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- 医学のあゆみ 行動嗜癖ーギャンブル障害・ゲーム障害等の実態と対策 2022年 283巻6号 11月第1土曜特集[雑誌]
- 2022年11月04日
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・2022年1月に発効した「国際疾病分類第11回改訂版」(ICD-11)の“依存/嗜癖”のセクションにギャンブル行動症(gambling disorder)とゲーム行動症(gaming disorder)が正式に収載された。
・ICD-10では、ギャンブル行動症は病的賭博という名前で、習慣および衝動の障害に分類されている。一方、ゲーム行動症は今回はじめて疾病と認定され、収載されるに至った。。
・本特集では、いまだに馴染みの薄い行動嗜癖にターゲットを当てて、わが国を代表する専門家に最新の知見をまとめていただく。行動嗜癖に関する読者の理解を深め、今後の臨床や研究におおいに役立つと期待される。
■ 行動嗜癖 ─ギャンブル障害・ゲーム障害等の実態と対策 11月第1土曜特集
・はじめに
●総論
・行動嗜癖の疾患概念と病態機序
〔key word〕ギャンブル依存、ネット・ゲーム依存、薬物依存、発達障害、報酬回路
・行動嗜癖の脳科学
〔key word〕ギャンブル障害、ゲーム障害、脳画像研究、ドパミン
●ギャンブル行動症
・ギャンブル行動の実態
〔key word〕ギャンブル障害、病的ギャンブル、ギャンブル行動、疫学
・ギャンブル障害ーー症状、診断・スクリーニング
〔key word〕ギャンブル障害、スクリーニングテスト、有病率、診断基準
・ギャンブル行動ーーリスク要因・合併症
〔key word〕ギャンブル行動症、リスク要因、合併症、行動嗜癖
・ギャンブル障害の治療ーー行動という視点を中心に
〔key word〕遅延報酬割引、選好逆転、認知行動療法(CBT)、ギャンブル障害の標準的治療プログラム
・ギャンブル障害は誰が“治す”のかーー社会資源を知り連携する必要性
〔key word〕回復支援、連携、相互交流、問題解決しない事例検討会
・ギャンブル行動症の予防と対策
〔key word〕ギャンブル等依存症、ギャンブル等依存症対策基本法、ギャンブル等依存症対策推進基本計画
【トピックス】・多重債務とギャンブル障害
〔key word〕多重債務、債務整理、自己破産、自殺、底つき
・COVID-19による行動嗜癖への社会的影響
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、ゲーム障害
・ギャンブル・ゲームの融合
〔key word〕ギャンブル、ゲーム、ルートボックス、ガチャ、課金
●ゲーム行動症
・ゲーム・インターネット行動の実態ーー2019年ゲーム使用状況等に関する全国調査から
〔key word〕ゲーム行動、インターネット行動、ゲーム時間、疫学
・ゲーム障害の診断プロセス、評価ツール、症状
〔key word〕ゲーム障害、診断、評価、症状、スクリーニング
・ゲーム行動症のリスク要因・併存症
〔key word〕ゲーム行動症、インターネットゲーム障害、ネット依存、行動嗜癖、アディクション
・ゲーム行動症の治療
〔key word〕ゲーム行動症、インターネット依存、治療、相談
・相談機関におけるゲーム依存への相談と支援
〔key word〕ゲーム障害、ゲーム依存、相談機関、ひきこもり、精神保健福祉センター
【トピックス】・スマートフォンの脳・学習への影響
〔key word〕スマートフォン、学習、脳、睡眠
・インターネットにおける課金・投げ銭問題の現状
〔key word〕インターネット・ゲーム使用障害、ゲーム課金、生動画(ライブ)配信、投げ銭
・e-スポーツ
〔key word〕eスポーツ、ビデオゲーム、MOBA、FPS、RTS
●他の行動嗜癖
・性的嗜癖行動
〔key word〕強迫的性行動症、パラフィリア障害、リスクアセスメント、認知行動療法、リラプスプリベンションモデル(RP)
・食べ物嗜癖と買い物嗜癖
〔key word〕食べ物嗜癖、摂食嗜癖、買い物嗜癖
・衝動制御障害と行動嗜癖は同じか違うか
〔key word〕嗜癖、衝動制御障害、依存、窃盗症、ギャンブル障害
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
- 夜の勤務のサバイバル
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- メディカル・サイエンス・インターナショナル
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- 在庫あり
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経験豊かな3名の臨床家・ツイッタラーのコラボレーション!夜の勤務はキツい…どう切り抜けよう。救急医・睡眠専門医・看護師ー3者の視点で応援します。
- 医学のあゆみ 自律神経のサイエンス 2023年 285巻6号 5月第1土曜特集[雑誌]
- 2023年05月02日
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・自律神経系は、内臓諸器官とともに全身の血管、汗腺にも分布し、内臓諸器官の機能調節、血圧、体温の調節を行う。自律神経学の最も重要な研究対象は、それらの活動を統合的に制御する神経性・中枢性の制御機構である。
・多くの器官に関わる自律神経系の研究は、基礎医学から臨床医学まで広い分野に及び、西洋医学だけでなく東洋医学にも関連が深く、さらに生物学、薬学、心理学などを含んだ生命科学の広い領域とも密接に関係している。
