エンジ、コニシキ、ヨイショの女探偵たちは、親友ミーコの自殺に不審をいだいた。はたして遺書には、重大な秘密がかくされていた。
“ワル”-何という魅力的な響きを持つ言葉だろう。それは、女のいわゆる理想の男性像、頼もしい男性、誠実な男性、優しい男性、とはまたちがう抗いがたいトーンで女の深部をくすぐり、ほっと溜息をつかせる。-きれいごとではすまされない愛の機微、聡明な大人の恋をするための必読の一冊。
料理は難しく考える必要はない。とくにステーキは、シンプルな調理法こそ最大の秘訣-。日比谷松本楼の名物シェフが、百種類余のステーキ料理をすべてテフロンのフライパンひとつで自ら製作し、かなめのポイントをズバリ指南する。その調理は豪快にして美味。これぞ男のためのオリジナル・カラー文庫。
執念と闘争心!星野一義・極限の激走。世界最高速の世界に挑み、あらゆる限界にチャレンジする「日本一速い男」のル・マン・F1・F3000などの熾烈な戦いを描く。
本書は、クルマのトラブルをユーザーがみずから発見し、回避、修理するためのノウハウを、JAFロードサービス隊での経験をもとにまとめたものである。これを身につければ、あなたはマイカーを自分自身の手で救急整備できる“クルマに強いカーユーザー”になれるはずだ。
おもわずニヤッと笑ってしまうおとぼけ話がいっぱい!小学校低・中学年向。
江川という男はファン、アンチを問わず、常に目の離せないピッチャーだった。個性派といってしまえばそれまでだが、とにかくこれまでの球界にはいない新しいタイプのスターだった。巨人担当ベテランの柏記者が熱筆をふるった本書は、そんな江川の正体を見事に描く。
世の男のタイプには、じつは、「ただの男」「ダメな男」「ほんとうにいい男」の三種類がある。この区別、男の私にはよくわかるが、女性にはなかなか理解できないようだ。それがために世の女性たちの多くは、「ダメな男」を「いい男」と見誤り、結婚したあと、悩んだり後悔したりして、結局は、つまらない人生を歩んでしまうことになるのである。結婚をまえに迷う女性が、こんな失敗をしないようにと願って書いたのが、この“心理講座”である。
フットレース賭博全盛の19世紀末アメリカ、役者ながら往年の名ランナーであるモリアーティは、旅の一座〈西部劇場〉を率いて巡業のかたわら、無名の足自慢をランナーに鍛えあげ、町々の〈速足〉に挑戦させてゆく。-傑作「遥かなるセントラルパーク」の著者が、南北戦争後の猥雑な熱気に溢れた時代相を背景に謳いあげた人間讃歌。
移り変る東京の風物を背景に、それぞれに孤独を秘めた女と男が、残酷で優しい人生の迷路への哀歓を織りあげる、夜と昼のラブ・ストーリーズ。大都会の男女のメルヘン。
三人の息子たちに言わせれば、今でも私は“恐い親父”らしい。べつに、しょっちゅう叱ったり、殴ったりしていたわけではないのだが、息子たちは、私が黙ってすわっているだけで恐くて、緊張していまっという。私だって、内心では、子どもが母親にばかりなつき、父親を敬遠しがたなのをさびしく思うときもあったし、子どもを殴ったとき、「かわいそうなことをした」と思うこともあった。しかし、私は“恐い親父”でよかったと思っている。男の子には、叱ったり殴ったりしても教えなければならないことがある。それを一生懸命に教えてやるのが、父親の仕事ではないだろうか。私はそう信じて、三人の男の子を育てきた。
バイオトライボロジー(biotribology)とは、生物学(biology)と摩擦学(tribology)との合成語である。バイオトライボロジーの世界は広いが,現実に研究に着手されている分野はそのごく一部である。その中で最も多くの関心を集め、かつ臨床的に切実な問題は、関節、人工関節である。本書はその研究成果の一部をまとめたものである。
テレビ大好き、好奇心いっぱいの山藤米子が出逢った現代に生きる34人の男たち。あたたかく透明な眼でみつめ、いい男たちの優しい素顔を捉えた魅力あふれるエッセイ集。
あたしたち、5年1組のお元気5人組。胸がときめくこと、大すき!今は、ローラースケートに夢中〓ところが!そんな5人組のまわりで、「悪漢ローラースケーター」事件が-!
ある朝、5年B組の教室に、とつぜん心霊写真がはりだされていた。さあ、たいへん!だれが、なんのために、こんなショッキングなことをしたのだろうか。そして、心霊写真のモデルにされたのはだれ?おなじみ、大マジ三人組が、ナゾをとくために、勇気をもってたちあがった。ウーッ、興味しんしん!