世界史的ターニングポイントに直面した1991年、日本文学には何が起きていたかー’80年代を席捲したポストモダンブームの後、終焉論も果てた地点から現代文学の位相をさぐる最新文芸評論集。
企画はセンスで決まる。だがそのセンスをどう磨くか?企画の基本を身につけ、創造性をアップさせるワークブックで企画のウデがみるみる上がる30日プログラム。
敬虔なクリスチャンである著者が、神の精霊の導きのもとに、ヨハネ黙示録に隠された秘密を解明する知恵を与えられ、ここにこれを公に、発表した。
「親子三代で同棲するイソギンチャク」「三種類の鳴き声をもつコオロギ」-陸、海、空に棲む動物たちには、微笑ましくもしたたかな生の営みが隠されている。本書は、不可思議な動物パフォーマンスを徹底観察した短編物語である。弱肉強食の世界でどのような調和と共生の本能が働いているのか。知れば知るほど、人と動物どちらが賢いか?と首をかしげてしまう。環境保護の願いをこめた動物エコロジーの入門書。好評既刊『自然界83の謎』の続編。
裕次郎が死んだ。かつて湘南の真夏の海を蹂躪したおれたちにも人生の黄昏が迫る。男の哀愁を鮮烈に謳いあげた書下ろし。
本書は、統合ソフトウェア『Lotus1-2-3』について、一人でも多くの人にマスターしていただけるように、具体的な操作方法を中心に解説をしています。実際の操作をしながら各機能を理解できるように構成しました。
本書は、高齢化社会を見据え、家庭やホーム、各市町村で行っている“老後”の新しい試みを、実際に役立つ情報として利用できる待望の書。
かつて映画女優であった青柳峰子の18歳になる娘、由利が突然失踪した。峰子の依頼をうけた私立探偵真木の孤独な追跡が始まる。由利の行方は判明するが、それを発端に事件は連続殺人へと発展していく。『暗い落日』『公園には誰もいない』に続く、ハードボイルド長編傑作“私立探偵・真木シリーズ”第3弾。
ケープコッド沖の島を舞台に、家族と死、幼い恋、移りゆく心象を潮風のような文体で瑞々しく描いた秀作。
異端の経済学「レーガノミックス」のもとで、消費に溺れた80年代アメリカのために、この国の国民貯蓄率は大幅に下落した。本書は日本が同じ道を歩まないための処方箋でもある。不況の病根を鮮やかにマクロ分析した生きた経済学テキスト。
過去20年間の経営を支配してきた成長志向に別れを告げ企業社会を監査する独占的権利を守るのか?それとも、監査業務を放逐して自由競争市場で経営コンサルタント業務を営みたいのか?
電子工学・電子産業という言葉を日本で初めて使ったTVアンテナ発明者。湯川秀樹、江崎玲於奈、西沢潤一らを表舞台に登場させた名伯楽。説得力、交渉力に富んだ名組織者。八木秀次の波瀾の生涯を軸に草創期日本エレクトロニクスの歩みを辿る書き下ろし力作。
滑空するムササビ、跳躍するノミ、ホヴァリングするハチドリ、空を飛ぶイカ…。動物たちはそれぞれ独自の方法で運動する。人間から単細胞生物まで、さまざまな動物の多彩な動きを力学と工学の視点から詳細に分析、豊富な図版を使ってやさしく解き明かす。