2020年代、地球からの自由を求めて勃発した第一次惑星動乱を、航空宇宙軍は圧倒的な力で鎮圧した。それから11年後、射手座方向から太陽系にむかって急接近してくる物体があった。射手座重力波源と呼ばれるこの飛行物を観測するため、航空宇宙軍は人類初の外宇宙観測艦ユリシーズを探査に向かわせるが…乗員たちが見たのは、汎銀河連合により滅亡の道をたどる人類の姿だった。航空宇宙軍史最大のクライマックスが始まる。
謎の重力波源は、回転するブラックホールの多重複合体と判明。だが、観測を続行するユリシーズは、重力波源との衝突の危機に陥る。それを救ったのは、作業体Kと呼ばれるサイボーグだった。未来におけるユリシーズの遭難を見たKは、過去に干渉して艦を救おうとする。やがてKはブラックホールに落ち、未来へと転生するが…。
浮かびあがる民主的改革の道!過剰生産、金融危機、日米経済摩擦-戦後最大の90年代不況に新しいアプローチでメスを入れ、その構造的原因を摘出。政府の産業構造政策を歴史的に問い、日本資本主義の特異な拡大パターン、対米従属の異常な体質を明らかにする。恐慌論の創造的展開、「金融資本」概念のとらえ直しなど、意欲的な理論探求の成果をも示す。
ますます混迷する自動車界。新しい時代のクルマとは何か。その解答は本書の中にある。
ハイパーテクストーこの新しいテクノロジーとフーコー、デリダなどの現代批評理論との関連、そして教育の現場からの具体的な提言を盛り込みながら、活字=書物という「メディア」とテクノロジーの関係性を鮮やかに交差させる新テクスト文化論。待望の邦訳。
本書は、広告会社が日常取り扱っているさまざまなテーマの企画書を収録。それは、広告主がそのままそっくり採用したくなるような鮮度のよい、時代認識をきちんと押さえた企画書ばかり。どこに着目し、どのような手を打って企画を成功させればよいのか、プロのマーケターの素晴らしい勘所が惜しみなく披露されている。
時間とは何か?時間はどこから生まれたのか?宇宙の年齢は何歳か?ブラックホールは存在するのか?タイムトラベルの可能性は?時間が消滅したら宇宙も終わるのか?時間の観念と意識はどういう関係にあるのか?これらの謎に対し、博覧強記の宇宙物理学者ポール・デイヴィスが、宇宙論、哲学、物理学、人類学、心理学、生理学、認知科学、量子力学、カオス理論等の最新成果を総動員して解明を試みる。一般向けにわかりやすく書き下ろした、待望の時間論。
世の中の仕組み自体を軽々と変えてしまう本物の創業人-パソナの南部靖之氏やグロービスの堀義人氏らとの交流を通し、稀代の名コンセプターが提唱するハンドメイド・カンパニーの哲学。大組織で管理されるより、小集団でも自分の世界を創る方法を教える。自己や会社までをも商品とする時代を提示。会社がダメになっても自分だけは生き残れる!不透明な現代を読み解く「ビジュアルノート」も満載。
「あなたと私は前世で恋人同士だった」僕を戦慄させた奇妙な一言!記憶喪失の青年と刑事が時を超えて絡み合う連続爆破事件の行末は…。
ナチス・ドイツの占領軍に対し、フランス国民はいかに闘ったか。レジスタンス最後の証人元フランス大使が、第二次大戦後に喧伝されたドゴール神話・共産党神話を排し、遂に明らかにする知られざる真実の歴史。
九七年六月、インド・カシミール地方で激烈な謎の熱病が発生した。不審を抱いた国際情報機関の朝倉研吾は独自調査を開始したが、同時に日本、中国、インドネシアなど、アジア各地でも怪事件が続発。やがて諸事件の背後に全世界を揺るがす恐怖の陰謀“福音プロジェクト2”が浮上したとき、ついに魔手が朝倉を襲った…。はたしてその恐るべき計画とは?そして首謀者は誰なのか?壮大無比の構想と卓抜の筆力で人類史上最大の謀略を描くグローバル・サスペンス!超大型新人の誕生。
米国の著名な雑誌のコラムから新しい時代の人間関係を探りながら…現代英語に強くなる本。
いまや地球の支配者となった人間。その人間の歴史をふりかえり、人と地球の未来を考える。
本書の目的は、すべての読者がワードのおいしい部分を短時間に、簡単に習得できるようにする。これまでワープロを一度も使ったことのない人はもちろん、何らかのワープロを使っていた人も、経験を活かしながら、すんなりとワードに移行できるように努めた。