「ねこのつめとぎってなんのため?」「ねこの好きな食べものはなに?」ねこを家で飼っている人、飼ってみたい人、そして飼えないけれど大好きな人。みんなの疑問はこの本でバッチリ解決。ねこの飼い方、ねことの遊び方をわかりやすく紹介します。
歌謡曲やトレンディドラマは、恋愛するのは当たり前のように騒ぎ立て、町には手を絡めた恋人たちが闊歩する。こういう時代に「もてない」ということは恥ずべきことなのだろうか?本書では「もてない男」の視点から、文学作品や漫画の言説を手がかりに、童貞喪失、嫉妬、強姦、夫婦のあり方に至るまでをみつめなおす。これまでの恋愛論がたどり着けなかった新境地を見事に展開した渾身の一冊。
前著『ひ弱な男とフワフワした女の国日本』が上梓されてから一年半が過ぎた。その間に日本の状況は一段と悪化した。経済がではない。人の生き方といったものがである。とくにお受験ママの狂乱ぶりは目に余るものがあり、その一方でしつけのまったくできていない子どもたちがぞくぞくと登場し、ついには学級崩壊にまで立ち至っている。なぜこんなことになったのか。日本はどうなるのか。英日での教授体験をふまえながら、日本の危機の根にあるものを明らかにする。
バブル熱沸き立つ第二帝政下。「貧乏芸術家」を指す「ボエーム」があらゆる「ろくでなし」を意味するとき、これこそ時代の寓意(アレゴリー)となる。山師実業家、御用ジャーナリスト、職業陰謀家、そしてその頭領、ナポレオン三世。怪しげな群像から浮かび上がる、無節操時代の精神。
「男って、哀しいもんだなぁ…」鍛えぬかれたスポーツ選手をインタビューしながら、弱くて淋しいルポライターは呟いた。哀しくて、やがておかしき私小説的ルポ。
この本は「自分史」の形をとった日本近代史であり、十五年戦争史であり、戦中から戦後への劇的転換の貴重な現場証言である。ことに八路軍体験の部分は、著者の自己形成史の重要なターニング・ポイントであるばかりでなく、中国共産党史の重要な一環をも表現している。
もう男らしさにこだわるのはやめなさい!女に捨てられる男になるか、よきパートナーになるか。「きみは大丈夫?」「あなたの恋人は、夫は?」。
この国の「貧魂」と「麻痺(ボケ)」は、どこからくるのか?戦後日本の堕落の責任を「昭和ヒトケタ」に問い、自戒をこめて日本再生への道を探る、憂国、愛国の書。
1998年暮れに他界した巨匠・木下恵介の多面的世界に肉迫する気鋭の書き下し!木下作品49本のうち、いままで語られることの少なかった『わが恋せし乙女』『少年期』『惜春鳥』など12本を詳細に見直し、まったく新しい木下像を構築する。
ブリリアントな論証力で、捏造された「歴史」と対峙する。二千年を遡行し、「日本=母系的社会」の祖型を明視する書き下ろし大作。
恋愛のプロ・ジゴロが手の内をあかす。ズバリ、「恋愛は自信だ!」。
キャバクラ通いでスッカラカンの人、女といえばヘルス/ソープ嬢という人、テレクラで「ガン!」と切られた人、もちろんフツーのコは相手にしてくれない人、もう、キミにはナンパしかない!ナンパは元手はいらない。たとえフラれても、チャージ料金は¥0。ただ、勇気とロマンがありさえすればいい。さあ街に出よう。女のコがキミのひと声を待っている…。
ターゲットとする短大(医療技術系)を明らかにした。本文を「出題傾向と対策」と「問題編」に分けた。最新の典型的な問題を収録し、出題形式別に配列した。解答には詳細な解説を付した。2000年度版。
親離れでつまづく子供が増えている。子どもを自立させるのが、どうしてこんな難しいのだろう。私は、どんな子育てをしてきたんだろう。現代の家族の問題を、精神科医とノンフィクション作家が徹底討論。