明るさの残る薄暮から暗闇に落ちていくまでのわずかな時間の、刻々と表情を変える東京の景色をヘリコプター撮影でとらえた映像集。恵比寿ガーデンヒルズからお台場まで、繊細な色彩変化を漂わせる夜景は息をのむほど美しい。
TOKYO FM系列で放送されている人気ラジオ番組『放送室』のCD化第4弾。ご存じ、松本人志と、30年来の仲である放送作家の高須光聖による軽妙なトークが収録されている。今回は2002年5月2日の第31回の放送から第40回までを収録。CDにして、なんと10枚組のボリュームだ。さて、相変わらず決して世間にとって重要ではない面白い内容のトークが次から次へと繰り広げられるわけだが、この番組の特色として思うのが、まずFMであるにもかかわらずAMラジオ的なノリということ。いい意味でゆるく庶民的。だから親しみやすい。そして、幼少の頃から互いを良く知る二人がなす、あうんの話術。ついつい引き込まれ、話に参加しているような錯覚に陥ってしまうから不思議だ。そして、何度聴いても面白い。人気の“すべらない話”の原型はこんなところにあるのかもしれない。
日本歌謡界の女王・美空ひばりがジャズを歌った貴重なアルバム。ナット・キング・コールが死去した年に追悼盤として制作。ナットの代表曲を歌った。ひばりはこの10年ほど前からジャズも歌うようになったそうだ。こなれた歌唱で貫禄をみせる。指揮は原信夫。
“地上で、最も優しい歌声”というキャッチがすっかり板に付いてきた、中孝介の新しいバラードの傑作だ。決して少なくない、島唄からキャリアを始めた歌い手の中でも抜群といえる、その器楽的とさえいえる端正で“美しい”声の魅力を従前に発揮させたナンバーだ。
仮想空間は次世代のインフラになりうるか?報道では明かされない3次元ウェブの正体は、企業よりも住人が力を持ち、即興のコラボレーションが創造力を飛躍させる世界だったー渾身のインサイド・ストーリー。
TVドラマの主題歌に抜擢された「ホントはね」などのシングルを含む、奥村初音の1stアルバム。小学生の頃から多数のライヴを経験してきた実力派で、ピュアな歌声とシャープな感性に包まれた質の高いナンバーを届けてくれる。
本籍は浪曲師、現住所はマルチ三味線アーティストの国本武春の3枚組ベスト盤。ロック、ブルース、ブルーグラス、もちろん浪曲までパワフルなパフォーマンスを満喫できる。ディスク1の「Hobo」なんて和製ホーボー・ソングの極致だ。抜群のスピード感で最後まで突っ走る。
若い頃にギターに触れたことのある“ギター回帰層”をターゲットとした、フォーク・ミュージック中心のコンピレーション。歌詞カードにはコード譜が表記されていて、聴いて&弾いて楽しめる参加型の作品となっている。
突然の交通事故が幼い兄妹を襲う。兄は一命を取り留めるが妹は死亡。父は悲しみに暮れ、息子は必死で苦しみに耐えようとするが……。家族の絆の再生を描いたアメリカの児童文学を、竹野内豊主演で映画化した感動編。
宮崎県の西米良村に旅をした忍者サノスケじいさんと一郎太は森の妖精かりこぼうずに出あって…。