パソコンは鄙びた場所に住む人と熟年にこそ必要だ!データが消えた、プリンタが動かない、ウイルスに感染…悪戦苦闘しながらも、これまでの生活を劇的に変えたパソコン。
本書は米国のプライマリケア医向けに書かれたものであるが、「心の問題」へのケアがますます緊急の課題となりつつある本邦の医療現場においても、縦横に活用しうる優れた臨床マニュアルである。
夜眠れない、朝起きられない、日中眠い、などの悩みに答えます。
眠るとき、貴方は何を身に着けますか?パジャマ派・ねまき派・Tシャツと短パン波・それとも裸派ですか。日本とアジア、欧米の国際比較をし、「ねむり衣」に対しての習慣や拘り方を歴史からも紐解いた貴重な一冊。
本書では、高齢者ケアにおける身体抑制、褥瘡予防、転倒、睡眠障害、生前の指示、疼痛管理、認知機能などの高齢者特有の問題点14に焦点をあてて、それぞれに対して、問題の背景、その問題を起こしやすい危険因子(risk factor)、そのアセスメント方法、予防のための介入方法を明確にし、具体的な対応の方法まで、これまでの先行研究を用いてわかりやすくまとめた。
精神薬理学における最新の進歩は、高齢者の精神医療に変革をもたらしつつある。薬物療法における数多くの新しい選択肢が、治療上の主要な領域において開発されてきている。本書は、これら最新の薬物療法をわかりやすく紹介し、コンパクトにまとめたものである。アルツハイマー病・睡眠障害・うつ病のほか、非定型抗精神病薬による精神病治療、また日本未発売の薬物による治療など、これまで日本に紹介されていない新しい治療を紹介する。
向精神病薬の代謝酵素の一つであるCYP2D6の酵素活性欠損者の頻度は日本人では1%にも満たないのに欧米人には約7%にみられます。また、3級アミン3環系抗うつ薬やジアゼパムの代謝に関与するCYP2C19の酵素活性欠損者の頻度は欧米人が約3%であるのに対し、日本人には約20%にみられます。代謝酵素活性にもこのような違いがみられるように、海外文献で示されている向精神薬の有効性のデータが必ずしも日本人の精神疾患患者に同じようにあてはまるとは限りません。日本人の治療には日本人のエビデンスに目を向けて治療に取り組むべきです。2003年版は、わが国における向精神薬のエビデンスの全貌をランダム効果モデル・相対リスクでグラフ表示したものです。
「睡眠時無呼吸症候群」など社会問題化している睡眠のテーマを、第一線の研究者が領域を越えて執筆。
本書は、医療看護系と臨床心理関係やソーシャルワーカー、学校保健などのメンタルヘルス諸教育のために、心理学と臨床精神医学の入門書として編纂されています。拙書『よくわかる医療系の心理学1』の続編となっています。本書では、脳の構造、知覚、情動と欲動、記憶、睡眠、ニューロサイエンス、認知の発達、ライフサイクルからみた精神社会的発達、ストレスと防衛とコーピング、心身症、ニューロサイエンス時代における心理療法、精神疾患の神経生物学を説明しています。
本書の目的は、神経内科や内科のレジデントのみならず、学生、内科以外の医師および研修医を対象にし、よくみられる症状、徴候から、治療可能な神経疾患および神経救急疾患の診断と治療についての流れを解説することにある。本書は、神経内科的主訴および症候を解釈し、診断と鑑別診断のプロセスを理解し、適切な治療方針への一連の流れが理解できるよう構成されている。
睡眠障害の患者さん・家族の日頃からの疑問・悩みに対して、Question&Answer形式により、誰にでもよくわかるように懇切丁寧に解説。簡潔で読みやすく、しかも専門書と同等の高度な学問的データを必要かつ十分に掲載。睡眠障害の診断・治療・睡眠薬などについての最新情報も豊富に掲載。
近年、サーカディアンリズムと社会生活時間帯とが一致しないために起こる睡眠障害、すなわち「サーカディアンリズム睡眠障害」、についての研究が著しく進歩するとともに、このような障害に関連するさまざまな問題が社会的にも注目されるようになった。本書は、サーカディアンリズム睡眠障害についての基礎知識と最近の進歩を分かりやすく解説したものであり、第一線の臨床で活躍しておられる各診療科の医師はもちろん、看護師、薬剤師などの医療従事者、医学生・看護学生の方々にも役に立つ医学書として上梓させていただいた。
重症の睡眠時無呼吸症候群患者の4割が8年以内に命を落としている。あなたに合ったベストの治療でからだイキイキ、寿命ものびる。