初めてでも大丈夫、すてき、楽しい着物入門。TVでおなじみの着物達人が贈る、誰でもできる小紋・浴衣の着付け方から冠婚葬祭のマナーまで。
「自己防衛」する植物たち。彼らが対昆虫兵器として4億年に渡ってデザイン・創出してきた天然の化学物質、そこに人間の使う農薬のルーツを求め、植物と昆虫(動物)、人間の攻防・共進化の中に、その本質を読み解く。
火と土が出会い、焼き物ができる。中国の陶工はその素朴な技術を何千年もかけて磨き上げ、傑出した作品を数多く産み出した。それらはまた中国の特産品として世界中に交易され、各地の港跡に散らばる破片は「海のシルクロード」を浮かび上がらせた。景徳鎮を中心に伝統の中国陶磁に秘められたドラマを描き、焼き物文化の世界史的意味を考える。
シリーズ第3弾!指示理論や言語行為論等で認識と解釈の哲学の核心に迫る柏木達彦。
江戸時代。姫路城に住む千姫は、政略結婚の末、大坂城落城の際に、ひとりだけ生き延びたというつらい思い出がある。今は二番目の夫・平八郎と幸せに暮らしている。ある日、千姫とそっくりの顔をしたお菊という侍女が新しくやってきた。その夜、千姫は死んだはずの夫・秀頼の声を聞いた!播磨の国ー現在の兵庫県。姫路のお城には、幽霊の住む井戸があるー。
15歳で寺山修司に認められ、「天井桟敷」に入団した弧独な少女サキ。九条映子、広瀬のお父さん、蘭妖子、田中未知、稲葉憲仁、シーザー、森崎偏陸など、劇団の中心メンバーに可愛がられ、少女は次第に演技に目覚め、女優として開花しはじめるが…。劇団のスター、シーザーに憧れた少女は、みのらぬ初恋に悩み、若さを噛みしめる日々が続く。そんなある夜、バイト先の新宿のバーに現われた中年男との運命的な出会い。降りしきるほどの愛情に包まれ、その男・安部譲二に連れられて劇団を去って行く。これは、真撃で早熟な一人の少女の、魂と肉体の叫びと成長を描いた、70年代初頭の「天井桟敷」の物語である。
この作品は、ユネスコ・アジア文化センターの主催により、1978年から隔年に行われております“野間国際絵本原画コンクール”の第9回大賞受賞作を、絵本にまとめたものです。上記のコンクールは、アジア・太平洋、アフリカ・アラブ諸国、ラテンアメリカ地域の絵本作家の創作活動を奨励し、絵本の振興と発展に資することを目的としてはじめられたもので、毎回各国の生活や文化がうかびあがってくる力作が、数多く寄せられています。
初歩の初歩から、通になる。コーディネイトは?下着は?洗濯は?値段は?TPOは?一から分からない貴男も、おじけ無用、だいじょーぶ。粋な着姿をめざして、即、始めよう「きものライフ」。
カブト、クワガタからカエル、ヘビ、カメ、トカゲまで、おもしろくて奥の深い小動物飼育法。
穏やかな日常が一転して、この世ならぬ恐怖の世界に引きずり込まれる。幻か?それとも亡霊のたくらみなのか?-本書は「生き返るミイラの手」「ロンドン塔に現れる自分の首を抱えた死霊」「霧の夜に消えた車の行方」「持ち主に災いをもたらすダイヤ」など、背筋も凍る恐怖体験と不思議な出来事を多数紹介。妖しくも華麗な桐生ワールドが満喫できる怪奇ミステリー。
たとえば、多くの魚のように外見では雌雄の区別がつきにくいものもあれば、鳥のなかには、別種の生き物に思えるほど雌雄で外見が違うものもある。自分の子に対する愛情は生物に普遍的なはずなのに、働きバチや働きアリは自分の子を産まずに、女王の産んだ子の養育に生涯を捧げる。カバのけんかは、口を開けて牙を見せあうだけで勝敗が着いてしまう。負けたものは、なぜそんな見せあいで納得するのであろう?こうした生き物の不思議さは、長い進化の歴史を経て生まれてきたものである。そしてその不思議さが進化した背景には、きっと何らかの合理的な理由があるのだ。本書は、生き物の不思議さがなぜ進化したのか、その理由を探る本である。
わが国に残っていますいろんな俗信のうち、社会生活に害悪を及ぼすものを迷信と申します。その最たるものが狐持ち迷信で、近世の中ごろ出雲で起こり、伯耆・隠岐島前地区に伝播。今日でも自由な結婚を阻害するものとして、根強く残っているのは、いかにも残念であります。これまで、いろんな解明や提訴などが行われ、いわゆる狐持ち史料は莫大なものが残されています。そこで図らずも、狐持ち史料集編さんの声があがってまいりましたが、それに関連して、『憑きもの持ち迷信-その歴史的考察』が、改訂されることになりました。
砂遊びやスノーケリング、スキューバダイビングで見かける約730種の無脊椎動物と、47種の海藻、海草を紹介した図鑑。本州沿岸の岩礁地や砂泥底で見られるものだけでなく、南日本のサンゴ礁域で見られるものや、北日本の冷水域で見られるものまで幅広く紹介。掲載データは、和名、学名、大きさ、生息域、分布、特徴、雌雄、繁殖、食べ物、生活形態など。
私たちが生きる社会は、困難に揺さぶられる男よりも、目をつぶって傷心のまま歩きつづける男をほめたたえる。感情豊かで脆い男を好まない伝統は生きつづけている。多くの男たちが、「意気地なし」の病気を恥じ、助けを求めることを拒んで自殺する。男性は女性の四倍も自殺する率が高いのである。
計算尺、赤チン、日月ボール、うつし絵、サッカリン、赤電話、お化け煙突、巣鴨プリズン等々-日本史上未曾有の激動期であった二十世紀も残りあとわずか。その世紀に誕生し、一世を風靡しながらも新世紀に生き残ることのできなかったモノたちの束の間の栄光。読めば必ず、「あった、あった」とあの頃に戻れるはず。
あなたのおうちのねこは、いつもごろごろしていませんか?おとなりのいぬは、しっぽをふってくれますか?みんな、どんなことをかんがえているのでしょう?この本をよめば、いっしょけんめいいきているいきものたちのほんとうのきもちがわかりますよ。