山田五十鈴は1917(大正6)年、大阪に生まれた。父は新派役者、母は元芸妓。1930(昭和5)年、十三歳のとき日活映画『剣を越えて』で女優としてデビュー。戦前戦後を通じて映画・演劇のスター女優として他の追随を許さない存在だった。その間、私生活では四度の結婚離婚、ひとり娘瑳峨美智子との死別など波瀾の人生を送った。2000(平成12)年、文化勲章を受章。女優道ともいうべき彼女の生き方を元松竹プロデューサーが詳細に描く。
作品解説
昭和45年公開
日本女侠伝 鉄火芸者
大正中期の深川。辰巳芸者の小しず(藤純子)は10年前に命を助けてくれた男を想い続け、芸は売っても身体は許さない女として通っていた。そんな小しずをよしとする贔屓客の米問屋・浅井(曽我廼家明蝶)は、米を買い占め値を上げようとする同業の安川(安部徹)に抗し、安く卸していた。ある日、浅井と小しずの面会中に現れた浅井お抱えの小揚げ業者・小林勇吉(菅原文太)こそが、10年前に小しずを救った人物。そのことに思い至る小しず、勇吉、浅井だったが、勇吉は浅井を支えてほしいと小しずに告げる。安川は浅井の米を燃やし、浅井の命も奪う。勇吉は落とし前をつけに単身、安川の根城に殴り込むのだったーー。“花の山下”監督による藤と紫陽花の演出も観どころのシリーズ第3弾!
スタッフ
監督:山下耕作
脚本:笠原和夫
撮影:古谷伸
企画:俊藤浩滋/日下部五朗
音楽:木下忠司
進行主任:福井良春
キャスト
藤純子、安部徹、藤山寛美、山本麟一、曽我廼家明蝶、伴淳三郎、川谷拓三、玉川良一、菅原文太 他
銀幕の裏側
芸者に見る帯の結び/ヤクザ映画は教育映画? 他
作品舞台を訪ねて
深川
俳優名鑑
伴淳三郎
東映任侠映画とその時代
「エロの次はテロ」--大川博社長も乗り気に
TikTokで路上ライブ動画が200万再生越えの「イヌ」。
Billboard JAPAN 内チャート「Heatsekers songs」にて2022年間累計1位を獲得し、ストリーミング累計1億回再生突破した大ヒット楽曲「バニラ」。
サブスク人気楽曲「コインランドリー」など6曲に加え、最新曲を加えた全7曲入りEP。
女性二人組によるメジャー・デビュー・ミニ。さりげなく耳に馴染むのに凛とした響きを残すヴォーカルが印象的。英語詞ながら温かな心象風景が目に浮かぶ「Cherry blossoms」、じんわりと感動をもたらすバラード「リリー」など、タイトルどおり花をモチーフにした心地よいナンバーが心を潤してくれる。
抜群のアイデアと行動力で『観光宮崎』の黄金期を演出した著者のさわやかエッセイ集。宮崎再生へのヒント満載。
悩んだり、苦しんだりしながら心を育ててきた。心を磨くのが苦しいこともあったけど自分を認め、人を認めてはじめて豊かな心になったと思う。自分の心に、幸福への道がある。心を磨くはがき絵の言葉集。
「あじさい折り」の基本から高度なものまでをわかりやすく解説。
アルバム「青色の扉」を全曲収載したベストピアノ弾き語り集。