日本人なら誰でも「良寛さま」が好きだ。しかし良寛を美化するあまり「山本家譜」や自筆と称する「過去帳」などが現われて真実を隠した。本書は良寛を愛する歴史家による「歴史としての良寛」である。
現在信じられている佐渡における日蓮の史跡の全ては、後世に作出されたもの。塚原配所や一谷配所、阿仏房など信者の家は、本当はどこにあったのか?佐渡出身の著者が詳細な現地調査と卓抜した手法で、日蓮に関わる重要史跡を特定した。昭和四十六年発刊の同名著書を全面的に“新版”へと大改訂。本書があれば、あなたは佐渡における日蓮の真実の足跡を知ることができる。
人間の生命エネルギーを活性化させ解脱にいたる修法。母タントラの原形となる聖典から、チャクラ・三脈管を活性化する代表的な聖典、シヴァ教と関係の深い儀礼や意識を死後に遷移する儀礼に触れた聖典に加えて、無上瑜伽タントラの最終形態の聖典までを網羅しわかりやすく解説。
村の帳箱の中には教科書や研究書とは別の、生き生きとした百姓たちがいる。文字を読み、能や数学を習い、黒船を見に集まり、奉行所をごまかして遊山の旅に出る。維新前夜、その熱気が日本を足下から揺り動かす。
幕末に佐渡に生まれ、蘭医となった柴田収蔵。遊山、お仕置見物、遊郭通い、結婚と離婚、病気等々…毎日のように本を読み、酒を飲んだ一庶民の想像以上に豊かな日常生活。
真の教育再生と学校教育改革の途を探る日米シンポジウム。子どもの教育の原点を問う。