世の中の仕組み自体を軽々と変えてしまう本物の創業人-パソナの南部靖之氏やグロービスの堀義人氏らとの交流を通し、稀代の名コンセプターが提唱するハンドメイド・カンパニーの哲学。大組織で管理されるより、小集団でも自分の世界を創る方法を教える。自己や会社までをも商品とする時代を提示。会社がダメになっても自分だけは生き残れる!不透明な現代を読み解く「ビジュアルノート」も満載。
夏ー青い空、入道雲、照りつける太陽ー夏の始まりには、さまざまなドラマが生まれる。ドラマが幕を閉じる頃、夏は静かに終りをつげてゆく…夏とは、そんな季節である。夏が見ていた、スポーツ場面をさわやかに描く〈スポーツスケッチ〉。貴方も夏と一緒にこのドラマを御覧ください。
遠ざかる近代、そして日本人に残された可能性とはー卓越した感性と知性の対話、生き方探しのヒント。
夏が、終ろうとしていた。-デビュー作『情事』を、この書き出しではじめた著者は、様々な“終り”のなかに、男と女、人間のドラマを見いだし、創作へと駆り立てられつづけた作家でもあった。愛する家族のこと、気のおけない友と過ごした時間、創作への情熱、新鮮な驚きと刺激を与えてくれた旅の話…。人生の様々な“終り”のなかで、寂寥感とともに、作家の胸に去来する人、言葉、風景ー。はからずも、本書(単行本)刊行直後に、惜しまれつつ急逝した著者の、エピローグを飾る名エッセー集、待望の文庫化。
21世紀の視点、現代社会の歩むべき未来像とは?だれのための科学・技術か。
激動の九十年代。世紀末の世界の知性は、揺れ動く歴史のなかで何を考え、何を語ってきたか。そして二十一世紀とは。フランシス・フクヤマ、エドワード・サイード、ジャンーフランソワ・リオタール…など十一人の論客を相手に、刺激に満ちた対論を展開する“語る浅田彰ワールド”。
いま市民活動は企業や公的機関以上の役割を担おうとしている。労働から真の人間的活動へ。21世紀を牽引する新しい経済部門(第四次部門)の誕生!その原動力となるフランス型NPO(非営利組織)の台頭!かつては「富を生みださない」無償の行為やボランティアとして定義されていた「参加と連携」の活動が、厚生、福祉、教育、環境などへどんどん領域を広げ、比重を高め、ついには経済成長の主導力となる。新時代には、かつて企業が担っていた役割を市民の活動が果たす。営利組織(PO)に代わって非営利組織(NPO)が、そして通貨に代わってサービスと時間の交換が土台となるシステムはどのように機能するか?著者は歴史を遡り、将来を展望して、具体的、実証的にこれを説明していく。
“アフリカ、中国、インド…二十一世紀最大の危機は世界の人口爆発である。だがわが国の出生率がこのまま激減すれば来世紀中には消滅する!”国際情報サービスの朝倉研吾は、厚生省の人口統計表を睨んで愕然とした。「この裏には何かがある!」インドで発生した謎の熱病、日本での輸入食品の怪事件…。調査を始めた朝倉の前に、世界を揺るがす陰謀が次々と現われた。
もはや科学には、発見すべき偉大なテーマは何も残されていない!世界中でセンセーションを巻き起こした科学ジャーナリスト、ジョン・ホーガンの出世作。現代を代表する科学者たちの隠された本音を巧みなインタビューで引き出した本書は、世界12ヵ国語に翻訳され、日本でも朝日、毎日、日経各紙が書評欄で取り上げるベストセラーに。ホーガンの舌鋒鋭い筆致は、あなたの「知性」を根底から揺るがす…。
冬の美しさには見た目の葉や花だけでなく、香りもあること、またクリスマスシーズンならではの手作りのクラフトやクリスマスカラーを楽しむインドアプランツの数々、最寒の2月に花を咲かせる小球根など、秋の終わりから春の訪れまでの、今まで眠っているかのように思われていた季節に隠れていたたくさんの美しさを、本書では紹介します。
ある日突然に宇宙から巨大な船団がやってきた。すべての国の大都市の上空を覆うかのように、その光り輝く宇宙船の群はじっと浮かんでいた。六日目のこと、船団を率いる宇宙人のカレルレン総督は強力な電波を通じて、非のうちどころのない英語で、人類に対し、第一声を発した。その演説にみなぎる、深い叡知と驚くべき知性…。地球人は知った。「人類はもはや孤独ではない」ことを。イギリスが生んだ、SFの巨匠アーサー・C・クラークによる本書は、20世紀を代表するSFの傑作です。上帝(オーバーロード)という超生物種族は、どうして地球に来訪したのか?そしてなぜ、ついに人類の前に意外な姿を現したのか?思いもよらぬエンディングで、地球と人類の未来を描きだし、私たちを驚愕させる、スリリングなSF巨編。
柳生石舟斎の正統を継ぎ、兵庫助利厳が興した尾張柳生。その知られざる剣士・新左衛門清厳は失意に沈んでいた。尾張徳川家の藩主義直の小姓として寵愛を受けたにもかかわらず、義直を襲った辻斬りに不覚をとって負傷し、蟄居を命じられたのだ。父兵庫助との深まる確執。汚名を雪ぐべく、新左衛門は逃走した賊を求め闇夜の町へ。最強の宿命を負った男の苛烈な剣。
セブンーイレブン、ユニクロ、しまむら、マツモトキヨシ…躍進のカギは、「顧客と売場の知識」の活用だ。不良在庫を減らし、売り逃しのロスをなくす「流通革新モデル」を気鋭の経営学者が大胆に描く。
まさにサッカーづけだった静岡での少年時代、“最強”のジュビロ磐田、ベネチアでの苦闘、アジアカップMVP受賞で掴んだもの。そして、天才レフティが目指す理想のサッカーとは…。繊細で力強い魂の軌跡が綴られた、渾身の書き下ろしノンフィクション。
この国はなぜ悲劇から脱け出せないのか。民族、宗教、社会構造、地理、歴史、国際関係をときあかす、アフガニスタン現代史研究の第一人者による決定版。
アメリカ現代文学を代表する詩人のライフワーク。エコロジー、仏教思想、能のドラマツルギーが創る「野性」への旅。
経営はこうするのだ!福岡ダイエーグループを再建した男高塚猛が、地方行政改革の第一人者北川正恭と語りあった組織を変える「方法」と「実践」。
1980年、本国で光州事件が勃発した頃、新宿では在日朝鮮人の若者たちが熱く集う。その中にとびきり激しく、そして切ない恋があった…。