本書は、平成16年4月の診療報酬改定の全容と改訂後の疑義解釈や通知の一部訂正、記載要領を網羅してまとめたものです。
本書は、ベビースイミングから高齢者の水泳指導まで、プロの水泳指導者として知っておかなければならないことが、対象別に詳しく論じられており、学んだ内容を指導現場において直接役立てることができる。
本書は、ベビースイミングから高齢者の水泳指導まで、プロの水泳指導者として知っておかなければならないことが対象別に詳解されている。指導現場において、本書で学んだ内容を直接役立てることができる、プロとしての知識と技術を持った新しい時代の水泳指導者が多数誕生することを期待する。
体温調節から臓器の機能調節まで、
全身を制御する自律神経の多岐にわたる役割がわかる一冊。
●自律神経系は、内臓諸器官とともに全身の血管、汗腺にも分布し、内臓諸器官の機能調節、血圧、体温の調節を行う。自律神経学の最も重要な研究対象は、それらの活動を統合的に制御する神経性・中枢性の制御機構である。
●多くの器官に関わる自律神経系の研究は、基礎医学から臨床医学まで広い分野に及び、西洋医学だけでなく東洋医学にも関連が深く、さらに生物学、薬学、心理学などを含んだ生命科学の広い領域とも密接に関係している。
●自律神経系の支配は中枢から全身の各臓器、血管、皮膚まで及んでおり、いわゆるhomeostasisの本幹に関わるシステムである。本書では、この自律神経に関わる最近のサイエンスとしての考え方を紹介している。
【目次】
自律神経の中枢制御
1.視床下部─自律神経系と神経内分泌系の統合中枢
2.自律神経系と予測処理機能
3.情動と自律神経
体温調節と自律神経機能
4.体温調節と発熱の中枢司令の基本原理
5.自律性体温調節と行動性体温調節の相互作用─環境の温度刺激に対する応答からの考察
血圧と自律神経
6.血圧調節における自律神経の役割
7.腎交感神経による血圧・体液調節機序
消化管と自律神経
8.脳腸相関を介するストレスによるコレシストキニンの増幅作用
9.腸ー肝臓ー脳ネットワークによる腸管恒常性維持機構
10.迷走神経がつなぐ脳による腸管バリア機能調節
11.胃電図による消化管自律神経機能の解析
パーキンソン病における自律神経機能障害
12.パーキンソン病に伴う心血管系の自律神経機能障害
13.パーキンソン病に伴う自律神経障害─排尿・排便障害
14.パーキンソン病に伴う心臓交感神経障害
多岐にわたる自律神経の役割
15.発汗調整機構と発汗障害
16.睡眠と自律神経
17.自律神経と排尿機能
18.自律神経によるエネルギー代謝制御
19.交感神経によるリンパ球動態の制御─その分子機構と生理的・病理的意義
20.眼自律神経障害からみたcomputer vision syndrome─生活習慣病としてのデジタル機器による視覚への影響
心身症理解のためのポイントを詳説。さらに、治療法を具体的・系統的に述べるとともに、「治療的介入の意図」「診断・治療の方法」「注意すべき点」等を、症例(事例)の経過と対応させてわかりやすく編集。
いのちの持続、スポーツ、読書、創造活動、脳型コンピュータ、自己治癒…最新の脳研究の成果を集成。