日本伝統文化振興財団の邦楽技能者オーディションに合格した田村彌笑の小唄集。お座敷での芸だけにつぶやくようにうたわれ、すっきりとした粋さが求められる江戸小唄の妙味を継承する彌笑には、若々しさが感じられていい。今日芸としての成長を望みたい。
『ロバートホール』から引き継ぎ、2004年より放送されたフジテレビ系の深夜枠バラエティ。くりぃむしちゅーや中川家、おぎやはぎ、森三中、アンタッチャブルらが、爆笑ネタを披露する。
夫は「庭を美しく感じられる家」を妻は「家を美しく感じられる庭」を。こんな夫婦2人で考えたのは、どの部屋からも庭の花と緑が見える家。こだわって、コツコツつくりあげたイギリス風と和風が融合した、7つの庭の、眺めのいい家づくり。
北九州エリアで活躍する若手アーティストのコンピ盤。弱冠12歳にして、驚くほどのびやかな歌唱力を持つ蒲地希望の「My Ideal Lover」を皮切りに、ポストYUI的な吉開遥子など多彩なナンバーが並ぶ。なかでも変則ビートでジャジィなソフト・ロックを聴かせるBLUE JAMがナイス。
奥華子の7thシングルは、NHK BShi&BS1『世界一周!地球に触れるエコ大紀行』のテーマ曲。独特の清涼感と初々しさを持ったヴォーカルが硬質なストリングスの響きと相まって、しとやかに聴かせるミディアム・テンポのバラードだ。
日本人を魅了してやまない約120種類を紹介した本格的アジサイ図鑑。
女性二人組によるメジャー・デビュー・ミニ。さりげなく耳に馴染むのに凛とした響きを残すヴォーカルが印象的。英語詞ながら温かな心象風景が目に浮かぶ「Cherry blossoms」、じんわりと感動をもたらすバラード「リリー」など、タイトルどおり花をモチーフにした心地よいナンバーが心を潤してくれる。
和田は78年生まれ、シカゴ音楽院で学んだ才媛。よく書き込まれピアノが豊かに鳴るオリジナル曲をはじめ、2、3、4、6、7、9、12曲目はクラシック作品などを引用しつつ華麗な技巧でまったく別の曲に換骨奪胎、なかなかの力技に感服。随所に聴こえるジャズ風味も新鮮だ。
avex(JUNK MUSEUM)/ SMEレコーズがメーカーの枠を飛び越えた、業界初の2社共同企画商品シリーズ。
第1弾収録アーティストは、NHK教育アニメ「メジャー」のエンディングテーマでお馴染みの“ザ・ルーズドッグス”、テレビ東京系アニメ「銀魂」のオープニングテーマ『銀色の空』のヒットが記憶に新しい“redballoon”、USEN総合チャートでインディーズでありながら17位を獲得した期待の新人“AJISAI”、そしてストリートライヴを中心に活動をしつつ、着実にファンを獲得し5月に“SAKAE SP-RING”出演を果たし、8月“全力投球”出演が決定している“Cure Rubbish”。
⇒ザ・ルーズドッグスからのメッセージ動画
京都で当代屈指の陶芸家と出会った寅次郎は、その老人の世話をしている美しい女性に励ましの声をかけるのだった……。今作のマドンナ役は、いしだあゆみ。シリーズ第29作。
土佐弁で“一所懸命”を意味するいちむじん。その言葉をグループ名とした2本のアコースティック・ギターのみのデュオによる3作目だ。美しいタッチや秀逸なアンサンブル、卓越した表現力などを駆使し、ギターという楽器ならではの魅力を最大限に表現する。