“ネオ・ジャパネスク・スタイル”という独自の和スタイルを貫くロック・バンド・Kagrra、の、前作「四季」に続く8枚目のシングル。2010年に結成10周年となる彼らの節目の一作だ。
“ネオ・ジャパネスク・スタイル”という独自の和スタイルを貫くロック・バンド・Kagrra、の、前作「四季」に続く8枚目のシングル。2010年に結成10周年となる彼らの節目の一作だ。
アイヌ語で“風”という意味を持つ“lela(レラ)”の、前作『裸の月』からおよそ1年ぶりとなる待望のセカンド。アコギやピアノを基調としたシンプルでオーガニックなバンド・サウンドに、優し気な歌声がたゆたう。北海道出身の彼女らしく、大地のような力強さを感じさせるところも印象的だ。
1972年にさだまさしと吉田政美によって結成されたグレープが発表した3枚のアルバム『わすれもの』『せせらぎ』『コミュニケーション』をコンパイルしたBOX。ヒット・シングルを集めたディスクを追加したSHM-CD4枚組。
2010年5月17日に惜しくも亡くなった作詞家・吉岡治の作品を集めたコンピレーション・アルバム。名曲「天城越え」をはじめ、「越前竹舞い」「飢餓海峡」など女の性をえぐり出す文学性豊かな歌詞がじっくりと歌われる。石川さゆりにとってもっとも大切な作詞家の一人を失ったことが悔やまれる。
7年前に続く2枚目のベスト・アルバムとなる作品である。ピアノ・トリオはもとよりストリングスまでを含めたフォーマットに、彼女のさまざまな面をみることができた。全曲通じての印象は詩情あふれるものだ。代表的なのは「おやすみ」で、ピアノを慈しむように流れる弦と彼女の深い音の紡ぎに引き込まれるだろう。
KOKOMI(vo)とコンポーザーの黒瀬圭亮によるユニットによるメジャー・セカンド・フル・アルバム。シンフォニックなサウンドによるファンタジックな楽曲はどれも叙情的なメロディが抜群に光っており、KOKOMIの感情を込めた歌もグッとくる。ファン待望の「Angel」のミュージック・クリップも同梱。
庭田人生(vo)の歌に共感したメンバーが集い、2000年10月に結成された5人組による、6年ぶりとなる2枚目のアルバム。とにかく歌に惹き付けられる作品だ。飾り気はまったくないものの、投げ掛けられる言葉の熱さに実像が見える。楽曲ごとの色合いの違いも興味深さを増す要素だろう。
最高の音で楽しむために!
2011年3月3日のコンサートをもって活動終焉を迎える5ピース・バンド、Kagrra、。彼らにとって最後のフルアルバムとなる、集大成と呼べる一枚。「四季」「月に斑雲 紫陽花に雨」を含む全9曲を収録する。
オカリナの宗次郎の新作。登場時に比べバック・サウンド傾向がロック/フュージョンに寄ったが、変わらず素朴な音色に安らぐ。ソロのフィーチャーの他、オカリナの6重奏を含め、アンサンブルの妙味も。日本/東洋的な音楽世界への胎内回帰を試行か。