『資本論』を引き継ぎ、生産様式から交換様式への移行を告げた『世界史の構造』から一〇年余、交換様式から生まれる「力」を軸に人類史の歩みを再考し、柄谷行人の全思想体系の核心を示す。戦争と恐慌の危機を絶えず生み出す資本主義の構造と力を明らかにし、呪力(A)、権力(B)、資本の力(C)が結合した資本=ネーション=国家を揚棄する「力」(D)を見据える。
いつも世界で戦争が繰り返されている!なぜ悲惨な歴史がなくならないのか!二度の世界大戦、ベトナム戦争、印パ戦争、イラク侵攻、麻薬戦争、コソボ内戦、ウクライナ侵攻、台湾危機…世界の戦争紛争88の背景と経過を一挙解説!
キネティックノベル
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【特集】
●動物たちの心
数十年前まで、動物たちが何を考えているかなど、研究する価値もないと大半の研究者は考えていた。しかし現在、カラス、ラット、サルなど、多くの動物にも複雑な感情があることがわかってきた。共感や不満を抱くのは、人間だけではないようだ。動物の心の中を探る研究の現場を訪ねた。
●失われた未来への道
アフガニスタンの明るい未来を約束する象徴だった環状道路に沿って走る。すると見えてきたのは、タリバン復権で打ち砕かれた希望の山だった。
●消える氷の洞窟
アルプス山脈に点在する氷の洞窟は驚きの景観だが、その美しい世界が温暖化で脅かされている。
●終わりなき自由への闘い
ブラジルには逃亡奴隷の子孫たちが暮らす集落があり、彼らは文化や宗教、不屈の精神で結ばれている。
【コラム】
●PROOF 世界を見る「光で描かれた生き物たち」
写真家に転身したグラフィックアーティストが光の筆で描き出すのは、単なる生き物の姿ではない。それは、刻々と過ぎゆく時の軌跡でもある。
●EXPLORE 探求するココロ
「宇宙で火がどう燃える?」「雄大な景色に架かる橋」「“解凍”するカエル」「アイルランド まぼろしの王国の遺跡」
●写真家の撮っておき
●読者の声
●ウォッチ・ナショジオ
●次号予告
●日本の百年「列車に乗ってリゾートへ」
●今月の表紙:スフィンクスという猫種のエド。好奇心が強く、社交的で、愛情深く、人の感情に敏感に反応する。こうした動物たちの心の動きを知ることはできるのか?
流れゆく時間に寄り添う21の詩篇。
「いつ何をどうしたらよいの?」現場で直面する疑問や悩み…。豊富な事例でわかりやすく解説。培ってきたノウハウを詰め込んだ事例が満載!実務に携わる方々の疑問に、終活・相続の専門家と弁護士がこたえます。
【有訓無訓】 人生はボトルネックを探す旅 「4つのボックス」で打つべき手を考える●高田 明氏[ジャパネットたかた創業者]
【特集】 増殖 ゾンビ企業 コロナ融資の後遺症
【第2特集】 不動産バブル崩壊、イノベーション規制、終わりなきゼロコロナ 急減速の中国経済 習政権、3つの失策
【編集長インタビュー】 成熟市場こそ成長思考で●スタニスラブ・ベセラ氏[P&Gジャパン社長]
【テックトレンド】 「システム監視」の新常識 監視対象の激変で新手法続々
【戦略フォーカス】 ゼンリン(位置情報の提供) 地方・中小に広げる地図DX
【今週の1冊】 「食べて、出すの繰り返し」から見えるもの
【グローバルインテリジェンス】 安倍晋三元首相、銃撃事件の余波 世界にとっての日本の役割とは●ナンシー・スノー氏
【集中連載:稲盛和夫の経営12カ条】 第1回 大義名分が人を動かす
【敗軍の将、兵を語る】 戦没者遺族の支援継続を●水落 敏栄氏[日本遺族会会長]
【不屈の路程】 SERIES30 No.4 「馬なり 道なり」で柔軟に進もう●辰野勇 モンベル会長 山で覚えた「生き抜く」経営
【from 日経 Gooday】 飲酒量が増えるほど心血管疾患リスク上昇 お酒の「Jカーブ」は存在しない
【世界鳥瞰】 The Economist:デジタル人民元の野望
【時事深層】 FRONTLINE シリコンバレー 生活必需品狙うアップル新型機(シリコンバレー支局 根津 禎)
INDUSTRY:半導体、処理能力高める3次元実装 TSMCが頼る日本勢の底力
COMPANY:高浜1、2号機 来春にテロ対策工事終了 関電、全原発稼働へ難路の10年
COMPANY:電炉で高級鋼を量産、CO2削減 日鉄、「脱炭素鋼材」の賭け
COMPANY:ブリヂストンが反転攻勢へ 脱「モノ売り」の成否、市場注視
POLICY:ANA・JALは国際線需要急増も 水際緩和、残る「3回接種」の壁
COMPANY:シダックスの祖業、給食事業を巡る混迷 創業家案が「敵対的TOB」に
電子版ダイジェスト:24年ぶり1ドル=144円台 円の価値 半世紀ぶり低水準 反転は年明けか
【ニュースを突く】 家電量販、「街の電器屋さん」に回帰●佐藤 嘉彦[本誌記者]
【編集長の視点】 ゾンビ企業と呼ばないで
【賢人の警鐘】 「経営しない経営者に。 成果主義は脅しと紙一重。 社員を育て抜てきせよ」●土屋 哲雄氏[ワークマン専務取締役]
1
●アメリカ大特集
1954年に「男の服飾読本」として誕生して以来、
