イギリスにおいて、紅茶は、過去三百年の間に、優雅に洗練された文化になった。イギリス人は日本人が四季を愛するように、四季折々に紅茶を楽しむ。春は華やかに、夏はさわやかに、秋はゴージャスに、そして冬は暖く。豊かになったわたしたちの生活は、英国紅茶の「ゴールデン・ルール」を学ぶことによって真の豊かさを得ることができるだろう。紅茶好きにおける絶好の書。
紅茶のやってきた遙かな道を辿り、香りのある風景をつづるティーエッセイ。世界三大銘茶の一つ、祁門茶を訪ねて中国、祁門へ。スコットランドの田舎に生まれ、セイロン紅茶の偉大なパイオニアとなったジェームス・テーラーの足跡を訪ねて、スリランカ、英国へ。なにげなく口にしているいつもの紅茶に、こんな物語があったなんて-。イラスト多数。
一杯のおいしい紅茶に、英国文化の奥深さが見える。-英国史と紅茶の密接な関係、文学に現れた紅茶の風景、トワイニング、リプトンら、名を残した茶商たちの列伝、日本の「茶道」と「英国紅茶」の比較など、紅茶にまつわるさまざまなエピソードがいっぱい。さらに、紅茶の善し悪しの見分け方、おいしい紅茶のいれ方、ティ・セットのいろいろまで語った、楽しく滋味豊かな紅茶読本。
体と心に良いことを。ブラックティーからバリエーションティーまで紅茶の楽しみ方をQ&Aスタイルでご案内します。食べ物との組み合わせ方や歴史と効用も収録。
本書は、お茶が、ティータイムが好き、またはこれからそうなりたい人たちのためのやさしいメニューブックです。さっと作れるものばかりなので、とにかく楽しんでくださるといいなぁと思います。ただ著者は紅茶屋ですので、お茶のいれ方についてはちょっと詳しく書きました。なんといってもティータイムの決め手は、お茶がおいしく入っていることですから。この本では、相性がよいと思うお茶とお菓子や料理の組み合わせで、それぞれのメニューを組みました。あすお客さまがいらっしゃる…どういうメニューでお茶を?というときに、この本を参考にしていただけるとうれしいです。各メニューにつけた絵は、それぞれ著者の作った小さなお話の一場面を切り取って描きました。長かったり、短かったりするそのお話のすべてにティーの場面が出てきます。
本書は、シンプルな現代生活にピッタリ合うような、とっておきの一杯-。そんな紅茶をいれるためのレッスン、簡単な手作りお菓子のレシピ、そしてティーパーティーの開き方を、わかりやすく一冊にまとめました。
本書は、今人気を呼んでいるカフェへの取材や、実際にカフェビジネスに携わる女性たちへのインタビューを中心に構成。そしてカフェビジネスの中でもさらに細分化し、ティーインストラクターや茶葉ショップ経営など紅茶に関する仕事や、コーヒー豆専門店経営などコーヒーに関わる仕事についてもレポートした。
本書は洋菓子を初めて作ってみようと思いたった人から、おはこのレパートリーをもう少し広げたい方までを読者対象とした。そのために基本菓子123品のレシピを収載した。
紅茶とケーキと時間の、素敵な関係。ヴィクトリア調の正統派アフタヌーンティーから個性豊かなケーキづくりまで、あなたの素敵な「TEA TIME」を演出します。
暮らしの四季折々、心なごむ風景、満ちたりた時の移ろい。傷つき悩んだあの頃。やさしさと癒しに包まれた言葉に、美しいカラー・イラストをちりばめた書き下ろしエッセイ集。
毎日のティータイムがぐんと楽しくなる、イラスト満載の紅茶エッセイ。紅茶のいれかたのカンタン・レッスンから、紅茶にぴったりのティーセット選び、お菓子の作り方。そしてイギリスでのティータイム体験のあれこれ。本書はティータイムのおたのしみがいっぱいつまった一冊です。