とんでもない意気地なし、と噂の少年・雪哉に剣の指導を頼まれた市柳。怯える雪哉に自信満々で打ち込むが、異和感を覚える(「ふゆのことら」)。貴族の少年たちが、父の跡を追う職人が、権力闘争のはざまに育つ姫君が、全身全霊で守りたいものとは。異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」震撼の第二部へ橋をかける必読の8編。
毎年のように訪れている北欧の国々-フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド(エストニアもちょっとだけ)。建築、デザイン、ダンスをきっかけに始まった旅がいつしか北欧の味やファッションにも魅せられ、街歩きから島へ、森へと旅する場所も広がっていく。名物イベントで夏のスウェーデン人を観察、デンマークの“母”の家で過ごす時間、フィンランドじゃない国でサウナに目覚めた話。ノルウェー人いい人伝説、自分史上最高のシナモンロール体験など、ちょっとディープな北欧の旅。
児童精神科医が語る、乳幼児期の育児の大切さ。
たんたの誕生日に、ふしぎな地図がまいこみました。矢じるしや△じるしの書いてある、たんけんの地図です。たんたは、さっそく出発。すると、どこからか、へんなひょうの子があらわれて…。夢いっぱいの楽しい幼年童話。
キャスターから国会議員へ転身、大臣、さらには都知事へと、権力の階段を駆け上ってきた小池百合子。しかしその半生には、多くの謎が存在する。「芦屋令嬢」時代、父との複雑な関係、カイロ留学時代の重大疑惑ー彼女は一体、何者か?徹底した取材に基づき、権力とメディアの恐るべき共犯関係を暴いた衝撃ノンフィクション!
ことちゃん、せんたくだーいすき。ねこのねえことにいこが、みにきて「ことちゃんなにしてるの?」「にゃーにい?」「せんたくしてるのせっけんつけて」もくもくもく、ぶくぶくぷわー。「わたしたちもやりたいなー。やってもいい?」「にい?」2才から。
乳幼児期の子どもの育て方についてばかりでなく、母性と父性について、あるいは少年が起こす事件の背景にある育児とのかかわりについて、また、障害を持つ子どもをどう育てたらいいのかなど、じつにさまざまな質問について、臨床の場で多くの子どもや家族と出会ってきた著者が、その経験をふまえてわかりやすくお答えしていきます。
ゆうじが森のキツネにもらった、小さなそらいろのたねからはえてきたものは…?多くのこどもたちに親しまれるファンタジー作品です。英語と日本語のCD(22分)と絵本のセット。
独学で植物学を志し、のちに世界的な植物分類学者となった牧野富太郎が、伸びやかに綴った随筆。和漢洋の典籍を渉猟し、本草書を精査した著者が、その学識を背景に、植物の名の由来、その生態、日本人と植物の関わり方の歴史などを明快に説く。「馬鈴薯とジャガイモ」「キャベツと甘藍」「楓とモミジ」など身近な植物の分類にまつわる話から、「昔の草餅、今の草餅」「茶の銘玉露の由来」「中国の椿の字、日本の椿の字」「海藻ミルの食べ方」といった稀有な蘊蓄まで100題。挿絵多数。