ぼくのなまえはこまつなおはる。みんなはぼくを、「こまつくん」とよぶ。ほかのともだちにはあだながあるのに、なんでぼくだけこまつくん?ぼくがかわれば、みんなもかわるはず。イメージ・チェンジさくせんのはじまり。
いまや世界中でもてはやされる日本のアニメ。その隆盛のわけは?「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲監督は、平安時代の絵巻物に最大のルーツを求める。アニメーション監督の眼が明かす「信貴山縁起絵巻」「伴大納言絵詞」などの驚くべき“動きの魔術”の実態。
玄界灘沿岸に流れ着く様々な寄り物、漂着に関わる民俗・歴史、さらに調査・収集・研究の方法まで、219項目を収録した事典。索引付き。
幸せは歩いてこないが、こちらから歩いていっても出会えるわけではないのですー。さて、みなさん、幸せとはいったい何でしょう?この難解で深遠なる大問題をハラダ的視点で眺めてみると…。切羽詰まって駆け込むトイレや干したてのふかふか布団、家族と過ごす平凡な午後。そんな日常の些細なものごとを愛情いっぱいに描く傑作エッセイ。ほら、こんなところにも幸福らしきものが。
きものなんて縫ったことのないお母さんがほとんどでしょうが、そんなお母さんにも必ず作れるように、詳しいイラストプロセスの本にしました。和裁の基礎知識のない方にもできるように、わかりやすい言葉と縫い方にしてあります。
わたしのしょうらいのゆめは、ましょうのおんなになること。あいだとか、こいだとか、そんなもん、いちもんのとくにもならないとおもっていたけれど…。
ことしのバレンタイン・デー。クラスメートのふじしろけいたにチョコレートをあげたら、みんなに「へんじん」とうしろゆびをさされた。でも、あたし、しってるんだ…。
「これだけは知っておきたい」700種を精選。1200点以上のカラーイラストで細部までわかる。
発光生物は何のために光るのか。雄と雌はなぜあるのか。角や牙はどう進化したのか…。生物の不思議な特徴について、オランダの動物行動学者ニコ・ティンバーゲンは、四つの「なぜ」に答えなければならないと考えた。それがどのような仕組みであり(至近要因)、どんな機能をもっていて(究極要因)、生物の成長に従いどう獲得され(発達要因)、どんな進化を経てきたのか(系統進化要因)の四つの要因である。これらの問いに、それぞれ異なる解答を用意しなければならない。本書は、雌雄の別、鳥のさえずり、鳥の渡り、親による子の世話、生物発光、角や牙、ヒトの道徳という、生物の持つ不思議な特徴について、これら四つの要因から読み解くことを試みる。知的好奇心あふれる動物行動学入門。
橋の下で暮らす少年の運命を変えたものは、あやしいまでに美しい高麗青磁の輝きだった。12世紀後半の韓国、青磁の村を舞台に、名焼きもの師の見習いとなった少年の物語。2002年度ニューベリー賞受賞作。
わたしたちが歩く土のしたは、動物たちのあんぜんなかくれがだ。たいせつなたまごをうむ。敵から身をかくす。土のなかの世界を、そっとのぞいてごらん。
新品の着物と帯で五万円!自分で洗えてお手入れ簡単、洗えば洗うほど体になじむ、それが今注目のもめん着物。コーディネイトのバリエーション、各地各種の名産織物、おすすめショップまで、今知りたいもめん情報が満載。
素材・色合わせきもののコーディネート集。きものが着たいと思っても、きまりがわからなくて…というかたに、実際にきもの、帯、小物を使って、きものと帯などの組合わせ方、古いきものの着こなし方などを、目的別にビジュアルで見せて、きもの生活の基本を伝授。画期的な一冊。
自由でのびやかな意匠と、伊万里磁器のさきがけとなった新技術。茶人や酒呑の愛してやまない古唐津の美の世界を知る、とっておきの一冊。青山二郎が「五指」に数えたぐい呑、花人・川瀬敏郎が「初めて」唐津にいけた花、考古学的知見を盛り込んだ最新の唐津焼入門、唐津旅ガイド等々、盛りだくさんの永久保存版。