『愛しているのだから愛してください!』プツリと切れる赤い糸…。
「アダルト・チルドレン」と「イノセンス」という二つの概念が融合することで「幸せに見える家族」の底に横たわる息苦しさの源が、はっきりと見えてくる。どうして少年たちはキレるのか?なぜ人を殺すのか?辣腕ジャーナリストの眼が光る。-「イノセンス」論の芹沢俊介氏との対談50頁分。
ニーチェの不朽の名著『ツァラトゥストラ』を老若男女すべてに読みやすく翻案。
前著『ひ弱な男とフワフワした女の国日本』が上梓されてから一年半が過ぎた。その間に日本の状況は一段と悪化した。経済がではない。人の生き方といったものがである。とくにお受験ママの狂乱ぶりは目に余るものがあり、その一方でしつけのまったくできていない子どもたちがぞくぞくと登場し、ついには学級崩壊にまで立ち至っている。なぜこんなことになったのか。日本はどうなるのか。英日での教授体験をふまえながら、日本の危機の根にあるものを明らかにする。
バブル熱沸き立つ第二帝政下。「貧乏芸術家」を指す「ボエーム」があらゆる「ろくでなし」を意味するとき、これこそ時代の寓意(アレゴリー)となる。山師実業家、御用ジャーナリスト、職業陰謀家、そしてその頭領、ナポレオン三世。怪しげな群像から浮かび上がる、無節操時代の精神。
この本は「自分史」の形をとった日本近代史であり、十五年戦争史であり、戦中から戦後への劇的転換の貴重な現場証言である。ことに八路軍体験の部分は、著者の自己形成史の重要なターニング・ポイントであるばかりでなく、中国共産党史の重要な一環をも表現している。
恋愛のプロ・ジゴロが手の内をあかす。ズバリ、「恋愛は自信だ!」。
親離れでつまづく子供が増えている。子どもを自立させるのが、どうしてこんな難しいのだろう。私は、どんな子育てをしてきたんだろう。現代の家族の問題を、精神科医とノンフィクション作家が徹底討論。
「いい音ってなんだろう」と常に問いかけながら調律ひとすじの人生を歩んだ著者。総部品8000余点からなるピアノをピアニストたちにとって常に最高の状態で提供してきた調律師、今初めてその秘密のすべてを語る。
貧に生き、貧に死んだ女の一生。
あなたの“夫”は改造できる。
2001年9月、アメリカを襲った同時多発テロ。憎むべき犯罪の陰に、世界経済崩壊が既に芽生えていた。新孤立主義を採る、唯一の超大国アメリカが、砂上の楼閣であると分かった時、崩壊が始まっていた。世紀末的崩壊が、21世紀初頭に現れたのは、神の悪戯だったのだろうか。近未来経済社会を大胆予測。
「リングの汁」から約2年、映画・テレビ・プロレス格闘技を中学生気質で書き下ろした青い本。
観戦記者が綴る天才が織り成す盤上の死闘!多士済々の棋士群像。
男と女がすれ違うのはなぜだろう?米国の結婚カウンセラーが解き明かした「夫婦関係が円満になる10の視点」。