古くから、妖怪は人々が暮らすところにひっそりとすんでいるといわれています。この本で都道府県ごとに紹介する妖怪も、日本のあちこちにあらわれるようです。また、同じ妖怪でも場所や時代、会った人や伝えた人によって、呼び名やすがたかたち、性格や行いが変わることもあります。みなさんのまわりで、得体の知れないものがあらわれたり、ふしぎなことが起こったりしたら、それは妖怪かも…?
持ち主の居所や生死が判明しない土地の「所有者不明化」。この問題が農村から都市に広がっている。空き家、耕作放棄地問題の本質であり、人口増前提だった日本の土地制度の矛盾の露呈だ。過疎化、面倒な手続き、地価の下落による相続放棄、国・自治体の受け取り拒否などで急増している。本書はその実情から、相続・登記など問題の根源、行政の解決断念の実態までを描く。
本書は、大学での学びに耐え得る「日本語の基礎体力」を身につけていくための日本語問題集です。初年次教育をはじめ、リメディアル教育、入学前教育としても利用できます。本書に掲載されている問題は、すべてオンラインでも取り組むことができます。
2学期も終了間近の12月半ば、Dクラスを裏で操る存在Xの特定のため、Cクラス龍園の執拗な調査が開始された。高円寺までもが疑いの対象となり、ターゲットが絞られる中、ついに龍園の魔の手は軽井沢恵に迫り…。そのような状況で清隆は唐突に茶柱先生に呼び止められる。珍しく弱気な表情の茶柱が案内した先にいたのはー「既に退学届は用意させてある。校長とも話がついている。後はおまえがイエスと言えばそれで終わりだ」「あんたの命令が絶対だったのはホワイトルームの中での話だろ。あの部屋はもうない。命令を聞く必要もない」退学を迫る清隆の父親、そして学校の理事長から、秘められた高度育成高等学校のシステムが語られー!?
ももちゃんとぼくの幸福な日々は、ずっとずっとつづくと思っていたー。待望の描き下ろし絵本!宇野亞喜良の愛猫の実話にもとづくものがたり。
「もはや戦後ではない」といわれた半世紀以上も前、創価学会は海外への第一歩をアメリカから踏み出し、今や世界192カ国・地域へ、その連帯のネットワークは広がっている。アメリカ広布はどのように始まり、いかに根付いていったのか、アメリカの人びとはなぜ題目を唱え、どんな願いを込め信心を続けているのか。緻密な現地調査によって、あまり紹介されることのなかった“SGI-USA”の歩みを丹念にたどり、アメリカ創価学会員の実像と、太平洋を越えて半世紀以上にわたる事実と事実の客観的連関を生き生きと描き出す、宗教社会学の成果。
かつてない荒波に船出する若武者たち。彼らとの出会いがタイムドリフターの運命を変える!!
大仏建立の時代に降りたったタイムドリフター。世紀の大事業を目にした彼らはいったい…!?
白峯の御陵を訪ねた西行法師の前に崇徳院の亡霊が現れる「白峯」、学者と武士が義兄弟の盟約を結び、ある約束をかわす「菊花の約」、蘇生した僧侶が自らの数奇な体験を語る「夢応の鯉魚」、風雅を好む青年が妖しい美女に出会う「蛇性の婬」など、あの世とこの世、人間と人間でないものが交錯する、美しくも恐ろしい9つの物語。流麗な筆致でつづられた本格怪異小説を、やさしい現代語訳と丁寧な解説とともにダイジェストで読む。
この地球上には、名前がつけられているだけでも180万種以上の生き物がいる。そのなかにいる、姿かたちやくらしがちょっと変わっている「へんな生き物」。そんなへんな生き物のなかから100種をおもしろおかしく紹介。へんてこな姿。すごい能力。したたかな生き方。へんな生き物を楽しみながら、考える力が身につくずかん。