木綿問屋のひとり娘おまゆは、背たけは6尺、体重23貫の大女。そんなおまゆが契りを交わしたのは掏摸上がりの年下の男、又吉だった。皆に反対されながらも幸せな所帯を持った2人だが、又吉は再び掏摸に手を染めるようになり…(池波正太郎「市松小僧始末」)。ほか、古今の人気作家が勢揃い!江戸の「秋」をテーマにした大人気時代小説アンソロジー。文庫オリジナル!
21世紀の東京から平安時代の京都にタイムスリップした、洋食シェフの柴咲明日香。安倍晴明や藤原道長に豆腐ハンバーグをふるまいながら、今日もせっせと後宮で料理を作っていた。そんなとき、藤原彰子が懐妊をしたという報せが入る。つわりに苦しむ彰子を巡って、後宮では騒動が勃発する…後日、道長の邸で蹴鞠大会を開くことになったのだが、明日香はそこでとんでもないことを思いつく…!!大人気平安飯テロ小説、第二弾!
下北沢の輸入雑貨店で再びアルバイトを始めた和子が持ち帰ったぬいぐるみのカエルから、突然野太い声が聞こえてきた。「よう。俺だよ!」。心中偽装事件を解決し、成仏したはずのオヤジ刑事・康雄が、「ポイント稼ぎのために戻ってきた」と言うのだ。翌日、盗作事件に巻き込まれた和子は、身に潔白を証明するため、“あみぐるみ刑事”と再びコンビを組んで、捜査を開始することに…。待望のシリーズ第二弾。
一九七一年、大学の卒業旅行で出会った男女七人がその後も折につけ集い、旧交を温めてきた。銀行員、厚生官僚、新聞記者、商社マン、高校教師、弁護士、メーカー勤務として社会に出た彼らは五十七年後、予想だにしなかった人生を振り返ることにー。2028年の日本を予測し、団塊の世代、彼らに関わるすべての人のゆく先を示す、予測小説のパイオニア堺屋太一の真骨頂!
古えより秋に逢えば寂寥を悲しむ…月、菊、雁、紅葉など、詩の題材に事欠かない秋は中国古典詩では古来、悲しみの季節、であった。“断腸”や“愁い”を詠み込んだ数々の名詩、漱石が『草枕』に引いた陶淵明「飲酒」や王維「竹里館」、また杜甫の詠んだ「登高」は日本にはない秋の行事。ほかに「静夜思」「楓橋夜泊」など定番の名詩を満載。旅に、夜長に、最適のシリーズ第三巻。
しあわせ脳を育てるファーストブック。色とアイテム、笑顔が脳細胞を刺激して育てます。
『海と毒薬』『沈黙』につながる秘められた幻の短篇、初の単行本化!瑞々しい筆致で描かれた、若き日の秀作。
気鋭のヴァイオリニスト、ルカ・ファウリーシによるセカンド・アルバム
新進気鋭のヴァイオリニスト、ルカ・ファウリーシが、明るく若々しいエネルギーで挑んだ、有名曲ヴィヴァルディ『四季』の新録音。ポーランドの気鋭のバロック・アンサンブル「オルキェストラ・ヒストリチナ」(コンサートマスター:マルティナ・パストゥスカ)との共演。ルカのフランス的でロマンティックなヴァイオリン演奏とオーケストラのバロック的で力強いテイクが、この有名曲に新たな光を当てています。
挿入曲としてカタルーニャ民謡『鳥の歌』、リリ・ブーランジェの『夜想曲』、チャイコフスキーの『四季』より『10月』を収録。
ルカ・ファウリーシは3歳でヴァイオリンを始め、オランダのマーストリヒト音楽院でボリス・ベルキンに師事。「信じられないほど才能のあるヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト」(パヴェル・ベルマン)、「素晴らしい楽器の才能と強い音楽表現力を持つ非常に才能のある若者」(エマニュエル・パユ)、「信じられないほどの能力」(ジャン=ジャック・カントロフ)など、著名なアーティストからも高い評価を得ています。シュチェチン・フィルハーモニー管弦楽団とのポーランド・デビュー、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団とのフランス・デビュー、トリノ・フィルハーモニー管弦楽団とのイタリア・デビュー、ベオグラードのコララック・ホールでラジオ・テレビ・セルビア交響楽団とセルビア・デビュー、FAMEのヨーロッパ・オーケストラ・パフォーミング・インスティテュートで北マケドニア・デビューなど、世界各国でデビューを飾っています。アジアでの存在感も高まっており、最近ではマカオ管弦楽団や香港シンフォニエッタとのコラボレーションも行っています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番ホ長調 RV.269『春』
2. カタルーニャ民謡:鳥の歌
3. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 RV.315『夏』
4. リリ・ブーランジェ:夜想曲
5. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第3番ヘ長調 RV.293『秋』
6. チャイコフスキー:四季 Op.37〜10月『秋の歌』
7. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第4番ヘ短調 RV.297『冬』
ルカ・ファウリーシ(ヴァイオリン)
マルティナ・パストゥシカ(コンサートマスター、指揮)
{oh!}オルキェストラ・ヒストリチナ
録音時期:2023年5月4-6日
録音場所:ポーランド、ビエルスコ・ビャワカヴァティーナ・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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