ショーソンの夢幻的音世界が再現された『テンペスト』
ショーソンは1888年にシェイクスピアの「テンペスト」のために付随音楽を作りました。もとは独唱を含むオーケストラ曲でしたが、ショーソン自身がそこから5曲を独唱、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープ、チェレスタのために編曲したとされます。ムジカ・ニジェラの指揮者、根本雄伯は楽譜を捜したものの発見できず、オーケストラ・スコアとショーソン自身によるピアノ・リダクションに基づいて復元を試みました。これが驚きの世界。チェレスタとハープが織りなす夢幻的な音響とフランス語の美しい歌唱で非現実的な世界へ誘ってくれます。
ムジカ・ニジェラはパ=ド=カレーの音楽家たちで2019年に結成された新しいアンサンブル。ミンコフスキのルーヴル宮音楽隊の首席ホルン奏者・根本雄伯が音楽監督を務め、急速に知名度をあげています。フランスならではのオシャレな音色が魅力。(輸入元情報)
【収録情報】
ショーソン:
● 終りなき歌 Op.37
● 劇付随音楽『テンペスト』 Op.18(全5曲、根本雄伯復元)
● ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲 Op.21
エレオノール・パンクラジ(メゾ・ソプラノ)
ルイーズ・パンジュ(ソプラノ)
パブロ・シャツマン(ヴァイオリン)
ジャン=ミシェル・ダイエ(ピアノ、チェレスタ)
ムジカ・ニジェラ
根本雄伯(指揮)
録音時期:2019年5月23-26日
録音場所:フランス、パ=ド=カレー、シャルトレーズ・ド・ヌーヴィル=ス=モントルイユ
録音方式:ステレオ(セッション:23,25,26日、ライヴ:24日)
ディジパック仕様
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朝から晩までの一日の循環を
名手フィンギン・コリンズの演奏でお届け!
「朝」と「夕」、「昼」と「夜」、「眠り」と「目覚め」は人類共通の概念です。名手フィンギン・コリンズは以前から一日の循環に魅力を感じており、このアルバムのコンセプトが生まれました。当アルバムにはシャミナードの『夜明けの歌』からショパンの夜想曲第5番まで全13曲を収録。コリンズの演奏で一日の循環を豊かな音楽で満たしてくれます。
コリンズは1977年、アイルランドのダブリン生まれ。1999年クララ・ハスキル・コンクールで優勝して以来、着実にそのキャリアを積んできました。歌心あふれる丁寧なタッチと豊かな表現力で聴衆を魅了してきたコリンズは、「Claves」レーベルのシューマンのピアノ独奏曲全曲録音のうち第1集および第3集に参加。その後オール・ショパン・プログラムをリリースしています。細部にまで神経のいき届いた美しいタッチで奏でるコリンズの演奏をご堪能ください。(輸入元情報)
【収録情報】
● シャミナード:夜明けの歌
● ビーチ:夕べのチャイロコツグミ Op.92-2
● シューベルト/ゴドフスキー編:朝の挨拶 D.795
● バリー:正午
● フィールド:真昼
● ビーチ:夕べのツグミ Op.92-1
● スウィーニー:夜ーザ・ライトハウス・アット・フックヘッド
● リスト:夕べの調べ S.139-11
● ドビュッシー:グラナダの夕べ
● バルトーク:夜の音楽
● クララ・シューマン:音楽の夜会
● ロベルト・シューマン:夜に
● ショパン:夜想曲 第5番嬰ヘ長調 Op.15-2
フィンギン・コリンズ(ピアノ)
録音時期:2022年1月
録音場所:アイルランド、ドロヘダ、聖ピーター教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ディジパック仕様
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打楽器の絶妙な音響効果!
