保守的なスタイルを貫きながら、音楽を雄々しく響かせてゆくレーグナー。今回のリマスタリングによって、その旧東独的な質実剛健さが一段と明確となった印象だ。特に「アテネの廃墟」などのマイナーな作品において、彼の手腕がひときわ冴えている。
「クラプトン・イズ・ゴッド」の呪縛から逃れて、辿り着いた米ディープ・サウス。そこで開花させたギタリストとしての新境地、そしてミュージシャンとしての才能…。エリック・クラプトンがデレク&ザ・ドミノス時代に残した作品“伝説の名盤”-、ロック史に燦然と輝く『いとしのレイラ』誕生の背景を暴く。
クリスマスの典雅なイメージを払拭するかのように、謹厳にして生命力に満ちた表現で、バッハの意図をストレートに蘇らせる。映像を含め3度目の録音(ライヴ)はテルデック盤への解説を再掲させたほどに共通項を堅持しつつ、さらなる鮮度と深みの音。★
この法令集は、国土交通省の所管法令のうち、地方運輸局運航部所掌の各種事業(海上運送事業、港湾運送事業及び倉庫業)に関するものを中心に集録したものですが、編纂にあたって、法令内容の正確さには十分配慮するとともに、利用の便を考慮して主要法令には条文毎に改正経過及び参照事項を附すこととしました。
小澤にとっては34年ぶりの録音となる「幻想交響曲」はサイトウ・キネン・オケとのライヴ録音。まさに十八番というべき、隅々まで目配りのされた説得力のある指揮。オケがよく応える。堂々たる演奏だが、昔のままの若々しい情熱や運動性が小澤らしい。
女性ヴォーカリスト二人組の初作を鈴木惣一朗がプロデュース。繊細でチャイルディッシュな歌声とアコースティック楽器のみを使用したオーガニックでぬくもりのあるサウンドは、ヴァシュティ・バニヤンにも通じる。生々しい録音も巧みに臨場感を際立たせている。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
札幌発ストレンジ・ハードコア・バンドの、『Twist, swingin'& percussion instrument』以来となる2ndフル・アルバム。90年代のエモーショナル・ハードコアへの原点回帰とその発展形を体現した一枚。
99年3月に3年間の沈黙を破り活動を再開した、怒髪天の2001年発表アルバム。彼らが提唱する“R&E(リズム・アンド・演歌)”なサウンドを全開に押し出した、ガムシャラでちょっと情けない、そんな男心が詰まった濃い楽曲が満載。