今ぼくは第二の人生を送っています。つまりぼくには前世があるのです。ある雨の日の晩にバロン・サムデイがやってきて、おなかをえぐられて、そうしてぼくは死にました。前世、ぼくは黒人でした。チャーリーーそれがぼくの名前でした。-現世に蘇る、前世でいちばん残酷な日。不可解な謎を孕む戦慄の殺人劇に、天才少年探偵が挑む!長編本格ミステリ。
1930年、ベルリン滞在中のアントナン・アルトーの前に現れた日本人青年は、ローマ皇帝ヘリオガバルスと信長の意外なつながりを彼に説いた。ふたりはともに暗黒の太陽神の申し子である。そして口伝によれば、信長は両性具有であった、と…。ナチ台頭期のベルリンと戦国時代の日本を舞台に、伝承に語られた信長の謎が次々と解き明かされて行く。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
危うくも楽しい活字ライブの舞台裏とはーいかに話を引き出し、書くか、豊富な現場体験と名インタビュアーの技に学び、その方法論と味わい方を伝授。
子どもが本を読むことの大切さは誰もが口にするが、つきつめて考えると、それはなぜなのか、心底から納得できる答えを得るのは案外むずかしい。長年、大学生を教え、「子どもの本の会」を主宰してきた著者が、このテーマに真正面から取り組み、たどりついた成果を、講演のようなやわらかい語り口で説く。
幾度も戦乱の地となり、貧困、内乱、難民、人口・環境問題、宗教対立等に悩むアフガニスタンとパキスタンで、ハンセン病治療に全力を尽くす中村医師。氏と支援団体による現地に根ざした実践から、真の国際協力のあり方が見えてくる。
携帯電話の分厚い取扱説明書をどう読むか?大量の資料から要点をつかむには?一夜漬けで試験に臨むには?情報の洪水の中で生き抜くには、効率よく本質を理解する技術が不可欠。「誰かに教えることを前提に情報収集」「仮説を立てて検証」「頭の中で図表化して保存」などをマスターすれば、必要な情報だけを吸収、人前でも分かりやすく説明できる。仕事で役立つ文章読解術・対話術から、資格・試験で成功するためのノウハウまで、今すぐ使えるテクニックを伝授!「要領のいい人」になるための知的情報術。
「経皮毒」って、そうだったんだ!?これでわかった「経皮毒」のナゾ!シャンプーや化粧品、洗剤まで日用品に含まれている有害物質がアレルギーや花粉症、気管支ぜんそく、ガンなどを引きおこす原因だったとは!図解で見てわかる、読めばなおわかる「経皮毒」の全体、この1冊でまるごとキャッチ。
猫のダヤンと“わちふぃーるど”の世界が、すてきなタロットカードになりました!ダヤンと仲間たちの豪華なタロットカードが22枚、そして、占い界の第一人者・鏡リュウジによる占いブックが1冊入っています。さあ、あなたもダヤンと一緒に、タロットの世界の扉をあけて、神秘の占いを始めましょう。
1978〜79年に放送された、日本テレビ系のアドベンチャー・ドラマ。石から生まれた猿の妖怪・孫悟空が三蔵法師と出会い、仲間を得て天竺への冒険に出る。ゴダイゴの主題歌に乗せ、堺正章が大活躍。夏目雅子の美しさも圧巻!
行方不明の父親を捜すため、倉西美波はアルバイトに励んでいる。そのバイト先で高額の借金を負うハメになり困惑していたところ、「寝ているだけで一晩五千円」というバイトが舞い込んだ。喜び勇んで引き受けたら殺人事件に巻き込まれて…。怖がりだけど、一途で健気な美波が奮闘する、ライトな本格ミステリ。期待のシリーズ第一弾!短編「たった、二十九分の誘拐」も収録。
二十世紀初頭、ロシア。人にも獣にもなりきれないミノタウロスの子らが、凍える時代を疾走する。-文学のルネッサンスを告げる著者渾身の大河小説。
空想が生んだ惨事が心の空白を埋める。無意味で不気味な心の暗渠を覗く14編。
一番。それは、たった一人の、選ばれた、特別な人間だけが座る場所。そんなふうに考えていませんか?あえて断言します。誰もが一番になれるのだ、と。すべては妄想から始まる。
脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。例えば青魚を食べること、コーヒーや白砂糖を控え目にすることだ。サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなり、さらにうつの改善やアルツハイマー病の予防にも有効。妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。一方コーヒー依存になると、脳や副腎が疲弊してしまう。白砂糖をとりすぎると血糖値を乱して精神を不安定にする。本書は脳と心にいい食事、悪い食事について、治験による裏付けを明記しつつ平易に解説する。
子供たちに大人気のヒーローアニメ『それいけ!アンパンマン』からキャラクターごとにエピソードを厳選収録するシリーズのばいきんメカ編。とても強いばいきんメカ、だだんだんやシーボーズ2号が大暴れするお話が楽しめる。
世界が終わろうとしています。
ぼくらの“ともだち”によってーーー。
[全3部作]の第1章、降臨。
累計発行部数2000万部超!
浦沢直樹による世紀のベストセラーコミック全世界待望実写映画化!
「YAWARA!」「MONSTER」の浦沢直樹が1999年から2007年まで約8年をかけて描いた「20世紀少年」。累計発行部数2000万部を超える国民的コミック。その人気は日本に留まることなく世界12カ国(オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、フランス、イタリア、インドネシア、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ)で翻訳出版され、中でもフランスでは権威ある漫画賞であるアングレーム国際漫画祭・最優秀長編賞を受賞している。
⇒20世紀少年最終章 映画化記念!浦沢直樹さん関連作はこちら!
デジタル社会は謎と笑いに満ちている。昼下がり、アップルの社員らしき若い男たちを尾行してみたり、サポートセンターに電話して、いつの間にか係の女性相手に「人生」を語ってしまったり…。Mac、iPodから秋葉原、インターネット、メールまで、デジタルとの格闘から生まれた抱腹絶倒の全49編。パソコンがわからなくても面白い、超脱力エッセイ集。
3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。そのあまりの美しさに息を呑む教室の中で、彼女は教壇に立ち、無愛想にただ自分の名前だけを告げた。教室全体が次の言葉を待っていた、その時ー。「星野一輝」-呼んだのは、何故か僕の名前。「私はお前を壊すために、ここにいる」そして、突然の宣戦布告。ただ超然と、毅然として言い放ち、静かに微笑む彼女の真意は…!?御影瑛路が贈る新作登場。