治療を行っていくのかを、わかりやすく解説したものです。
ディーラーの業務改善支援という地味な作業が、やがてGAZOOへと進化発展した。GAZOOは流行に便乗した大企業の余技などではない。お客様との接点から生まれた、より高いクオリティをもつ情報系の受発信基地である。本書では、GAZOOの奥にあるビジネスモデルをはじめ、トヨタが挑戦しつつある最新のIT戦略とグランド・ビジネスデザインを解読する。
本書では、高齢期をいかに自立して生きるかという課題の中で、葬送への準備を高齢期最後の生活課題として位置づけ、高齢期における主体的な葬送準備の方法としてのいわゆる葬送の「生前契約」に着目し、アメリカおよびわが国におけるその成立過程と現状をとらえ、将来の方向性を検討することによって、高齢期の生活課題を解決する選択肢として葬送の「生前契約」が果たす役割を述べるものである。
マッキンゼーは、なぜ世界一でありつづけるのか?その秘密とは?知識・情報を詰め込む前にビジネスの基本思考を学べ!世界最強の構造思考を公開。
タマネギはいろいろな生活習慣病によく効きますが、その効果は「食べ方」によって変わります。本書は、ガン・心血管病・糖尿病・気管支ぜんそく・骨粗鬆症などの病気ごとに、最も効果的な「食べ方」を追求したタマネギ料理の本です。タマネギ以外の材料もその病気の予防・改善に効果のあるものをできるだけ多く用い、タマネギの効果をさらに高めるように工夫してあります。最初にタマネギ療法の基本が要約してありますから、初めての人にも分かりやすく重宝です。