かつてどこででも見られた里山の自然と深い森、首都圏に残された「緑の孤島」狭山丘陵…これは、うつろいゆく丘陵の四季とそこに生きる多彩な生き物たちの織りなす物語です。そこは3,500haの雑木林博物館。
1972年、新左翼運動の高揚の中で、突如として引き起こされた連合赤軍事件。この痛ましい出来事を、20年にわたる当事者たちへのインタヴューに基づいて解析、あらゆる集団に内在する人間の弱さと社会的相互作用のダイナミクスとしてとらえた画期的論稿。
日本史上、ほかに例のない動乱の時代、南北朝時代。全国的規模で闘いが展開し、多彩な人物がみずからの信念に従って縦横に活動する。時代の嵐のなかを駆け抜けた人々を照射し、彼らの生き方と歴史的役割を史実にもとづいて浮き彫りにする。
茶陶の伝統と現代性が共存する古窯の唐津、綺麗寂の上野・高取、茶碗の萩、歴史、陶技、鑑賞法を名品で紹介します。かつて海を隔てた大陸より陶技を習得し、さらに茶道の洗練を受け、茶陶を代表するまでになった、西の国の4つのやきものは、伝統技法を生かしつつ、今も変化し続ける、陶芸界でも注目の存在。
神戸層群とよばれる地層から豊富に産出する植物化石たち。その多様で美しい印象は、当時の環境を知る重要な手がかりとなる。太古の昔、いまの神戸をおおっていた鬱蒼たる森林、その真の姿の解明。
黒留袖から小紋のきものまでヘアとメイクの格合わせ。
古代の輝きを今なお現代に残す三彩・緑釉。平安の時代から1000年の歴史を誇る陶都、瀬戸と常滑の伝統美。それは色とりどりの釉調となって、今日も花開きつづけている。
古典的な振袖からモダンな趣までヘア・小物・帯結びのトータルな装い方。
日本の各地でおきている、空気や水、土、自然、野生生物などの環境異変を、雑学風にやさしく、おもしろく解説した最新のリポート。
100万種を超える動植物の多様な形態と生態を、主要な分類グループごとに紹介し、動物が生きのびるために必要な行動の原理を解き明かす。
激しく変動する為替と金利・株価は管理できない。しかし、経営環境の動きにしなやかに対応する経営シフトは、いくらでも創造できる。日本長期信用銀行、三菱商事、パリバ証券、東京銀行の実務エキスパートが執筆参加。
飼う準備、えさ、毎日のせわなどを楽しいマンガでわかりやすく解説。小学校初級以上向き。