ジャパニーズ・レゲエを代表するシンガー、MOOMINの“フリー・ソウル”の視点でコンパイルされたコンピ盤。山下達郎のカヴァー「Windy Lady」、井上陽水+玉置浩司のカヴァー「夏の終わりのハーモニー」など、スウィート&メロウな選曲となっている。
6年のキャリアを持つジャパニーズ・メタル・バンドの後期ベストCDにライヴDVDをプラスしたスペシャル盤。2008年にYAMA-B(vo)が脱退、キャリアの節目を踏まえた企画で、ネオ・クラシカルなスピード・メタルに拘った姿勢を浮き彫りとした構成がポイント。
PUFFYがデビュー以降に発表した数々のカヴァー・ナンバーを一枚にコンパイル。彼女たち、そして奥田民生ら周辺スタッフの趣味性が色濃く出た、ちょっと偏ったポップスの名曲がずらり。“PUFFYならこう歌う!”という力業のアレンジと潔さがいつもながら痛快だ。
2008年3月に亡くなった元レピッシュのヴォーカル&キーボード担当、上田現のベスト・アルバム。彼が生んだ5枚のソロ・アルバムの中から名曲の数々が凝縮されている。
モーニング娘。の9枚目のアルバム。出す曲すべてがキラキラ輝いていた頃のグルーヴ(=求心力)は出せていないが、「グルグルJUMP」や「It's You」などアイドルらしいソロ曲には面白味がある。この期に及んでこれだけの作品をひねり出せる歌謡作家つんくにも頭が下がる。
約1年ぶり、通算57枚目となる両A面シングル。切ないバラードの「桜の実の熟する時」と、アコースティックを基調とした「風の詩」のどちらも彼らの魅力に触れるには十分な作品だ。ボーナス・トラック(ライヴ音源)とジャケット・デザインが異なる3パターンある。
宝塚星組のトップスター、安蘭けいの新人公演から退団公演までを収録したライヴCD-BOX。抜群の歌唱力と表現力でシャンソンからJ-POPまでさまざまなジャンルの楽曲を歌いこなす。迫力のステージが織りなす臨場感たっぷりのナンバーが満載。
『機能分化と連携』『選択と集中』。熊本方式を産んだ岩永勝義の病院経営革命はここから始まった。「患者様」なんて、絶対言うな。医療者と患者が対等の同じ目線で向き合わなければならない。
ノベル系ゲームのマエストロ、麻野一哉によるゲーム作品のサントラ。音楽担当は、いとうけいすけ。ゲームというメディアの特性ゆえか、作品はどれも短く、ドラマティックな展開もない。しかし、その質は高く、ヨーロッパ映画のサントラを聴くような趣がある。
デビュー20周年を記念した2枚組ベスト。「どか〜ん」「モルツのテーマ」「ENDLESS SUMMER NUDE」とヒット曲満載。聴き進むうちに、異能フォーク・デュオだった真心がどんどんバンドとして逞しさを増す過程がわかる。「うきうき」はアフリカン・ポップスみたい。特に倉持陽一の中の吉田拓郎魂が炸裂する「マイ・バック・ページ」「拝啓、ジョン・レノン」がいい。
家の始末、年金、介護、遺言、相続…。老後の自立を考え、百ヵ所以上の施設を取材した『子どもの世話にならずに死ぬ方法』の著者が、遺言、成年後見に代わる新たな方法を示しつつ、老いの不安に備える。
TVアニメ『狼と香辛料2』のオリジナル・サウンドトラック。ストーリーに深みを与えるエスニック調の楽曲が満載。オープニング/エンディング・テーマのTVサイズも収録している。
元ビンジョウバカネの森ゆにのファースト・ソロ・アルバム。浮遊感たっぷりの歌声と、ピアノをバックにした、まるで映画のワン・シーン劇中歌のようなアコースティックなサウンド。音楽への真摯な気持ちがひしひしと伝わってくる。小沢健二のカヴァー「旅人たち」も、まるでもともと彼女の曲だったかのよう。
ニンテンドーDS用ソフト『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』のオリジナル・サントラ集。同シリーズや『ペルソナ』シリーズでも知られるサウンド・コンポーザー、目黒将司によるスケールの大きな楽曲が楽しめる。