60億年後、太陽が地球を飲み込む!?地球に超大陸出現?銀河系とアンドロメダ銀河が衝突?新たな「子ども宇宙」の誕生?宇宙最後の「イベント」が起きる?
現在は、宇宙が誕生した「直後」にすぎないー。今から138億年前、宇宙はビッグバンで生まれた。この「138億年」は、宇宙にとってはほんの一瞬である。宇宙は、現在までの138億年を序盤のごく一部として含み、今後少なくとも「10の100乗年」にわたる未来を有する。この遠い未来の果てに、宇宙は「終わり」を迎えるのか?宇宙の誕生から終焉までを最新科学に基づいて見渡し、人類の時間感覚とはまったく異なる、壮大な視点に立つ。
妖精フィツとの突然の別れから一年、十四歳になった少女ペチカは大都市パーパスで暮らしていた。初めて幸せを手にしたかに見えたペチカだったが、世界の最後を告げる「妖精の日」はすぐそこまでやって来ていた…。すべてが崩壊へと向かう中、始まるペチカの最後の旅。そして感動のクライマックスへ!各誌紙で絶賛された長編冒険ファンタジー。
ニューヨーク連銀ビルに密かに集まる世界の金融機関トップたち。快進撃を続けていた史上最大のヘッジファンド、LTCMが窮地に陥ったのだ。資金回収と救済をめぐって演じられる凄絶なつばぜり合い。名コラムニストが克明に描くLTCMの栄光と転落の物語。全米ベストセラー。
競争戦略では大企業には勝てない。ビジネスモデル発想こそがチャレンジャー企業が取るべき最善の戦略である。ビジネスモデルを専門とする経営学者が初めて書いた!ストーリーを読むだけで、ビジネスモデル発想が身につく教科書。
温泉旅館で働く新人・諸星明は、衰退する温泉郷の立て直しに挑戦する。しかし周囲は無関心。過去の成功体験が忘れられない反対派もいる逆風のなか、諸星と数人の仲間で始めた「ディズニーを超える」という挑戦は、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていくー。長野県阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語。
「こんにちは、と言う。ありがとう、と言う。結局、人生で言えることはそれだけだ。」(「言葉」より)「言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく、魂を温めるように。」(「魂は」より)など、ひとりの静かな時間に、心に深く染み入る珠玉の言葉の数々。ロングセラー『食卓一期一会』『深呼吸の必要』に、続く待望の文庫化。閉塞感にみち、言葉の信頼が落ちてしまった今こそ、多くの方に贈りたい。
最高の音で楽しむために!
ブラウザにURLを入力してからWebページが表示されるまでの道筋を探検。ネットワーク技術に関する説明内容を全面的に見直し、基礎的な解説を大幅に加筆した改訂版。
江戸中の話題をさらった「享保剣術大試合」から一月後、金杉惣三郎を狙う刺客が次々と放たれてきた。しかも相手は、日本一と豪語する尾張柳生の四天王。どうやら遺恨は、先の大試合が行われた当夜に起こった二つの決闘にあるらしかった。そして、密かに若武者に恋心を抱く惣三郎の愛娘みわが誘拐されるに至り、遂に惣三郎の怒りが爆発。大ベストセラー、新装版で登場。
終に完結。不幸の「終わり」は本当にめでたい、のか?たびかさなる不幸と「想定外」の激動を乗りこえ、シリーズ完結編刊行。
900兆円債務を抱えて、日本は10年後を展望できるのか?“過剰債務”が国家と世界の命運を決するー“欧州最高の知性”が、史上最大の公的債務に脅かされる先進諸国の今後10年を大胆に見通す。
テレパシー・記憶の増強・AI…SFが現実になる!「心」をめぐる科学の最前線、そこから導かれる驚愕の未来図。NHK「NEXT WORLD私たちの未来」出演の理論物理学者が綴る第一級のサイエンス・ノンフィクション。
3歳から東京に住む台湾人作家が、台湾語・中国語・日本語、三つの母語の狭間で揺れ、惑いながら、自身のルーツを探った4年の歩み。
母が他界した五年後に、独り暮らしの父が亡くなった。納骨を済ませ子供たちは実家に集まり、ぽつりぽつりと両親の想い出話をする。遺品整理を始めたところ、父は意外なものを遺していた。そして初めて父の家族に対する想いを知るのであった(「月の庭」より)。大切な人の死や老いに直面したとき、生きている今、何をすべきか…。前向きに生きるその先には、救いの光が見えてくる。“人生の閉じ方”を描く「家族小説」第八弾!
地球温暖化は長い歴史の一コマにすぎない!8万年にわたる寒冷化と温暖化の気候変化と人類は格闘してきたのだ。氷河期から21世紀まで、気候変化が歴史をどう変えたのかを詳細なデータから解明する文明史。
語り手は、19世紀半ばの大飢饉に陥ったアイルランドで家族を失い、命からがらアメリカ大陸に渡ってきたトマス・マクナルティ。頼るもののない広大な国でトマスを孤独から救ったのは、同じ年頃の宿無しの少年ジョン・コールだった。美しい顔立ちに幼さの残る二人は、ミズーリ州の鉱山町にある酒場で、女装をして鉱夫たちのダンスの相手をする仕事を見つける。初めてドレスに身を包んだとき、トマスは生まれ変わったような不思議な解放感を覚える。やがて体つきが男っぽくなると、二人は食いっぱぐれのない軍隊に入り、先住民との戦いや南北戦争をともに戦っていくー。西部劇を彷彿とさせる銃撃戦、先住民の少女と育む絆、はらはらする脱走劇、胸に迫る埋葬場面などが、勇敢な兵士でありながら女としてのアイデンティティーに目覚めたトマスによって生き生きと語られる。