武田百合子没後30年、『富士日記』のあらたな魅力にせまる!
男は6人の少女を誘拐し、性的虐待のすえ4人を殺害した。地獄を生き延びた女性による、渾身の告白。
涼太と祝言を挙げ、青陽堂の嫁としての新たな生活を迎えた律は、息抜きに出かけた先で、同じく嫁いだばかりの女たちと知り合う。悩みを打ち明け合える知己を得て心強く思う律だった。一方、池見屋で、律は義母の佐和もよく知る由里という女性に出会う。彼女は何やら心に憂いを抱えている様子なのだがー。一途に生きる女職人の人生を描く人気シリーズ第六弾。
事務次官や官邸などを巻き込んだ攻防の末、「女子の本懐」の言葉と共に防衛大臣を退いた著者が、今だからこそ明かせる胸の内を緊急出版。
夫婦、娘2人の一家4人が9坪の家を建てて住むことになった!-1、2階合わせて15坪の空間をどう使う?幻に終わった増築案とは?白昼堂々の家宅侵入者って誰?進行中の緑化プロジェクトとは?土地探し、設計、建築から、実際の生活まで。主婦として、この家に暮らす著者が描く、波瀾万丈、抱腹絶倒の自邸建築体験記。
「生まれ順」が人生を決める!長男長女は仕切りたがり屋、次男次女は気配り名人、末っ子はムードメーカー、一人っ子は自信家。6、7歳で決まる性格を読み解く。
1825年のロンドン。両親を亡くしたアメリカ人の娘セリニーズは、裕福な後見人のもとで暮らしていた。だが、後見人が急死し、その親戚の冷酷な男アリステアに家を追い出されてしまった。困り果てたセリニーズは米国に帰る決心をし、船を捜す。運よく、幼い頃にひそかに憧れていた男性ボー・バーミンガム船長の商船が見つかった。が、アリステアが、後見人の遺産を相続するにはセリニーズの存在が邪魔なことを知り、追いかけてくる。ボーは気づいたー彼女の身を守る唯一の手段は、彼女と今すぐ結婚することだと。『炎と花』につづくロマンス巨編。
兄、永之助は壮健で朗らかな医師、弟、直次郎は病弱で繊細な文筆家…太陽と月の如く対照的な黒木家の双子兄弟。だが、露西亜との戦が終わり復員してきた兄は、人が変わったように暗い翳りを纏っていた。戦地に赴く前、積年の思いを告白され体を許してから、ずっと兄の帰還を待ちわびていた直次郎はその豹変に戸惑う。そんな折、帝都では女性ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が。まさか犯人は…。狂おしき異端浪漫。
実の親にさえ魔女と恐れられ、城の塔に幽閉されていた第一王女アレクサンドラ。そんな彼女を連れ出したのは獰猛な男レオニダス。彼はイグニス国の将軍で、ここシルワにも戦いをもとめて攻め入ってきたのだった。国王一族は逃げ出し、一人残されたアレクサンドラにレオニダスは言う。「俺がおまえをシルワの女王にしてやる。俺の子を産め。俺は自分の国が欲しい」アレクサンドラの運命は。
初歩からわかるあっぱれな解説で、映画の世界が、現実の科学者の挑戦(と危険な実験!)や、私たちの日常へと結びついていく。『エイリアン』『猿の惑星』から『インターステラー』『エクス・マキナ』まで、新旧名作SF映画の科学に正面から切り込む、笑いと無駄に詳しい知識が満載の一冊。映画よりも面白い!