インパクトのメカニズムについて、正しく合理的な説明が、今までなされていませんでした。左手を説明する人は、右手が説明できません。右手で説明する人は、左手の説明を省いてしまいました。結局は、「良く分からない」とサジを投げてしまったのです。本書は初めて、左手と右手の関係を明らかにしました。また、今まで不明瞭だった、手、腕の動きに対応する、背骨の動きをも明らかにした。
死を目前にした人にかつて食べた最上の味を完璧に再現する“最期の料理請負人”が挑む、極上のミステリー。「満漢全席」に拮抗する「大日本帝国食菜全席」とは一体何なのか!?70年の時を超えた感動のラストを食べ尽くした瞬間、謎に包まれた幻のレシピが甦る。世界を魅了したTV番組「料理の鉄人」伝説のディレクターが料理と料理人への愛情で描き切った驚嘆のデビュー作!
新東京テレビ制作部に勤務する五味剛は、敏腕テレビマン。彼がプロデューサー兼総合演出を務める『生激撮!その瞬間を見逃すな』は、警察のガサ入れを生放送するという過激な内容が受け、毎回高視聴率を叩き出す大人気看板番組である。ある日五味は、覚せい剤密売犯のガサ入れ現場で偶然映し出された顧客名簿の中に、社内で絶大な権力を振るう編成部長・板橋庄司と思しき人物の名前を発見するー。嫉妬と欲望とプライドが渦まくテレビ業界を描く、衝撃の書き下ろし長編小説。
感覚統合の発達をわかりやすく解説。子どもの発達を促す感覚遊びに納得。画期的な保育士と作業療法士のコラボ!「ボール遊び禁止」「木登り禁止」など遊び環境の変化で、身体を使った遊びの機会が少なくなったなかで、保育士と作業療法士の感覚統合遊びで、子どもたちに育んでほしい力をつける。0〜5歳、年齢ごとの遊び29例。
高校を卒業したばかりの小麦は、ホテルのパート従業員だった父・細川幹夫が放火し、自殺を図ったホテルで素性を隠しながら働くことになった。父の自殺がきっかけで“ワケありホテル”となってしまった『クラウンホテル』だが、戦前はまるで龍宮城のような、想像を絶するほど華やかなホテルだった。ホテルには宝物が眠る金庫があり、その鍵を巡っていくつもの人生が狂わされていく。なぜ小麦の父・細川幹夫は自殺しなければならなかったのか。そして、金庫に隠された宝物とは何なのか。時を超え大きな謎が解き明かされていく極上のミステリー小説。
2018年に入り、米朝関係は危険な水域に達していた。一手間違えればアメリカの戦略核が平壌を襲い、北のICBMがワシントンに向け発射される。そんな危機的状況下で模索されるトランプと金正恩によるシンガポール首脳会談。その開催40日前、「五島重工」の社員、亀山元一郎が何者かによって連れ去られた。拉致される直前、息子の賢の元に父から一通の封書が届く。中には直径4センチ程のトルコ石、その表面にはギリシア神話にでも出てきそうな男の顔が彫られていた…。日本・韓国・北朝鮮を舞台に描く迫真のインテリジェンス小説。
パラリンピックがいつどこで始まったか、知る人は少ない。そして、パラリンピックの発展に、日本という国が深く関わっていることも、ほとんどの日本人は知らない。「パラリンピック」の名を冠して初めての国際スポーツ大会は、一九六四年の東京パラリンピックである。イギリスの小さな村の病院で行われた障害者スポーツ大会を始まりとして、この病院で研修した一人の日本人医師が東京大会を実現させたのが、現在に至るパラリンピックの源流である。その源流は、日本の障害者福祉や医療に一大変革をもたらし、アジア・南太平洋地域の国々にも障害者スポーツを普及させる役割を担った。そしてリハビリスポーツから競技スポーツへと進化していく過程でも、多くの人々の活躍と苦闘があった。またパラリンピックと障害者スポーツの支援には、皇室メンバーも深く関わっていたのだ。いよいよ東京で二度目のパラリンピックが開催されようとしている。パラリンピック六〇年の歴史を紐解きながら、これに関わった多くの人びとのドラマを描く、日本の障害者スポーツ史の決定版である。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
戦争でみんな失ったけど、どっこい自分の流儀は守ってる。世界に誇れる真の「地力」、一歩も引かない味・芸・製品・情、忘れかけた日本がここにはある。