脳の機構は、謎を秘めた最後の秘境といわれている。とくに性欲、食欲などの本能の働きは、もっともわかりにくいものだった。しかし、最近それを解く鍵が続々と登場してきた。それは、食欲調節物質、睡眠物質、記憶物質などの発見と神経細胞の機構の解明である。なかでも食欲の機構は、本能の機構のなかでもはじめて明らかになったものだ。無数の物質とミクロの細胞との戦いの末に、大村裕教授のつかんだ本能の真実の姿はー。
本書は、1998年11月に福岡で開催した第5回日本時間生物学会学術集会の市民公開講演会の講演内容を中心に、分かりやすく解説したものである。“時間生物学”が新しい分野であり、とくに時計遺伝子の問題は、現代医学の最先端を行く学問分野である。収録した論文は、比較的身近な問題を「時間」あるいは「リズム」の観点から捉えて解説している。
睡眠は人間のみならず、生物にとっての基本的な営みである。心身の健康のためにも、良質な睡眠が欠かせない。しかし、私たちは便利な生活を手に入れる代わりに、快適な睡眠を失いつつある。不眠症に代表される睡眠障害を訴える人が年々増加しているのも、その証拠と言える。近年では脳や神経に関する研究が進み、生物時計の存在や睡眠物質の働きなど、睡眠に関する様々なしくみが判明した。そこで本書では、睡眠に関する諸説のウソ・ホントから、睡眠の原理、さまざまな睡眠障害、快眠のコツまでをわかりやすく解説した。
効率よく上達するために押さえておきたい基礎事項を豊富な具体例とともにズバリと解説。
食品表示の「国産牛」とはどんな牛?とり肉の「ささ身」とはどの部分?高温でアイロンをかけた方がいい生地とは?土用の丑に鰻を食べる習慣が始まったきっかけは?知っていそうで意外とあいまいな「常識」を、イラスト図解の4択問題で楽しみながらセルフチェック!日本常識力検定協会の試験問題より厳選したくらしと健康に関する99問。
健康への関心が高まっている現在、ストレスや運動不足を解消し、健康維持と体力増進に効果のあるスイミングが、生涯スポーツとして注目されています。また、スイミングは体にやさしい水中運動として、リハビリテーションや運動療法にも生かされ、医療面からもその効果に大きな期待が寄せられています。本書は、スイミングや水中運動がどうして体に有益なのか、とくに成人病が気になる人の健康と体力づくりについて解説してあります。もちろん、スイミングの基本テクニックと知識も、これからスイミングを始める人にもわかるように紹介。今話題のアクア・エアロビクスについても、フィットネスクラブで使われているカリキュラムにもとづいて、その効用を具体的に解説してあります。
昼間の猛烈な眠気に潜む病気。放置は人命にかかわる。新幹線の居眠り運転事件は氷山の一角。家庭でも職場でも早期発見・早期治療で快適な一日が約束される。
本書は高齢化社会に対応すべく、老年者の看護について多方面からそれぞれのエキスパートが論じたものである。概論「高齢化社会の進展と老人看護」に始まり、老年者の各疾患については医師と看護スタッフの両者により解説を行っている。
昔から言い伝えられている日常生活と健康常識の俗説・迷信・ことわざ110項目と類似語句・同意語句・反対語句など70語句を同時に解説。俗説の背景と意味を現代医学に照合して正しいか間違いかを解明。
昔から言い伝えられている日常生活と健康常識の俗説・迷信・ことわざ110項目と類似語句・同意語句・反対語句など70語句を同時に解説。俗説の背景と意味を現代医学に照合して正しいか間違いかを解明。
睡眠不足のみなさんへ。ハリウッドで大流行の、ちょっと高級で新鮮なダイエット理論を紹介します。
この本では、眠りや元気がどれほど大切か、著者が考えてきたことをまとめました。また、いい眠りをとるために必要なこと、いい眠りをとるための方法を紹介しています。
中央線車内に漂う独特の浮遊感を写し出した作品集。魚喃キリコさん描き下ろし「TOKYO SWIMMING」ブックマーク付き。
重度の障害児をかかえ、数々の病魔に襲われながら毎日を必死に生きてきた、壮絶な闘いの記録。母性の揺るぎない力を再認識させられる、感動の一冊。