本書は、法人税の納税者の大部分を占める中小企業者の方々のために、やさしい解説書としてつくったもの。本書では、物品卸売業を営む中小企業という最も一般的な法人をモデルとして、この法人に通常、起こってくると思われる問題について実務的に記述している。
本書は、この法人税の申告書を作成するに当たって、その手引きとして直接に役立つことを狙いとするものですが、同時に、法人税の申告書が法人税の計算の仕組みを表形式において体系的に示すものであるところから、法人税を学ぶ場合の一つのテキストとして利用できるものであります。
本書は、こうした所得税のむずかしさを少しでも解きほぐし、納税者や一般の方々に、まず納税の義務とか税金の体系など税金についてのあらましの認識をもっていただき、そのうえで所得税法をできる限り平易にしかも体系的に理解していただくねらいで作ったものです。
本書は、納税者の方々が誰でも自分で確定申告書を作成できるように、確定申告書の記載順序にしたがって、所得金額の内容とその計算の仕方、各欄の記載方法について最新の法令、通達に基づくことはもちろん、質疑応答の形式を適宜盛り込むことにより分かりやすく解説したものである。決算書からどのように消費税及び地方消費税の確定申告書を作成するか、いくつかのケースに分けて具体的に説明している。
本書では、源泉所得税に関する法令・通達を体系的に理解できるよう、給与所得、利子所得、非居住者等所得などの所得区分ごとに、その概要をポイントとしてまとめ、主要な項目については事例を掲げるとともに図や表によりわかりやすく解説しているほか、日常、実務で頻繁に使用する様式の記載例も豊富に採り入れている。今回の改訂に当たっては、負担軽減措置法の施行や金融システム改革に伴う改正、租税条約の新規締結や全面改定など、平成9年版の改訂以後の改正事項を織り込んでいる。
納税者や一般の方々に、まず納税の義務とか税金の体系など税金についてのあらましの認識をもってもらい、そのうえで所得税法をできる限り平易にしかも体系的に理解してもらう入門書。
本書は税務相談室に寄せられた相談事項及びタックスアンサーで利用された項目の全体から、相談(利用)件数の多いベスト30の相談事項を選びだし、これについて、問答形式によりできるだけ分かりやすく解説した。
「自宅で仕事をしている」「パソコンを買った」「知人に仕事を手伝ってもらった」…申告できる必要経費は見逃さない。
本書では、経理や税務の基礎的な知識に加え、帳簿付けに必要な仕訳や按分、減価償却などの複雑な処理を実例とともにわかりやすく解説しました。節税するためにはどのような経理処理をしたらよいかを中心に、できるだけ実例を示しながら解説してあります。付録のCD-ROMを使った、経理処理から税務処理まで一連の作業の後、税務署に提出する決算書と申告書のつくり方を解説しました。
本書では、難解な条文の引用を避け、専門用語もできるだけ簡単なことばに置きかえ、必要と思われる箇所は図によって説明。また、その内容は、日常取引に関するものを中心とし、それによって法人税のアウトラインを理解できるよう配慮した。
納税者に関する情報の宝庫ともいえる確定申告書を、正しく、スムーズに読みこなすことは、なかなか容易ではありません。本書は実際の申告書式に基づいて解説してありますので、複雑な所得税の構造もわかり易く読むことができ、与信判断、与信管理、節税アドバイス等に大いに役立ちます。
税務署は、税金をとるためには熱心に活動をしているが、安くする方法については、何も教えてくれない。だから、簡単なことさえ見逃され、払わなくてもよい税金を払っているのが、おおかたの実情といえるだろう。とくに、贈与税や相続税については、払った経験のある人なら例外なくその高さ(高率)に驚かされ、腹を立てたはずである。ほんのちょっとした知恵でそんな思いをしなくてすむのなら、少しぐらい税法の勉強をしない手はないだろう。それで節税ができれば、実にいい気分にもなれるものだ。本書は、そのためのヒント集と思っていただきたい。一ページ一話にまとめてあるので、どこからでも、いつでも気軽に読んでいただけるはずである。
一所懸命に働いてきて、ついに定年。これまで頑張ってきたアナタには、年金・保険といったご褒美が待っている。でも、このご褒美を最大限もらうには、ほんのちょっとの知識が必要。もらえるお金はすべてもらう、もっとも効率のいい組み合わせでもらう、ムダなお金は支払わない-これが、楽しく豊かな定年生活をおくる基本。おいしい定年生活に必要な年金・保険・税金のポイントをまとめた、とってもおトクなマニュアル本。