日本人が紡いできた生きものとの多様な関係。この国の先人たちは、大型獣から小さな昆虫に至るまで、生きものと多様で豊かなかかわり・交感をくり広げてきた。その関係が失われつつある今日、人びとの心と暮らしにふくらみを与えた生きものをめぐる体験と伝承が、これからの日本人の生き方に大きな示唆を与えてくれる。
ライフル銃の3倍のパワーで突撃するオウギワシ。真夏でも真冬でも時速80kmで走るため鼻がでかくなりすぎたサイガ。ダイオウイカを食べるため!?3000mもぐるマッコウクジラ。肺魚が浮かぶのを2時間も待つハシビロコウ!とことん進化しすぎの動物たちが大集合。いきものたちの生態を大胆に暴露しますよ!
すべては「命のバトン」をつなぐためにーゾウ、サケ、セミ、ミツバチ…生命の“最後の輝き”を描く哀切と感動の物語。
加山雄三誕生の1937年から1979年までの茅ヶ崎サウンドにまつわる事象を、識者による共同作業で徹底研究。茅ヶ崎が日本ポップス史に影響を及ぼしたことを示す、詳細な年表を完備。名盤誕生に貢献したスタッフによる証言、そして伝説の「湘南ロックンロールセンター」の全容を初解明したテキストを掲載。初蔵出し写真多数掲載、永久保存版。
大きさがちがうだけ!?ぼくたち、食べ物がちがうんだ。くらべてみるからおもしろい34組の生き物たち。お話しは読み聞かせにもぴったり。絵がたっぷりだから、見ているだけでもおもしろい。
権力のあり様を分析し、「真実の生」の意義を説いたこのエッセイは、冷戦体制下の東欧で地下出版の形で広く読まれただけでなく、今なおその影響力はとどまることを知らない。形骸化した官僚制度、技術文明の危機を訴える本書は、私たち一人ひとりに「今、ここ」で何をすべきか、と問いかける。無関心に消費社会を生きる現代の私たちにも警鐘をならす一冊。解説、資料「憲章77」を付す。
長襦袢の色と柄の重なりは、つい大正〜昭和まで、着物姿の大事な装いの要として残っていました。「着物美」には本来欠かすことができないはずの長襦袢が、いつのまにか下着扱いになり、色を失い、長いあいだみすごされてきたように思われます。長襦袢が「下着」という位置づけで認識されるかぎり、日本女性の複雑な色や柄を自在に操り、楽しむ能力は、発揮する場をまたひとつ失ってしまうようで、実に惜しいことなのです。アンティーク長襦袢と、それが描かれた抒情画、文学等を通して、着物にはない長襦袢の魅力をご覧いただきたいと思います。
元・任天堂の企画開発者による、人の心をつかむ商品・サービスのつくりかた。
鎌倉にある呉服屋の長女・紬は、どうしても着物に興味をもてず、店の経営に腐心する日々を送っていた。そんな様子を見かねた両親の強引な指示によって、彼女は神楽坂の路地裏に建つ悉皆屋で修業することになる。仕立て直しや洗い張りなど、着物のメンテナンスを一手に引き受ける悉皆屋。飄々とした店主や軟派な大学生らと共にこの店で働くうち、紬はこれまで気づかなかった着物の魅力にはまっていくー。瀟洒な街・神楽坂には、日本伝統の美が、よく似合う。心を豊かにしてくれる着物にまつわる短編連作。
約120種の生物の絵さがし図鑑!ブラックライトで照らすと深海の生きものが出てくる!!深海のスゴイ!が楽しく学べる。生物の特徴が分かる図鑑つき!6歳から。