どうして僕は生まれてきたの?「ゾウたちの楽園はタコ坊とおふくろにまかせたからな」“日本初の少年ゾウ使い”の夢をかなえ、逝った少年の短い生涯を母が綴る。小学生から読めるふりがなつき。
「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」亡き祖母の奇妙な遺言に従い、「魔女の館」と噂される洋館に、理瀬は、やってきた…。華麗なる恩田ミステリー。
「男性中心、上からの開発政策」から「女性による下からの開発」へ。「階級」と「ジェンダー」の二重の差別に苦しんできた女性に、「労働者」としての自分を発見させ、女性の主体化をうながした自営女性協会「SEWA」。そこでのフィールドワークから見えてくる女性のエンパワメントとその葛藤。
動物好きのぽややんな高校生・心は、ある月夜の晩、美しい銀狼と出会う。狼は呆然とする心の唇を奪いー次の瞬間、ハンサムな若い男に変身しちゃったのだ…!?キスすると変身するその狼男・銀二は、自由気儘な便利屋さん。なりゆきで手伝うハメになった心だけど、変身する度に何度もキスを迫られて!?どんどん過激になるキスに、心はドキドキ、食べられちゃいそう…。おまけに妙な事件に巻き込まれて、大ピンチ!?Hもがっつりな書き下ろし。
花は朽ちてしまうはかなさがあるからこそ美しい。花と向き合うときに大切なのは明確なビジョンをもってデフォルメした景色を作ること。保坂桂一の花は、1本1本が女優であり、与えられた空間で自らの最高の美を演じる。天性のおもむくままに花生けする彼が描き続けるらしさ・らしく・らしいのある花百景とは-。
遠い昔の思い出、幼い頃に聞いたお伽話、切ない恋の記憶…。夢のかけらのような32篇の小さな物語。
母親の陰謀で社長の座につかされてしまった片桐貢は、秘書の東雲が大の苦手だ。東雲のいつもクールで完璧で、人を小馬鹿にしたような態度が気に入らない。ある日、暗いところがキライなのを、東雲にしられてしまった!それ以来、それをネタに脅されて社長業を続けるハメに。しかも重役達に会社乗っ取りの企みがあるようで、東雲の指示でスパイのまねごともさせられてー。
夫婦、娘2人の一家4人が9坪の家を建てて住むことになった!-1、2階合わせて15坪の空間をどう使う?幻に終わった増築案とは?白昼堂々の家宅侵入者って誰?進行中の緑化プロジェクトとは?土地探し、設計、建築から、実際の生活まで。主婦として、この家に暮らす著者が描く、波瀾万丈、抱腹絶倒の自邸建築体験記。