・自律神経系の支配は中枢から全身の各臓器、血管、皮膚まで及んでおり、いわゆるhomeostasisの本幹に関わるシステムである。本特集では、この自律神経に関わる最近のサイエンスとしての考え方を紹介している。
■第1土曜特集 自律神経のサイエンス
・はじめに
●自律神経の中枢制御
・視床下部ーー自律神経系と神経内分泌系の統合中枢
〔key word〕視床下部室傍核(PVN)、バソプレシン(AVP)、オキシトシン(OXT)、オレキシン
・自律神経系と予測処理機能
〔key word〕自律神経系、予測、情動、辺縁系、アロスタシス(allostasis)
・情動と自律神経
〔key word〕情動、自律神経、内受容感覚、中枢自律神経線維網(CAN)、機能性身体症候群(FSS)
●体温調節と自律神経機能
・体温調節と発熱の中枢司令の基本原理
〔key word〕視索前野、交感神経系、体温調節、発熱、GABA
・自律性体温調節と行動性体温調節の相互作用ーー環境の温度刺激に対する応答からの考察
〔key word〕温熱的快・不快感、寒冷逃避行動、冷え性、皮膚温、視床下部
●血圧と自律神経
・血圧調節における自律神経の役割
〔key word〕腎交感神経活動、心臓交感神経活動、筋交感神経活動、“の”の字型制御、圧受容器反射
・腎交感神経による血圧・体液調節機序
〔key word〕求心性腎神経、視床下部室傍核(PVN)、腎デナベーション、高血圧、心不全
●消化管と自律神経
・脳腸相関を介するストレスによるコレシストキニンの増幅作用
〔key word〕脳腸相関、ストレス、コレシストキニン(CCK)、機能性ディスペプシア(FD)
・腸ー肝臓ー脳ネットワークによる腸管恒常性維持機構
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、抗原提示細胞(APCs)、迷走神経肝臓枝、ムスカリン型アセチルコリン受容体、大腸炎
・迷走神経がつなぐ脳による腸管バリア機能調節
〔key word〕腸管バリア機能、腸管透過性亢進(leaky gut)、オレキシン、迷走神経、過敏性腸症候群(IBS)
・胃電図による消化管自律神経機能の解析
〔key word〕胃電図、slow wave(SW)、自律神経
●パーキンソン病における自律神経機能障害
・パーキンソン病に伴う心血管系の自律神経機能障害
〔key word〕パーキンソン病(PD)、起立性低血圧(OH)、食事性低血圧(PPH)、臥位高血圧(SH)、自律神経機能障害
・パーキンソン病に伴う自律神経障害ーー排尿・排便障害
〔key word〕パーキンソン病(PD)、下部尿路機能障害、便秘
・パーキンソン病に伴う心臓交感神経障害
〔key word〕パーキンソン病(PD)、心臓交感神経障害、MIBG(meta-iodobenzylguanidine)心筋シンチグラフィ
●多岐にわたる自律神経の役割
・発汗調整機構と発汗障害
〔key word〕温熱性発汗、精神性発汗、無汗症、多汗症
・睡眠と自律神経
〔key word〕自律神経障害、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、レム睡眠行動異常症(RBD)、レストレスレッグス症候群(RLS)
・自律神経と排尿機能
〔key word〕自律神経、橋排尿中枢(PMC)、中脳水道周囲灰白質(PAG)、仙髄排尿中枢、神経因性膀胱
・自律神経によるエネルギー代謝制御
〔key word〕迷走神経、消化管ペプチド、エネルギー代謝、グレリン、糖尿病
・交感神経によるリンパ球動態の制御ーーその分子機構と生理的・病理的意義
〔key word〕交感神経、リンパ球動態、獲得免疫応答、日内変動、臨床応用
・眼自律神経障害からみたcomputer vision syndrome--生活習慣病としてのデジタル機器による視覚への影響
〔key word〕ストレス、近見反応、羞明、瞳孔、調節
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
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- 一般科医のための精神医学
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実際の一般臨床のなかでは、精神科的な知識や技術が要求される場面が多い。本書は、一般科臨床のなかで看過されがちだった患者の精神症状を浮かび上がらせ、一般科の医師の適切な対応による、患者のQOLの向上を目指したものである。
- 現代病としての睡眠障害
- 2000年07月20日頃
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本書は平成11年9月、鳥取県米子市で行われた第13回西日本精神神経・精神保健学会のシンポジウム「睡眠障害の社会精神医学的側面」を核にしてまとめられたものである。睡眠障害が社会生活を営むわれわれにいかなる影響を及ぼすのか、病因、症状、対策についてわかりやすく科学的に解説している。
- ようこそ精神医学へ
- 2003年10月
- 在庫あり
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- 5.0(1)
心を病んだ人々の病理を追究しつつ、治療を考え実践していく精神医学。とかく難解で理解しづらいと思われがちだが、精神疾患の主要なエピソードからその症状と実際、そして「心をどのように捉えるか」をわかりやすく学ぶ。ミニテーマで関連事項を取り上げ、はじめて学ぶ人にも便利な精神医学入門。