新米遊撃士の旅路は、やがて王国全土を巻き込んだ繚乱へ…エステルとヨシュアが行方不明の父から受け取ったものとは…?10周年を迎えた日本ファルコムの大人気RPG『軌跡』シリーズ。その記念すべき第一シリーズとなる『空の軌跡』の本編ノベライズ第二巻が登場!
シュハイルの谷で聖星石を手にした娘は、星を占い未来を予知する「聖占女」となる。だがシェラナの占いはいつも外れてばかり。ある日の占いで、暗愚な暴君として悪名高いハイダル侯カイスの大病を見てしまったシェラナは、占い結果をおそるおそるカイスに伝えるが、意外やカイスはシェラナを信じてくれる。彼は忠臣を装い王位を狙う宰相を欺くため、暗君のふりをしていたのだ。彼とともに王城に向かったシェラナは…!?
飛行機の故障で砂漠に墜落し、九死に一生をえたカメラマンのフラッシュは、手にカメラを持ったまま命の恩人の小さな姉弟につれられ、異文化の村へはいりこむ…『不思議を売る男』の作者ジェラルディン・マコックランのはなつ異色作。
たまたまジムにまぎれこんだ男が、練習して練習して練習しなければ強くなれない、金にもならず、命すら奪われかねない過酷な世界にのめり込む。人はおもしろい試合を見てしまうと、夢中に、暑苦しくならずにはいられない。そこは世のうつろいと無縁の時がとまった世界。まばゆい光の下で突き上げられた拳は、いったい何を掴むのか。たたみかけるようにパワフルに、ボクシングそのものを描ききった傑作長篇。
法然上人八百年御遠忌を機会に、證空上人の教えや足跡を、教義・典籍・関係人物・遺跡などの中に探り、平易に解説。
はじめて冬をむかえるしんくんとのんちゃんは、くまの親子から雪の話をきいて、想像をふくらませます。「まだかなあ、しろいの」「まだかなあ、フワフワ」。まち続ける心を、ゆったりと描いた絵本。
大敗を喫した源頼義・義家は謀議を尽くして巻き返しをはかる。安倍一族の内紛、出羽清原氏の参戦で安倍貞任・藤原経清の苦闘がつづく。陸奥の運命を担う二人の男は大きな炎となって空を染めようとしていた。凄絶な戦いが源氏と安倍氏の存亡をかけ、戦さ場に生きる人人の愛と哀しみをたたえながら始まる。
その無心さが、感動の書を生み出す!東大寺や国体総合開会式で、席上揮毫。建仁寺、建長寺、中尊寺などで作品展を開催。50作品が見やすい!!特別製本。
休日、奥多摩へ出掛けたカメケン一行は手作り感溢れる「森の縄文博物館」に立ち寄ることに。だが亡き創設者の孫曰く、近く閉館せざるを得ないらしい。博物館を救うために、忍が思いついた起死回生の一手とはー?東京山の手で民家の庭の発掘を依頼された無量と柳生。出土した美しい茶器には江戸を揺るがす秘密が隠されていて!?ほか、無量と亀石の出会い、鶴谷が挑む土人形の謎など、全4編の泣いて笑えるほっこり短編集。
高校2年生のヒロと美嘉は、お互いの思いを確かめ合い幸せな日々を送っていた。しかしヒロは、深刻な病に侵されていることを宣告されてしまう。美嘉を幸せに出来ないと考えたヒロは病を隠したまま、美嘉に別れを告げようと決心しー。実体験を元に描かれ、日本中を涙でつつんだ『恋空』の、ヒロ視点でつづる切なすぎるアナザー・ストーリー、待望の文庫化。