都会的センスあふれるメロディ・ラインでシティ・ポップを確立し、国産AORの元祖とも呼ばれる山本達彦。このベスト盤には、「摩天楼ブルース」「夏の愛人」など東芝時代の名曲が目白押しだ。
江戸時代を背景に、明るく元気な男の子、栗太郎と侍の父、そして捨て犬の栗之助の交流をほのぼのと描いた、オリジナル・アニメ。笑いあり、涙ありの感動作だ。原作は森栗丸のコミック。
常にメッセージ・ソングを歌い続けてきた浜田省吾が、あえてラヴ・ソングのみを歌った問題作。彼自身は、思いっきり自分のルーツ音楽であるロックンロールを楽しもうとしたのだろう。彼自身の音楽に酔いしれてる、活き活きとした姿が見えてくる作品だ。★
2005年9月6、7日に日本武道館で行なわれたソロ・コンサート通算3333回記念コンサートの6枚組ライヴ・ボックス・セット(歌詞集、写真集付き)。アルバムは、“愛”と“生命”の2部構成で、自らプロデュースしているコーラス・グループ“チキンガーリックステーキ”との共演、吉田政美を招いて懐かしいグレープ時代の再演、数多くのヒット曲とバラエティ豊かなステージを完全収録。2日間で演奏された全46曲はもちろんのこと、デビュー当時のキャンペーンや武道館の思い出などのステージ・トークもフル収録。
カリスマのヴォーカリストである竹入隆行の別バンドのファースト。表題通りのブルース・スタイル以外に、ソフト・バラード、ハード・ロックンロール、ロカビリーなど曲調はさまざまだが、日本語の熱いロックで一本筋を通している。たんまりと心つまっています。
五木ひろしの代表曲を収録したベスト選曲集。「千曲川」「契り」「夜空」「山河」などはニュー・ヴァージョンで聴かせる。ムード歌謡系のソフトな歌声による「そして…めぐり逢い」、「傘ん中」ではレキント・ギターにのっての泣きの歌唱など五木節は変幻自在。