アイビー、プレッピー、ヘビーデューティーと
長きにわたりアメリカのファッションを追い続けてきたメンズクラブ。
創刊68周年となる本号では、その原点に立ち返り、アメリカ&トラッドを特集します。
とはいっても「昔はよかった」なんていうヘリテージに対する、懐古主義的な憧憬には終わりません。
「トラッドは流行ではなく、いつもそこにあるもの」と、
ブルックス ブラザーズのクリエイティブ・ディレクターを務める
マイケル・バスティアンさんが今回のインタビューで語ってくれたとおり、
はやらず廃れず、いつの時代も色あせない普遍性こそがトラッドの魅力。
点(トレンド)ではなく線(スタイル)として、
昔と今がつながっているところに面白さがあるのです。
時代に合わせ進化を続けてきたアメリカントラッドの、2022年の姿をお届けします。
2
●TOKYO TRAD 塩野瑛久 アメカジ、その先へ
27歳の若者にとってのアメリカは、
もはやロックではなく、ヒップホップかもしれない。
古きよきカルチャーをサンプリングするように、
俳優・塩野瑛久が“アメリカ”を着る。
3
●Esquire マット・スミス、ウェスタロスの地へ
『ザ・クラウン』でフィリップ王配を演じ、『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚となる新ドラマではウェスタロスの王子に扮する
マット・スミスにインタビュー。これまでのキャリア、そして彼を悩ませる“優柔不断な性格”について語ってもらった。
4
●米国生まれ&スイス生産の注目ブランド
19世紀後半の鉄道網の広がりとともに正確な時間の重要性が認識された米国では、
効率化された生産システムにより時計の製造本数では欧州の国々を追い抜くまでに発展。
しかし、現在“メイド・イン・USA”をうたう時計はわずか。そこで注目すべきは、
パイオニア精神を堅持しながら、スイスで高度な時計製造を続ける米国発祥ブランドです。
5
●目指すべきは3Sゴルフ!
いよいよ秋のゴルフシーズンも本番を迎えます。心機一転、新しいウエアや
ギアを新調してプレーを楽しもうとしている方に小誌がおすすめしたいのが
これから紹介する“3Sゴルフ”という新しい定義。それぞれのアイデンティティーを
表現できるような最新ゴルフファッションでゴルフライフを充実させましょう。
M銀行は最近、世間を騒がせるいくつかの不祥事を引き起こした。多くの行員がその対応、事後処理にあたり、私もその最前線にいたひとりだった。ニュースで報じられる事件の裏側には、現場で汗を流し、時に罵倒され、頭を下げている人たちがいる。そんな生身の姿を知ってもらいたいと思った。-四半世紀を超える銀行員生活で、語りたいこと、語らずにはいられないことがある。
COVER STORY
ラーメンな日。 永野芽郁
◆いつもの街角、とっておきのスタイルで。
見上 愛と、秋コート。
・「羽織り」好きな彼女の至福時間。
・ノスタルジックな「秋のセットアップ」
・アウターやジャケットスタイルの相棒に「毎日ニット」。
・OWNDAYS | 掛け心地のいい大人のメガネが欲しい。
・秋のライトアウター着こなしサンプル
いいものには歴史あり 名品セレクション
◆みんなのお酒 OSAKE SNAP
・仕事終わりや休日の「はじめの一杯!」私はこれ。
・さて、「ひとりで家飲み」このお酒がなきゃ。
・人気店に聞きました! 売れ筋BEER CATALOG
・ちょっとぜいたくしたいときの「ごほうび酒」
・みんなでワイワイ、「友達と飲むときの一本」。
・人気店に聞きました! 売れ筋WINE CATALOG
・旅先で出会って以来のお気に入り。「思い出のお酒」
・あれにこれを混ぜて……「オリジナルサワー」ハマり中。
・人気店に聞きました! 売れ筋SAKE CATALOG
●大人女子のスキンケアには美容液が大切だ。
●JusT Feel 菊池風磨(Sexy Zone)
◆Holiday mina
・mina女子がクラフトコーラづくり習ってみた
・わざわざ映画
・音楽と私。 川崎鷹也
・マンガ名言集/処方本/でぃ〜ぷな韓国
・のんべえ女子のための東京深酒場
・私の器これくしょん。/TOKYO MANIAC SHOP 探訪
・週末“非日常”TRIP
・あのアートに会いたくて。/週末カルチャーインストール
・INTERVIEW(宮沢氷魚/山本舞香/戸次重幸)
・Girls Creators Voice
●スイーツとキミの横顔 vol.12 小嶋彩音
【連載】
・NEWS 増田貴久 「MASU Styling vol.97」
・週末メンテ講座 LESSON.1
・クリエイターの脳みそ
宇宙はいかにして誕生し、万物はなぜこのように存在しているのか。現代物理学はその核心にかつてなく迫りつつある。こうした研究の最前線に立つのが、二〇〇四年にノーベル物理学賞を受賞し、その後もアクシオンの創案、エニオンの命名、時間結晶仮説の提唱など革新的な研究成果を次々に発表してきたフランク・ウィルチェックだ。天才物理学者が「空間」「時間」「物質、エネルギー」「相補性」など一〇の根本原理を武器に、私たちの世界の成り立ちをとことん語りつくす。