90年代、乙女の聖書として語り継がれし伝説のエッセイ、遂に単行本化。
時は寛政。老中・松平定信が緊縮財政に躍起の時代。ひょんなことから義賊の一味に加わった小蝶は、頭領の幻之介に率いられ、萩乃、桔梗とともに田沼一族の隠し金強奪計画を決行する。忍び込む先は…エッ、松平定信の下屋敷!?隠し金はなぜ定信の手元にある?幻之介の真のねらいは?三人娘誕生の鍵をにぎる「チャーリー」は誰?息をもつかせぬ展開とどんでん返しの連続。興奮度100%のネオ時代小説。
ひとつの方向に向かってひたすら突っ走ってきた我々団塊。でも、この先は自分で「入り口」を決めて歩まなきゃ…。「エライことだ。どうすりゃいいんだ」お金・住まいから夫婦・子供との関係まで、団塊世代の私と一緒に考えてみませんか。
土蔵の中での不思議な出来事から紐解かれるある時計店一族の愉快で懐かしい昔話。舞台は、東京、名古屋、中国、ニューヨーク…。そして、明治・大正・昭和・平成を一気に疾走する。どこかに忘れてきた大切な何かをもういちど思い出させてくれる台詞の数々。可笑しくて、時に切ない人情寓話。
笑わせんな、泣きたいのに、どうかスッキリ泣かせてくれよ…朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞最優秀作品賞受賞作品。
あるときは赤穂浪士のたどった道、またあるときは箱根越え。暑さにも、寒さにも、締め切りにも負けず、ミヤベミユキはひたすら歩くー。同行するは、奇人変人担当者。ご一行が繰り広げる珍道中の顛末やいかに。面白くてためになる、時代小説ファンも必読。さあ、あなたも一緒にお江戸の旅へとタイムトリップ。
あなたの赤ちゃんに最適な名前をつける手助けとなるよう、さまざまな角度から解説・構成。赤ちゃんに最高の名前を贈る本。
ひとつの音の美しさと正しさに目覚める。クロイツァー、ギーゼキング、テーンベルク…名ピアニストたちの伝統を受け継ぐ著者が次世代に伝える演奏法。
千波の携帯に、突然『潮風』と名乗る人からのメールが送られてきたのは、去年の五月十日の木曜日のことだった。メールの言葉に励まされて、千波は卒業式を迎えたが…。
不況時でも入居者が殺到する「ゲストハウス・シェアハウス」経営のノウハウが丸わかり。
日本近代文学の祖にして非モテ文学の金字塔、二葉亭四迷『浮雲』の現代語訳版、ここに誕生。
家族をもたず、信じることを知らない少年イオンの孤独な魂はどこへ行くのかー。