陶芸界の巨人・唐九郎と“韋駄天お正”こと、美の探究者・白洲正子が繰り広げる痛快対談!やきものをめぐり、古今東西の美をめぐり白熱する芸術論と、この二人ならではの考察が煌めく人間論・人生観。
「新総合読本」は、知らなくてもいいけど知っていると確かに役立つ、視野が広がるーそんな知識を教えてくれる読みものです。本書には「なぞときの面白さ」を扱ったお話が集まりました。お話のくわしい解説もついています。
ナマケモノはなぜなまけて生きられるか?植物式最高の生き方とは?ナマコが教える逆転の発想って?ベスト・パートナーの関係って?生きものたちの無理せず自分を最大限に生かす生き方の中に、エネルギーを大量に消費しながらあくせく働く人間が生き方をギア・チェンジするヒントがある。ヒトももっとおもしろく生きられる、と教えてくれる本。
ほっかいどうのもりにすむ、エゾリスは、クルミがだいすきです。でも、たべるだけではありません。ふゆがちかづくと、たくさんのクルミを、じめんのなかにうめていくのです。それには、いったい、どんなひみつがあるのでしょう…。小学校初級から。
「自己防衛」する植物たち。彼らが対昆虫兵器として4億年に渡ってデザイン・創出してきた天然の化学物質、そこに人間の使う農薬のルーツを求め、植物と昆虫(動物)、人間の攻防・共進化の中に、その本質を読み解く。
三億年前の「生きた化石」カブトエビあらわれる!UFOを小さくしたような、へんてこなかたちのカブトエビは、卵のままで何年も生きたり、メスだけでふえたり…と、その生態はなぞだらけ。でも、飼うのは意外とかんたん。あなたも実際に飼育して、そのなぞにせまってみましょう。小学校高学年〜。
つらいのは人間だけじゃない。アリの世界にも“リストラ”はあるし、昆虫のメスは“仕事”のできるオスを選ぶ。ヒトの「仕事」と「遊び」の真実を、生物学で考える。
カブト、クワガタからカエル、ヘビ、カメ、トカゲまで、おもしろくて奥の深い小動物飼育法。
たとえば、多くの魚のように外見では雌雄の区別がつきにくいものもあれば、鳥のなかには、別種の生き物に思えるほど雌雄で外見が違うものもある。自分の子に対する愛情は生物に普遍的なはずなのに、働きバチや働きアリは自分の子を産まずに、女王の産んだ子の養育に生涯を捧げる。カバのけんかは、口を開けて牙を見せあうだけで勝敗が着いてしまう。負けたものは、なぜそんな見せあいで納得するのであろう?こうした生き物の不思議さは、長い進化の歴史を経て生まれてきたものである。そしてその不思議さが進化した背景には、きっと何らかの合理的な理由があるのだ。本書は、生き物の不思議さがなぜ進化したのか、その理由を探る本である。
本書は、やきものの中でも特に人気の高い「織部」の作り方だけにテーマをしぼり、基本の基本から紹介した陶芸の技法書です。
わが国に残っていますいろんな俗信のうち、社会生活に害悪を及ぼすものを迷信と申します。その最たるものが狐持ち迷信で、近世の中ごろ出雲で起こり、伯耆・隠岐島前地区に伝播。今日でも自由な結婚を阻害するものとして、根強く残っているのは、いかにも残念であります。これまで、いろんな解明や提訴などが行われ、いわゆる狐持ち史料は莫大なものが残されています。そこで図らずも、狐持ち史料集編さんの声があがってまいりましたが、それに関連して、『憑きもの持ち迷信-その歴史的考察』が、改訂されることになりました。
植物の種子から動物の遺骸、そして社会や政治、生活の動きを象徴する人工物まで、日本の浜辺には多種多様な漂着物が打ち寄せられている。海岸を歩いて、それらを手にとってみれば、さまざまなことを知ることができるだろう。遠い国々の海岸から海流に乗って流れ来た漂着物が語りかける、海と生物と人間の博物誌。
すべての日本人と女性たちへ、「きものの華」を語りつぐ。和服に格別の想いを寄せる随筆家と、京都「染司よしおか」の五代目当主が、伝統文化の歴史、美意識、愉しみ方を披露する。
先物・オプションの仕組みを、現実世界をふまえてやさしく解説。
ことしのバレンタイン・デー。クラスメートのふじしろけいたにチョコレートをあげたら、みんなに「へんじん」とうしろゆびをさされた。でも、あたし、しってるんだ…。