渓流から海辺、海中に暮らす宝物のような生き物たち。エビ・カニ、ウニ・ヒトデ・ナマコ、サンゴやゴカイの仲間、海草・海藻、そして魚たち。この宝石のような生き物たちは、どこから来て、どのように暮らしているのか。研究者たちが案内する。
かものはし、うま、かわせみ、ペリカン、きつつき、わに、かば、はしびろがも、はしびろこう、つばめなどなど。
あぶらぜみ、よたか、ガラスはぜ、リーフィーシードラゴン、たこ、とのさまばった、よしごい、えだしゃく、いそこんぺいとうがに、ピグミーシーホースなどなど。
かえるあまだい、ほっきょくぐま、おおありくい、ライオン、ぞう、うみがめ、いのしし、しまうま、さけ、かるがもなどなど。
とびずむかで、ほんそめわけべら、いいだこ、しまうま、はりねずみ、ひょうもんだこ、いわし、せみほうぼう、じゃこううし、アルマジロなどなど。
本書に登場する「やきもの」は大半が遺跡から出土したもので、接着剤でつないだり欠けた部分を石膏で埋めたりした、つぎはぎだらけのものが多いはずです。それらは実際に当時の日常生活を支えた道具で、中世社会の“生の実態”を伝えているのです。
タコ、チンアナゴ、クマノミ、メガネウオ、カミソリウオ、コブシメなど。
ユキウサギ、ライチョウ、オコジョ、タテゴトアザラシ、ホッキョクグマ、シロイルカなど。
ハマグリ、ヤドカリ、モクズショイ、マテガイ、ミヤコウミウシ、ヨロイイソギンチャクなど。
ショウリョウバッタ、ハナグモ、カヤネズミ、キタテハ、ダンゴムシ、モグラなど。
アマガエル、カワラバッタ、ドジョウ、ヨシゴイ、オオサンショウウオ、コチドリなど。
ニイニイゼミ、トラフズク、クロコノマチョウ、カモシカ、タチヨタカ、カメレオンなど。
古来からやきものに描かれてきた文様を100種取り上げその意味や歴史的背景、鑑賞のポイントなどを解説しました。器を美術品へと昇華する「装飾」としての力はもちろん、生活を愉しむ人へ「集める喜び」を教えてくれる存在でもあるーそんな文様の魅力を知ると、器がもっと好きになります。