睡眠は、「脳を創る」、「脳を育てる」、「脳を守る」、「脳を修復する」という大切な役割を担っています。適切な睡眠は、子どもの成長発育において、最も重要です。
読者より好評を得た前回特集「健診データで困ったら」(2012年5月号)から3年余が過ぎた。この間、2014年4月に日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が公表した「基準範囲」と、疫学的調査研究による将来の疾病発症予測に基づき各専門学会が提唱する予防医学的な「臨床判断値」との違いで混乱が生じたり、遺伝子検査やバイオマーカーに基づいて疾病が表面化しないうちに抑え込むという「先制医療」が本年4月に開かれた第29回日本医学会総会の柱の1つになったり、あるいは口腔粘膜により遺伝子検査ができるようになるなど、健診をとりまく状況は変化してきている。そこで今回は、臨床医にとってなじみが深いもののなかで前回扱えなかった項目と、臨床の現場で新たに対応が求められるようになった項目を取り上げて1つの特集とした。
▼本特集について読者より好評を得た前回特集「健診データで困ったら」(2012年5月号)から3年余が過ぎた。この間、2014年4月に日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が公表した「基準範囲」と、疫学的調査研究による将来の疾病発症予測に基づき各専門学会が提唱する予防医学的な「臨床判断値」との違いで混乱が生じたり、遺伝子検査やバイオマーカーに基づいて疾病が表面化しないうちに抑え込むという「先制医療」が本年4月に開かれた第29回日本医学会総会の柱の1つになったり、あるいは口腔粘膜により遺伝子検査ができるようになるなど、健診をとりまく状況は変化してきている。そこで今回は、臨床医にとってなじみが深いもののなかで前回扱えなかった項目と、臨床の現場で新たに対応が求められるようになった項目を取り上げて1つの特集とした。企画:伊藤 澄信(国立病院機構本部総合研究センター臨床研究総括部・治験研究部)
■総論
健康人の「基準範囲」と「臨床判断値」
市原 清志
健康診断と遺伝子検査 予防医療の時代に向けて
河津 晶子
■各論
呼吸機能に異常が見つかったら
佐藤 匡・瀬山 邦明
胸部CTの異常と経過観察の仕方
古堅 誠・藤田 次郎
腹部エコーに異常所見があったら
小川 眞広
リウマトイド因子(RF)または抗CCP抗体、抗核抗体が陽性だったら
大島 久二・牛窪 真理・泉 啓介・秋谷 久美子
腫瘍マーカーが高かったら
末廣 寛・松本 俊彦・山崎 隆弘
脳ドック(頭部MRI)で所見を指摘されたら
高橋 哲也・松本 昌泰
血清ペプシノゲン検査が異常と言われたら
一瀬 雅夫・前北 隆雄・加藤 順
NT-proBNPが異常値だったら
小林 泰士・佐藤 幸人
睡眠呼吸検査が陽性だった・・・続きの詳細は医学書院ホームページ
移民の時代から難民の時代へ。中南米に生きる日本人たち。
夢のなかで目覚め、その内容をコントロールできる明晰夢。映画「インセプション」でも描かれるこの鮮烈な夢をペルーでの発掘旅行中に体験した著者は、その不可思議な世界に魅せられ、夢の科学へと分け入っていく。折しも夢と睡眠の研究は盛り上がりを見せていた。もはや夢はでたらめな現象とは考えられていない。ジャーナリストとして多くの専門家を訪ね、古今東西の文学や芸術をひもとき、自身の夢体験を探る著者。その探求の過程で、学習促進や精神的トラウマ克服に不可欠な夢の機能、夢と創造性の密接なつながり、夢日記の効用、明晰夢を見て実生活に生かす方法などが浮かび上がる。私たちの夜の旅の意味と目的を解明し、目覚めている昼の生活をも豊かで健康にするユニークなポピュラー・サイエンス。
モノに執着してしまうのはなぜ?創造性を育むには?「上から目線」と言われない話し方とは?こころと脳の最新テーマを英語で読もう!サイエンティフィック・アメリカン誌から17編の記事をピックアップ。身近な話題を通して、長文読解のスキルアップを目指します。文系理系を問わず、大学入試や大学院への進学対策にも!
最高の音で楽しむために!
amazarashi 初のベストアルバム
数々の衝撃の名曲を生み出してきたamazarashiの初のベストアルバム。
2010年メジャーデビュー以降の表題楽曲を中心に、インディーズ時代にリリースした楽曲、
青森限定で発売された幻の音源等収録。
<収録内容>
【CD】Disc.1
01.光、再考
02.つじつま合わせに生まれた僕等
03.夏を待っていました
04.無題
05.奇跡
06.ワンルーム叙事詩
07.さくら
08.この街で生きている
09.空っぽの空に潰される
10.美しき思い出
11.ラブソング
12.ナモナキヒト
【CD】Disc.2
01.ジュブナイル
02.性善説
03.終わりで始まり
04.冷凍睡眠
05.スターライト
06.ひろ
07.季節は次々死んでいく
08.スピードと摩擦
09.多数決
10.ライフイズビューティフル
11.僕が死のうと思ったのは
12.命にふさわしい
13.ヒーロー
14.つじつま合わせに生まれた僕等(2017)
睡眠は人生の約三分の一を占める。睡眠研究の開拓者が〈眠りの科学〉の最前線を語る。レム睡眠、昼間の眠気、時差ぼけ、明晰夢…。眠りの国への最適ガイド。
自然の事物・現象に関する豊かな体験やその仕組みを科学的に調べる方法を身に付けることは、「発見する喜び」、「探究する喜び」を呼び起こし、そのことが新たな疑問とより深い探究の活動を引き出すものと思われる。本書は、そのような自然探しの旅、新たな発見への旅に、動物の行動を学ぶことを通して導いてくれるものである。