米作曲家スティーヴン・マッキーのオーケストラ作品2篇。
母に捧げた『美しき終わり』とギリシア神話に基づく『ムネーモシュネーの泉』
アメリカの作曲家、ギタリスト、スティーヴン・マッキーのオーケストラ作品2篇。シドニー交響楽団の新作委嘱作です。
ヴァイオリンとオーケストラのための『Beautiful Passing〜美しき終わり(死)』は、2004年に食道がんで亡くなった母を看病した経験を思い出し書き上げた作品。死期が迫る中「スティーヴン、悲しまないで。私は素晴らしい人生を歩んだから。私は美しき終わり(死)を迎えたと、みんなに伝えてね」という忘れていた母との会話を思い出し、悲しみを乗り越え、生命力に満ちた作品を書き上げました。ピアノを含む音響効果抜群の打楽器と、終始演奏されるヴァイオリン独奏が織りなす単一楽章約25分の作品。2度あらわれるヴァイオリンのカデンツァも非常に印象的です。現代音楽を得意とするイギリスのヴァイオリニスト、アンソニー・マーウッドが非常に美しく、時に荒々しく演奏しております。
オーケストラのための『Mnemosyne's Pool〜ムネーモシュネーの泉』は全5楽章、演奏時間約42分の作品。ギリシア神話に登場する記憶を神格化した女神であるムネーモシュネー。そのムネーモシュネーの泉を探してその水を飲み、転生に伴う忘却を免れなければならないとした神話に基づくマッキーの意欲作です。(輸入元情報)
【収録情報】
マッキー:
1. 美しき終わり〜ヴァイオリンとオーケストラのための
2. ムネーモシュネーの泉〜オーケストラのための
アントニー・マーウッド(ヴァイオリン:1)
シドニー交響楽団
デイヴィッド・ロバートソン(指揮)
録音時期:2015年6月1-6日(1)、2017年8月21-26日(2)
録音場所:シドニー・オペラ・ハウス、コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(24bit / 96kHzデジタル/セッション)
ディジパック仕様
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マルチな才能持ち主
ジョアシャン・ハヴァール・ド・ラ・モンターニュの教会音楽2篇。
仏BNLレーベルからリリースされていた、オルガニスト、作曲家、合唱指揮者、司祭として活躍したジョアシャン・ハヴァール・ド・ラ・モンターニュの教会音楽2篇の再発商品。賛美歌や詩篇を基にしたオリジナル作『終課』『早朝の祈り』は独唱、オルガン、合唱と室内オーケストラのための作品で、1993年6月マドレーヌ寺院にてジョアシャン・ハヴァール・ド・ラ・モンターニュ自身の指揮で演奏。現代のフランス音楽、特に教会音楽の歴史に重要な作品といえます。(輸入元情報)
【収録情報】
ハヴァール・ド・ラ・モンターニュ:
● 終課
主よ、私を祝したまえ
詩篇90
詩篇133
夕べの讃美歌
父よ、私の霊を御手に委ねます
主よ、われらを救いたまえ
主よ、われらを救いたまえ(終曲)
● 早朝の祈り
夜明け
朝の賛美歌
詩編117
苦悩の中で私は主に叫んだ
主の右の御手は、私のために
主なる神は私たちを照らした
詩編53
頌栄
主を祝福せん
クレール・ルシェ(ソプラノ)
ダニエル・ミシューレ(アルト)
ジャン=ルイ・セル(バリトン)
フィリップ・ブランダイス(オルガン)
マドレーヌ寺院聖歌隊&器楽アンサンブル
ジョアシャン・ハヴァール・ド・ラ・モンターニュ(指揮)
録音時期:1993年6月
録音場所:パリ、マドレーヌ寺院
録音方式:ステレオ(デジタル)
旧品番:BNL112853
ディジパック仕様
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4年ぶりのニューアルバムが遂に完成!ダークとポップに分かれた2枚のアルバムを同時リリース!
