本書は、人間形成と学習環境にかかわる諸課題を歴史的な視点から考察する上で価値をもつ各種映画を研究素材として活用するための条件を整え、かつ研究の手続きと実際を提示することを試みたものである。
〈種まく人〉で親しまれるミレー、印象派の先駆となったコロー、現実を活写するクールベが、登場。19世紀中期のフランスに始まり、諸国に開花した“レアリスム”。自然の光輝、人間の生命を描出、迫真の名作468点を収録。ロシア、東欧の新規取材の成果。
ユダヤ人の歴史は、国家的つながりの弱い、わずかな土地を受けついできた古代の人々の生き残りの歴史である。再々繰り返された迫害、大虐殺、追放を受けたユダヤ人の歴史、文化、宗教などについて解説。
本書では超音波の基礎、解剖、走査法に始まって、従来の超音波の成書と異なって消化器疾患を網羅して疾患の解説と超音波所見を客観的に詳しく記述した。
エレファンタやエローラの石窟芸術。カジュラーホのヒンドゥー教寺院の高塔と官能的な彫刻の輪舞。デリーをはじめ南インドやデカン高原に遺るヒンドゥーとイスラーム建築。ムガル時代を中心とする細密画と工芸美術。計6次に及ぶ現地取材の成果を反映するインド中世美術の決定版。
明代の陶磁器を代表する青花、五彩、豆彩、浙江で活躍し、浙派と呼ばれた画家たち、蘇州を舞台に活躍して呉派と呼ばれた画家たち。山水、花鳥、文人画は多大な影響を日本に与えた。大陸各地に残る仏教、イスラーム、チベット仏教、孔廟、紫禁城、長城などの建造物、江南の代表的名庭などを500余点のカラーで紹介。