人気アニメの劇場版サウンドトラック。さらにTVシリーズで使用されたダンス・トラック、主題歌などもCD3枚組というボリュームに収録。まさにオール・イン・ワンで聴きごたえ十分。特にディスク1のオーケストレーションの美しさはハリウッド的な荘厳さ。
忌み嫌われがちな施設・火葬場を、終の空間として見つめなおす実例集。チベットの天葬からアスプルンド、スカルパまで、世界の葬送の風景を解説し、日本の風土と現代の良質な施設、その計画・設計・運営を紹介。死と向きあう聖なる場を考える。
医学は一流、医療は?流。びっくり、アメリカ医療の現場。
ブラックホールがこの宇宙に存在するー1930年にそれをはじめて理論的に指摘したのは、インドからきた19歳の天才少年、チャンドラセカールだった。しかし、学界の重鎮エディントンはこの発見を無根拠に否定、その結果、ブラックホールの研究は40年近くも停滞し、チャンドラセカールの人生にも大きな影を落とすことになる…。ブラックホール研究の草創期の科学者たちのドラマを中心に、冷戦時代の軍拡競争がもたらした意外な研究成果、最新の研究事情まで、天体物理学最大の発見がたどった数奇な歴史を描き出す。
最高の音で楽しむために!
エネルギー、交通に、百年に一度の巨大マーケットが生まれる。
病気はどこにでも存在する。どんな生き物でも病気になるし、それから逃れられる生き物はいない。一方人間は病気をもたらすウイルスや細菌を撲滅しようと努めてきた。しかしちょっと待ってほしい。病気は重力と同じように、うまく共存できるようになる「力」だとしたらどうだろうか。本書では、進化生物学の視点から、ダーウィン医学の紹介に始まり、感染症と薬剤耐性、メスがオスを選ぶ条件、衝撃的な宿主の操作まで、機知に富んだ語り口で新たな寄生体像を議論する。
機械や薬に頼らない、対話の医療。
「馬を買いに来た。サラブレッドだ」北海道の新冠で小さな牧場を営む笹田伸人の許を、北海道を統括するロシア弁務官アレクセイ・イリッチが訪れた。小規模な牧場には珍しく、大活躍が期待される一歳馬だ。笹田は弁務官の高圧的な態度に拒絶反応を示すが、権力には勝てず、馬は買い取られていった。二十二世紀初頭、ロシアはその強大な軍事力により、経済力のみの日本に勝利し、支配下に置いていた。世界の競馬産業は衰退していたが、日本ではロシア侵攻中も馬産が続けられ、競馬人気は盛ん。しかし、「腹脳」という人口頭脳の業界団体である「腹推会」が、人間のサイボーグ化への足がかりとして、サラブレッドのサイボーグ化を競馬界に働きかけ、これが承認されてしまった。生身の馬体で行われる最後のダービーに向けて、男たちは、それぞれの戦いを始める。ポグロムーロシア語で、虐殺、破壊ーと名付けられたイリッチ弁務官の馬は、いかなる活躍を示すか!?第10回日本SF新人賞受賞作。
全国から視察が絶えない「福祉マンション」はいかにして生まれたのか?神奈川県藤沢市の「ぐるーぷ藤一番館」が画期的なのは、市民たちが出資してつくったこと、老人ホームから精神障害者のグループホームや幼児園まで同居していること。介護の常識、福祉の限界を打ち破る試みを徹底取材。
崩れた建物。折れた標識。割れた路面。壊れた車両…。久々に姉ネリンのもとを訪れたナレアは、街の変貌ぶりにただ驚くしかなかった。トリスタン市内で発生した、巨大人型兵器による無差別破壊事件ー。ネリンの身を案じるナレアだが、姉がレイオットの担当監督官である限り、平穏から遠い日常を送ることも理解していたはずだった。そのころフィリシス、レイオットら少数の優れた戦術魔法士に、国から極秘の仕事依頼がくる。世界の命運が掛かった『戦争』だという。助手として常に同行してきたカペルテータに、レイオットは「お前は残れ」と決断を下すがー。シリーズ最高潮のラストエピソード前編。
ヒップホップ・トリオ、CLIFF EDGEのメジャー2ndアルバム。叶わなかった恋を男女の視点から描いたRSPとのコラボ曲や両親への感謝を綴ったナンバー、パーティ・チューンなど熱くハートフルなメッセージが満載だ。
個人の力を最大限に引き出し、組織に飲み込まれない「組織内自立」を確立する26のワークシート。
日本を代表するショコラティエ、「テオブロマ」土屋公二が、フランス、ベルギー、日本を巡ったショコラの旅。旅先で見えてきた、ショコラティエたちのショコラにかける熱い思いと人柄に触れた22の物語。
経済はデフレ、政権は交代、進歩、近代、合理主義といった価値観が揺らいだ現代日本。いま私たちはどのようなライフスタイルを選択すべきだろうか?キーワードは「三低」である。「三低」という視点から、これからの都市、建築、住宅、そして社会のあるべき姿を考える。
「5分時間をもらえませんか?」から永遠のお客様をつくる方法。営業しないで紹介してもらう/断られた時こそ、勝ちだと思え/駆け引きは一切しない/話す力を磨く方法…小宮流「ツカミとオチを磨く61の技術」。