本書は身体科の医師や精神科、心療内科の医師が日常臨床で直面することの多いストレスの関与する疾病に焦点を当て、その病態から、薬物による治療までを解説したものである。まず使用頻度の高い抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、抗痴呆薬などの薬理学的特徴から、その選択、用法用量を解説した。そして、各科臨床で遭遇することの多い疾病につき病態を述べ、実際の処方例を呈示し、その効果を述べている。
老年精神医学は、きわめて全人的医療を必要とする領域である。脳疾患の生物学的理解と、脳の老化に伴う脳機能・精神機能の変化、そして、高齢者のライフスタイルの変化、高齢者の位置する社会の変化などのすべてが、今後のわが国の高齢社会に課せられた問題である。これらを解決するためには、複雑にからむ専門分野の理解が必須となる。本書はこれらを解き明かす一条の光となるといえる。
人間にはいわゆる五感といわれるものがあるが、耳鼻咽喉科はそのうちの嗅覚、味覚、聴覚、触覚に深い関係を有している。また、人間が生存するために必要な呼吸、嚥下、咀嚼、平衡機能に大きく関わり、さらに人間が社会生活を営み、文化を発展させていく上で欠かすことのできない会話(コミュニケーション)の根源である、聴覚と構語機能(発声)を扱っている。これらの機能はデリケートな部分も多く、患者の訴えもさまざまである。また患者は、手術を含めた治療の結果に不安を抱いており、特に協力者(co-worker)である看護婦の役割が重要となる。
本書は、医療看護系と臨床心理関係やソーシャルワーカー、学校保健などのメンタルヘルス諸教育のために、心理学と臨床精神医学の入門書として編纂されています。拙書『よくわかる医療系の心理学1』の続編となっています。本書では、脳の構造、知覚、情動と欲動、記憶、睡眠、ニューロサイエンス、認知の発達、ライフサイクルからみた精神社会的発達、ストレスと防衛とコーピング、心身症、ニューロサイエンス時代における心理療法、精神疾患の神経生物学を説明しています。
看護過程の展開を全面刷新。病気がみえる、カルテが読めるー目でみる疾患、病態生理、症状、診断・検査値、治療法。アセスメントがケアにつながるー生活行動情報、情報収集・情報分析、ケアプラン。病態・生活機能関連図が描けるー病態、生活への影響、看護の焦点、予測される危険性。
改訂第5版では、技術学習に効果的である図や写真による説明を最適化するため、第4版のリニューアル様式を活かし、図や写真で見せる患者の姿勢、看護師の動作、器具類の形状、細部へのフォーカスなどをよりわかりやすいものに変更した。あまり使用することのない難解な表現は平易なものに直している。
「治療者がなすべきは、癒しでも、慰めでも、気休めでもない。むしろ、患者に対しても、周囲に対しても、危機感を持たせることにある。現状打開の必要性を強い意志をもって伝えることである。」言葉を処方する、精神療法家としてあるべき姿とは?心身二元論を超克する、精神科医の矜持をここに綴る。
私たちは夢と同じもので作られている。だから夢で人生を浄化できるのです!無意識の中に溜まり切ったゴミは夢でこそ浄化できる。良い輪廻と良いカルマの無限ループを起こしましょう!かろやかなる覚醒ライフへの導き。実践チベットヨガエクササイズ。
薬の特徴が一目でわかって、すべての科のケアに生かせる。