北欧フィンランドに暮らす著者が集めたとびきりかわいい日用品たち。フィンランドの“意外な素顔”が見えてくる在住者ならではのエピソードも楽しい!巻末の「ヘルシンキとっておきスポット64」には、初紹介のお店もたくさん載ってます。
運営ノウハウや資金計画、使い勝手の良いキッチン道具から、おいしいコーヒーのいれ方まで、人気店のオーナーだけが知っている「成功するカフェの作りかた」。
こうちゃん、灰いろの空から降ってくる粉雪のような、音立てて炉にもえる明るい火のような、そんなすなおなことばをもうわたしたちはわすれてしまったのでしょうかーただ一つのこされたちいさな物語。
中学の同級生の葬式で再会したK君。彼と一緒に過ごした不思議な空間。K君のいれてくれた紅茶は永遠に冷めないー。猥雑な生から透明な死へと傾斜していく現代の危うい感性を捉えた表題作に、「ダイヴィング・プール」を併録した傑作小説集。
かつてヨーロッパ人にとって中国の不思議な飲み物は、神秘の薬・王侯貴族のステイタスであった。英国人はやがてその茶に二つの種類があることを知る。一つは緑茶、一つはもっと深い色で、見も知らぬ南国のフルーツの香りがした。この茶を求めて、英国は国家経済を揺るがせ、戦争を起こし、ついには世界をまたぐ帝国を築いてゆく…。紅茶誕生の数奇なドラマと、その影の知られざるアジアの真実を追って各地に取材した、紅茶ファン必読の一冊。
戦った、敗れた、ボロボロになった!「真人間への道」「座席の選び方」「わたしのダイエット」など何でもないことに苦しみ抜くツチヤ教授が、襲いかかる周囲の人間、自然現象、運命を相手に戦いを挑み、敗北にまみれ、更に苦悩を深める様を切々と訴えた爆笑エッセイ。鍋敷きにされるのを覚悟の上で緊急文庫化。
紅茶に恋して、もっともっと知りたくて、やってきました紅茶の国へ。そこで出会ったのはおいしい紅茶と、人情味あふれる愛すべき人々。なんてすてきな国なの、スリランカ。
百年に一度の大洪水が起きる確率は?喫煙とがんの因果関係は?ピアソン、フィッシャーの二大巨頭を中心に華々しく繰り広げられる才人たちの知恵比べを、多くのエピソードとともに綴るおもしろ統計学史。
私らしい、モノ・コトの見つけ方。
凍る愛、消え去った時間。そして、掌で確かめられるほど鮮やかな“死”の輪郭。猥雑な生を忌み、死へと傾斜してゆく時代の感性を、彫琢した文体で掬いとった第103回芥川賞候補作。
本書では、現在日本で購入することのできる紅茶をできる限り(131ブランド)掲載しています。ブランドの代表商品はもちろんのこと、原産地、等級、風味、香り、水色、飲み方などの紹介をしていますので、紅茶通はもちろんのこと、これから紅茶を楽しもうという方にも役立つ内容になっています。また、紅茶の等級、代表銘柄、産地などの基本知識や、買い方、おいしくいれるコツなど幅広く紹介しています。
冴え渡る推理で名を馳せる、若き「臨床犯罪学者」、火村英生。彼のフィールドワークに欠かせない存在が、相棒の推理作家、有栖川有栖だ。年の瀬も押し迫ったある日、神戸の豪邸で売れっ子作詞家が殺された。依頼を受け捜査に出かける2人だが…。
これから紅茶のある暮らしをスタートする皆さんに、ぜひ覚えておいてほしい実際的なことがらのみをまとめてみました。いつもそばにおいて使える実用本として、本書を皆さんにおくります。
家族、親友、恋する人ー人との悩みは人生のスパイス。けどそれが強すぎて、とてもつらいとき。吉祥寺を訪れてみませんか。もしそこで、不思議な霧の街角に迷いこんだら。あたたかな空気に満ちた、その紅茶屋に出会えたなら。店主はきっと、優しい微笑みであなたを迎えてくれるはずです。つらい気持ちを抱えたあなたに、とびきり素敵な魔法の紅茶を淹れてくれるかも。「おんみょう紅茶屋 らぷさん」で、陰陽師が淹れる運命の一杯、いかがですか?
創業以来の危機を迎えた老舗の糊メーカー「スナマチ」。起死回生をかけて新商品の開発に力を注ぐが、なんと完成したのは「くっつかない糊」だった!新入社員の啓太とベテラン営業マンの本庄は、商品化するべく日夜、頭を悩ませるが…。今野敏が贈る、ユーモアたっぷりのサラリーマン応援小説。