幼い頃から能に親しんだ白洲正子は、現世は仮の姿という中世的な世界観を呼吸してきた。自らは信仰心はないと言うが、熊野那智の山上の荘厳な光景に補陀落という観音浄土を感じとり、西国巡礼以降、近江散歩ではいにしえの歴史と重ね合わせつつ、景観のなかにも手を合わせるような“祈り”のこころを持つ。その結節点にはいつも十一面観音像があった。人間の生死を超越するもの、見えざるものへの晩年の正子の表現の流儀を読む。
昔も今も大人気!江戸時代を代表する歌舞伎演目と読み本!江戸時代の怪談と不思議な話!
スタイリストの先駆者がいまこそ伝えておきたい、きものの楽しみ。白洲正子さんに教わった木綿のきものの着こなし、大人の女性ならぜひ着てほしい藍と白の浴衣。睦月から師走まで、季節を彩るきものに12のエッセイを添えて。『フィガロジャポン』好評連載、待望の書籍化。
●松井愛莉 三吉彩花 玉城ティナが着る
成人の日を彩るベスト振袖
●体型別・人気の帯結び20アレンジ
●絶対似合うヘアスタイル
●私だけの振袖 選び方チャート
●先輩に聞く、失敗しない振袖選び
●進化した二十歳のMen'sきものスタイル
●小物でアレンジ「ママ振袖」で成人式!
おしゃれな暮しを提案する婦人教養総合誌家族で迎える新しい年のスタートに
「今、改めて 日本のお正月」
新年号は恒例の『ミセス』オリジナル手帳に加え、
五郎丸歩さんのサイン入りポスター(A2サイズ)が特別付録に!
さらに、日本全国から厳選した「また行きたくなる、おいしい宿」のとじ込み付録と、
1〜3月号を連続でご購入のかたに
「創刊55周年記念プレゼント」も同時掲載。
表紙は鈴木京香さんが、新春のきもので登場です。
〈主な内容〉
●〈特集 正月は日本の宝〉
・伝えたい祝いのかたち
受け継がれてきたしきたりには、どんな意味があるのでしょう。
民俗学者、新谷尚紀さんに日本の正月の始まりを渡辺真理さんがおききします。
・寿ぎの器揃え
ぱっと目をひく大皿やお重から、かわいらしい豆皿まで。
・「本湖月」の家庭で作る正月料理
大阪・道頓堀の日本料理店「本湖月」の穴見秀生さんに習う
定番にしたい「祝い肴三種」や雑煮椀、卵焼きなどを作り方つきでご紹介。
●〈新連載〉 時代を創る男たち 「ラグビー選手 五郎丸歩さん」
五郎丸歩さんが、日本屈指のスポーツライター、玉木正之氏によるインタビューで登場。
この企画のために撮り下ろした凛々しい着物姿のポートレートはファン必見です。
●〈ファッション特集〉自分のスタイルを見つける
おしゃれな人には流儀があります。女性のタイプ別にワードローブのそろえ方を指南。
装いに定評のあった向田邦子さんのファッション観もご紹介します。
●目利きが選ぶ手土産
贈るものや渡し方によって、心遣いとセンスが表れる手土産。
各分野でご活躍のかたがたに、とっておきの手土産を聞きました。
表紙:賀来千賀子
祖母や母から譲り受けた大切な着物、思い出のたくさん詰まった着物…。たんすの中に眠らせたままにしておかないで、一緒に時を過ごす服へと蘇らせてみましょう。簡単な裁断とソーイングでできる服を集めました。
Penやフィガロなどの人気雑誌のバックナンバーはこちら
男のためのハイクオリティ・マガジン【完全保存版】ひとり、京都。
男が京都へ行くのならーーひとりで行くことをお薦めする。
寺社や美術館、庭園を訪れるのでも、自分ひとりのペースで誰にもじゃまされることなく時間を過ごしたい。
ましてや祇園、京都ならではの古書店などは、まさに男が楽しむための場所ではないか。
割烹や居酒屋、バーでひとりしっぽり杯をかたむけるのも、書店で見つけた本をカフェで読みふけるのも思いのまま。
これぞ、ひとり京都の醍醐味だ。
京都を知りつくす案内人に教えてもらったアドレスや、新選組、本阿弥光悦の魅力に迫る読み物、背筋が伸びる着物の薦めまで、京都のすべてを堪能あれ。
その他、連載など。
とてもにているけど、どこかがちがっていて、なかまではないものがあります。さて、どこがちがうのでしょう?「イヌとオオカミ」どっちがイヌ?大きなしゃしんでクイズを楽しみながらどこがちがうのかがわかります。ちがいに気づけば、こうきしんがめばえます。ちがいに気づくことは、学びのはじまりです。5歳から。
干潟には、砂や泥の中でたくましく生きている生き物がたくさんいます。本書では、干渇で観察できる生物と、その観察方法のほか、身近にありながら理解されていない「干渇」について、わかりやすく紹介しています。
着付け3分。着崩れもしないので安心ですよ!お太鼓結びから変わり結びまで作り方はすべて写真で解説!
チリメンジャコの中にまじって見つかる小さな生き物たち、チリメンモンスター。もともといたのは海の中。どうやって生まれ、そのまま生きていたらどのように育って、どんな生き物になったのかな?そして、どんな海にすんでいたのかな?さあ、チリメンモンスターのふるさとの海へ、ひみつをさぐりにいってみよう!小学校中学年から。
水深600mの深海から要塞、干潟まで、表情豊かな東京湾の生き物は、魚だけで700種以上!川崎に流れ着いた巨大生物とは?お台場で海水浴できる日は?水質は改善されていない?かつて「死の海」とまで呼ばれた海と向きあう海洋環境専門家が語る魅力のすべて。桝太一アナとの対談も収録!