重版を重ねた末、売り切れになったまま増刷されることのなかった幻の名著を復刻。
養父のもとでの修業時代から、当代きっての目利きとなり、いまやテレビの人気鑑定士となった著者の、名品・珍品のやきものの逸話とともに綴った半生記。
庶民の文化が絢爛と花開いた大正時代に、誕生した着物の柄には、日本の花鳥風月と西洋のイメージを混在させた、モダンで心躍るダイナミックなデザインが多い。本作は大正着物の柄を、100点収録。Webデザインやテキスタイルデザイン、デスクトップパターンなどに活用できる1冊。
「化け物」による野田村大惨劇の下手人として、牢屋敷に抛り込まれた嶋屋仙次郎。あまりにも怪異な事件ゆえ、解決した自分が疑われたのだ。生存者たちの証言でとりあえず放免されるが、息つく暇もなく仙次郎の下に不可解な事件が舞い込んだ。「天満の幽霊を捕まえてくれ」-それは野田村で、「化け物」に片腕を切り落とされた源治親分からの依頼。はたして「幽霊」の正体とは?人目を欺く何者かの策謀か、はたまた人智を超えた「化け物」の仕業か!?九代将軍・家重の治世。この安寧貪る大坂の夜を、闇と恐怖、血塗れに陥れた「化け物」に仙次郎こと、若き日の「雨月物語」の作者上田秋成が挑む。
日本料理の伝統的な包丁技術である「むきもの」を大きく二章に分けて紹介。第一章では一年十二ヵ月にそったむきものの形とそれを活かした料理を、第二章ではむきものに使われている道具、第一章で紹介した個々のむきもののむき方を豊富な手順写真とイラストを交えてわかりやすく解説。
おきゃん、ちゃきちゃき、べらんめえ、棒手振、印篭、かわら版…おもしろくて粋なことばで江戸の風情がよみがえる。
服だけに「フクざつ」そうに見える着物とドレスも、基本形は実に簡単。着物は1つで、ドレスは3つだけ。その基本形にちょっとだけ工夫すれば、千差万別のデザインが可能となる。本書には、そのちょっとだけの工夫のヒントが、ぎっしり隠されている。マンガやイラスト、デザインに役立つポーズが、何と3,000点以上掲載されている。作画に困った時、またオリジナルデザインをしたい時、ページをめくるだけでヒントが湧き出る便利な本。
雪むすめ、船ゆうれい、佐賀のばけねこほか、身の毛のよだつ話、こわい話、ユーモラスで人情味のあるおばけの話、おそろしい仇討ちにまつわる伝説などー多彩でゆたかな、想像力あふれる日本の民話と伝説。小学校中学年から。
文系から医系までの学生を対象に、生命科学の基礎知識をやさしく解説したテキスト。分子レベルから生命のしくみを考えることを念頭において、細胞の構造、遺伝や発生のしくみ、エネルギー代謝、情報伝達系などを丁寧に説明する。コラムでは興味深いホットな話題や豆知識などを紹介し、生命科学がより身近に感じられるように配慮されている。ヒトの誕生にいたるまでの進化や日本人のルーツを探る章も設けており、現代の生命科学がいきいきと体感できる。
TV放映15周年を記念し、原作者やなせたかしがベスト15キャラクターを選出。選ばれたキャラクターの誕生シーンや活躍ぶりをたっぷりと収録。はたして第1位に輝いたのはだれ?
本島、八重山、宮古で微妙に異なる文化をもつ沖縄。その沖縄の民謡や島歌、太鼓などを貴重な音源から収録したシリーズ・アルバム。古典から近年の作品までテーマごとに収録。
「株の次は日経平均だ」「やってみたいが難しそうだ」という人のために、日経先物の概要、売買の基本、リスクヘッジ、情報入手のノウハウを解説する。