13歳の長男ジェムをはじめとする6人のわが子にかこまれて、炉辺荘で幸せな日々をおくるアン。子どもたちは、〈虹の谷〉と名づけたお気に入りの小さな谷間で、自由奔放なふるまいでいつもさわぎを起こす牧師館の4人きょうだいや、奉公先を逃げだした孤児のメアリーと出会い、仲よしになる。村の人々との交流のなかでのびやかに成長してゆく子どもたちを、母親としてアンは、あたたかく見守る。
これであなたも大易者。健康・仕事・金銭・対人・異性・旅・出張・勝負いつでも使える困った時のみちしるべ。
マルチメディア時代の切り札、パソコンと速読がドッキング。このユニークな学習法で速読をらくらくマスター。
時に荒々しく、時に繊細に流れる歴史の旋律が聞える。社会のあらゆる階層に深い亀裂が生じた南北朝動乱の時代相を劇的に描き出す。
「悟り」とは一つの神秘体験である。マンダラが描く、その未知なる世界への旅は、どのようにして可能なのだろうか?人間の深層心理には、自己と他者、善と悪などの対立を超える、全体的なものへの志向がひそんでいる。本書はその「全体性」を手がかりに、仏教とユングという異なる二つの思想を比較分析する。健全な自我を持たない「仮面人間」である現代日本人に、自らの内的世界に目覚め、新しい意識を創造することを呼びかける一冊。
日常会話から新聞・雑誌・やさしい文学作品の読解までを射程に収めた価値ある1冊。初歩から大人の会話で綴るお洒落な入門書です。
1963年11月22日、陽に照り輝く大統領専用車は、ガード下の暗がりへと向かっていた。暗がり、闇の力、闇にうごめく暗殺者の群。20余年の時を経、虚実のはざまにたゆたう「事件」が今、衝撃的な小説作品の中に甦る。より鮮烈に、より激しく、もの狂おしく、数発の銃弾にいたる薄暮の道程が語り明かされる。『リブラ 時の秤』によって、ダラスの熱い日は、現代の叙事詩となった。ダラスの「魔の刻」を描き切った戦慄のベストセラーついに登場。
「憎しみだけが、俺たちの強みなのさ」リー・オズワルド、ジャック・ルービー、CIA秘密工作員、亡命キューバ人…。逃れようもない渦に呑みこまれ、抗いきれない何かに突き動かされて、彼らはケネディを待った。狙撃者のつぶやき、そのわびしい汗の匂い、病んだ体熱。-鬼才ドン・デリーロの精緻な小説構造の中で、暗殺者が再び黒いロンドを踊る。
オサナアソビゴコロ星に住むアイシテルは、元気な男の子。石ころ型ロボットのイッシーや、土の中でくらすボコボコ、巨大な雲のモココなど、ゆかいな仲間とともに、なぞの人物、風博士をたずねる冒険へ…。心がポカポカ、からだがフワンとなるような、あったかくて楽しい書き下ろしファンタジー。小学中級から。
光源氏をめぐって登場する女君たちの多彩な愛のかたちと四季折々の情趣をとおして、源氏物語のつきせぬ魅力を語る。源氏研究第一人者の珠玉のエッセイ。
信号保安設備と鉄道通信設備をめぐり、技術的変遷、機器の種類、取扱い方、新技術の導入と最新機器の紹介という4つのポイントから「新しい時代の鉄道保安」のあり方を解説した業界待望の書。