SEKAI NO OWARI前作「Tree」から約4年振りのアルバムが完成。
長い年月をかけて制作されたアルバムは、1枚には収まらず、2枚のアルバムとなった。タイトルは、「Eye」と「Lip」。
彼らの「ダーク」な側面を凝縮して閉じ込めた「Eye」と、彼らの「ポップ」を遺憾無く発揮した「Lip」という、対となる2枚を同時にリリースする。
Nakajin、Fukase、Saoriのグループ内の3人が制作出来る強みを最大限に活かし、作詞作曲を割り振り、
曲によっては共作し、彼らの強みでもある幅広いバラエティの楽曲群を縦横無尽に生み出した。
一時期のキラキラとしたファンタジーのイメージがある彼らだが、キャリアの変化に伴い、
「ファンタジー」から「アート」へ脱皮を遂げ、より「人間」の本質が抽出された本作。
まるで自分の弱さを炙り出される様な「Eye」と、自分の強さをやさしく抱擁される様な「Lip」。
酸いも甘いも曝けだし、人間の弱さも強さも全てぶちまけ、人間の本質を裸にする2枚のアルバム。
新世代グループの台頭として、音楽シーンを駆け上がってきた彼らが、納得のいく時間と集中力を持って作り上げてきた2枚のアルバム。
「歌は世につれ 世は歌につれ」
という言葉があるが、2019年という新しい時代の始まりに、SEKAI NO OWARIが提示する新世代のマスターピース、大傑作アルバムがここに完成した。
通算6枚目となるオリジナル・アルバム。
TBS系 火曜ドラマ『この恋あたためますか』主題歌として大ヒットした最新シングル「silent」や
カンテレ・フジテレビ系ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』主題歌「umbrella」、『au 5Gその手に』篇CMソング「Dropout」、
TOKYO FM 開局50周年アニバーサリーソング「周波数」を収録。
新録としては、フジテレビ系『めざまし8』のテーマソング「バードマン」やファンクラブ限定のオンラインイベントで発表された「tears」
など、全12曲の収録を予定。
深田恭子が約2年ぶりにドラマの主演を務め、田中圭や片寄涼太(GENERATIONS)が出演する
Amazon Originalドラマ『A 2 Z(エイ・トゥ・ズィ)』のオリジナル・サウンドトラック。
Crystal Kayが歌う劇中歌はCrystal Kayと日米で活動するシンガー・ソングライターのEmi Meyerが共同で書きおろした楽曲を含む3曲
「Start Again」「How You Feel」「Spark」と、カバー曲「ONE FLIGHT DOWN(Written by Jesse Harris)」 の計4曲、
オリジナルサウンドトラックには眞鍋昭大が書きおろした23曲の珠玉のインストゥルメンタルと合わせた全27曲を収録。
ドラマ『A 2 Z(エイ・トゥ・ズィ)』はAmazon Prime Videoで配信中。
『A 2 Z』とは:「第52回読売文学賞」を受賞した、山田詠美の同名小説(講談社文庫)が原作。
30代女性の恋愛、夫婦の関係、仕事の葛藤をAからZまでの26文字のアルファベットを辿る形で送る、知的でスタイリッシュな大人のラブストーリー。
ブラック・メタルのトップ・バンド、ディム・ボガーが、初期名作を再レコーディングした話題作。演奏、サウンド面共にスケール・アップしたほか、2曲の未発表曲も追加収録。また“OZZFEST 2004”での熱演を収録したボーナスDVDも付いたファン必携作。
元レピッシュのキーボーディストであり、ソロ・アーティスト/プロデューサーとして活躍しながらも、2008年3月に急逝した上田現。彼が生前残した未発表曲をまとめた一枚だ。
2008年3月に亡くなった元レピッシュのヴォーカル&キーボード担当、上田現のベスト・アルバム。彼が生んだ5枚のソロ・アルバムの中から名曲の数々が凝縮されている。
ハリウッド女優にして、音楽では飽くなきパンク魂を追求するジュリエット・ルイスのアルバム。マーズ・ヴォルタのオマー・ロドリゲスがプロデュースを担当し、激しくも美しいサウンドを構築した一枚に。
ヒップホップ・トリオ、CLIFF EDGEのメジャー2ndアルバム。叶わなかった恋を男女の視点から描いたRSPとのコラボ曲や両親への感謝を綴ったナンバー、パーティ・チューンなど熱くハートフルなメッセージが満載だ。