草食系男子、“アラ還”おひとりさま、不思議ちゃん女子…こういうヘンな人たち、いますよね。見てるだけなら面白い、でも近くにいるとちょっと困る。
年金相談センターの窓口でアルバイトをしている一枝、62歳、独身。ローンは完済、貯金もある。死ぬのは怖くない。だが彼女、趣味のバレエ教室では深窓の大奥様という嘘八百を並べ立てていた…。孤独でひねくれた女性の心理を描く「浮いてる女」ほか、ちょっとヘンな男女6人の人生模様を描く短篇集。
ドイツで100万部突破!爆発的人気を呼ぶ話題作。セックスしか頭にない男どもに愛想をつかした美女カルメン、35歳。新聞に「インポ求む」の広告を出したところが、ふるいつきたくなるような男がくるわくるわ…。愉快で、エッチで、本当はちょっぴり深刻…小説のワクを飛び出した抱腹絶倒のインポ大騒動。
「愛しているー我が唯一の乙女」。繰りかえし見る夢のなかで美しい騎士と愛し合っていた高校生の真梨は、学校帰りに出会った蒼い瞳の青年に唇を奪われる。彼は英国貴族のストラトフォード伯爵ー夢に出てきた騎士の生まれ変わりだった。やがて甦る前世の記憶。それは激しくも切ない禁忌の恋の想い出…。ヨーロッパ全土を舞台に繰りひろげられる、華麗なるラブロマンス。
若色麦子、職業税理士。安定収入で家族と同居、暮らしに不自由はないけれど、いつもちょっとウツ気分。京介という恋人がいるけれど、「どうしてそんな男と」と周囲からは責められる。確かに仕事をすぐ辞めてしまう彼だけど、誰にもない才能がある。京介のためなら、金策だって惜しまない!?麦子の決心に、周囲はそれぞれ違う反応をしてー。「つまらない男」に振りまわされる女性たちを、時にコミカルに時にせつなく描く、大人の恋愛小説。
平安時代、江戸時代、そして、今。女性が発言権を持つ時代になると「顔がいい男」が台頭してくる。それは単純な顔立ちの美しさよりも、本人の意思によってつくられる身だしなみや振る舞いによって左右される。実際の「顔がいい男」の演出力・コミュニケーション力の例をもとに、社会で求められ、支持される「イケメン」力を探る。
「悔しければ、わたしを唸らせる脚本を書いてみろ」テレビ局の研究生・東雲は若くして賞を獲り、その後スランプに陥った小説家だ。敏腕プロデューサーの黒崎と出逢い、脚本を書き始めた。だが、黒崎のダメだしは過激だった。高いプライドが台詞をダメにすると言い、東雲に裸になって執筆することを命じた。東雲が反発すると、情熱的に口付け、悦楽を教え込む。…もう、翻弄するのはやめてくれ!!ひどい男なのは分かってる。…なのに、どうしても、黒崎のことが頭から離れなくて…。
いまいい男は、天才である。いまいい男は、美しい。いまいい男は、性格がいい。瀬戸内寂聴が自ら選んだ十七人のいい男との対談集。
ピンチでも、堂々としている男とつきあおう。会話の省略を楽しもう。「あの男だけは、ダメ」と言われる男とつきあおう。ほかの女と一緒に怒らない。最初のデートで、しよう。誰にでも笑顔を見せない。安心にトキメキはないことに気づこう。知らない場所に1人で行ける行動力を持とう。…ほか「タブーを破る60のチャンス」。
義兄の万貴は眉目秀麗、文武両道でまさに完璧。洸は万貴に少しでも近づきたくて、彼が通った高校で彼が務めたテニス部の部長と生徒会長を務めている。一生懸命な洸を、万貴は笑顔で見守ってくれる。なのに万貴が親友を家に招く度、“俺の”お兄ちゃんなのにと、洸の嫉妬心と独占欲は募っていく。そんな時、今まで知ることのなかった、万貴の酷くて甘い本音を知って…!?
誰でも簡単に幸せになれる。あなた自身とあなたの住んでいる家についている「厄」さえ落とせばいいのです!本書は、「ゼロサンの法則」で見る厄のつき方、本命星別厄落とし法などを紹介。
人間関係の達人でも、一生かかっても解けなかった「男と女の謎」。それに対して、数多くの心理実験が導き出した答えとは…。
「世の中のカン違いバカ男をぶった斬ります!!!!」ネット掲示板で話題騒然。女性には「福音の書」、男性には「禁断の書」、ついに発刊。
寛政元年八月、桔梗(老中・松平定信の妹、白菊姫)は、館山藩の礼姫から譲り受け、脇差の下げ緒に結んでいた白い珠が、青白い光を放ち、『孝』という文字を浮かび上がらせるのを見た。折も折、館山藩主・稲葉正武に不穏な動きがあるとの情報を伝え聞いていた定信は、その内偵を「紅無威おとめ組」に託す。すぐさま桔梗は、仲間の萩乃、小蝶とともに一路、館山へと向かうが、なぜかその一行に滝沢左七郎(のちの滝沢馬琴)なる冴えない戯作者の卵が付き従うことに…。「紅無威おとめ組」が館山で目にしたものとはー?白珠が奇っ怪な文字と光を発した理由に辿りついた時、三人娘の運命をも左右する空前絶後の闘いが始まった…。全く新しい女傑たちが巻き起こす大スペクタクル。時代小説の常識を覆す、大江戸チャーリーズエンジェル第2弾。
乱世に勇名を馳せた戦国武将たち。彼らが一角の人物であったことは史実が物語るとおりである。だが、女性から見て魅力的かどうかはまた別だ。本書は、信長・秀吉・家康の天下人をはじめ、人気の武田信玄や伊達政宗など、代表的な戦国武将20人を厳選。ベテラン女流歴史作家が、各々の事跡・逸話をふまえ、「いい男」「ダメ男」の理由をズバリ指摘するユニークな歴史読み物である。
清盛、義朝、為朝…戦乱に生きた、26人の「泣ける」生きざま。イラスト・マンガで『平家物語』のあらすじと人物がわかる。
モテる男とモテない男は紙一重。笑える、共感できる、役に立つ36条。
「こんな小説はゴミ以下です」老舗文芸出版社の初仕事で、作品を全否定された大人気ラノベ作家・高取カイ。柔和な笑顔で辛辣に告げたのは、担当編集の神命だ。「こいつ、絶対に俺を見くびってる!!」けれど、デビュー作から小さなコラムまで、なぜか全ての作品を熟知している神命に逆らいきれない。その上、作品を熱く語る神命の強い眼差しが、仕事を超えてカイ自身に向けられているようで!?